正直、見習わなければと思った!「日本の畳」にこだわった畳店の挑戦
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こんなネットニュースを見かけました。
「日本の畳」だけで勝負し、なんと売上を倍にしたある畳店の話です。
正直、畳店を営む自分としても、見習わなければと感じる内容でした。
価格で選ばれる時代から、「本当に良いもの」が選ばれる時代へ。
日本の畳、そして国産畳の価値を、改めて見つめ直すきっかけになる記事です。
この記事のポイント
ある畳店が中国産から国産畳100%に切り替え売上を倍増
「神は細部に宿る」精神に、職人として共感
畳の価値が見直されつつある今、必要なのは伝える力
私たち畳店がこれから大切にすべき姿勢とは
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■私が見習いたいと思った理由-日本の畳と国産畳にこだわる畳店の挑戦に学ぶ
畳職人として日々仕事をしている自分でも、これは正直すごいと感じました。ある畳店の挑戦を知って、「こういう姿勢を見習わなければ」と思ったのは久しぶりです。
というのも、そのお店はあえて安い中国産をやめて、あらためて国産の畳だけで勝負するようになったという話だったからです。
しかもその判断が、しっかりと結果につながっていて、売上が以前の倍近くになっているというから驚きました。
畳業界は全体的に見ると厳しい時代が続いています。実際に、材料費の高騰や職人不足など、現場の課題は山積みです。
その中で、今まで頼っていた安価な輸入畳を切って国産一本で進めるというのは、なかなかできることではありません。正直、自分だったら不安のほうが先に立ってしまいそうです。
・国産畳に切り替えて売上アップ
ある畳店の話では、数年前までは7~8割が中国産の畳だったとのことです。コスト面を考えれば当然の流れともいえる状況です。
ですが、時代が変わる中で「本当に良い畳を届けたい」という思いを強め、ついに全量を国産畳に切り替えたそうです。円安の影響もあり、価格差が縮まったタイミングでもあったようですね。
その結果、利益率が改善されただけでなく、お客様の満足度も上がり、しっかりと信頼を積み上げることができているとのことでした。
やはり国産畳の持つ「質感」や「香り」、「耐久性」は、実際に触れると全然違います。それをしっかり伝えれば、ちゃんと選ばれるのだと感じさせられました。
・心を打たれた「神は細部に宿る」という姿勢
この話の中で、いちばん印象に残っているのが、創業者の教えである「神は細部に宿る」という言葉です。
畳の裏側にまで気を配るという姿勢は、まさに職人の真髄。表から見えない部分にも一切手を抜かない。そんな誠実な仕事ぶりが、今の評価につながっているのだと思います。
畳はお客様の家に納めるもの。だからこそ、裏側まで見られることもありますし、そこで手を抜けばすぐにわかってしまいます。
そういったところにも魂を込めるという意識は、これからの畳店にも求められる大切な姿勢になるのではないでしょうか。
・共感と焦りと、少しの悔しさも
正直、同じ畳店を営んでいる立場としては、ただ「すごい」と感じるだけでなく、少し焦りも感じました。
やるべきことは見えているのに、そこに踏み切れていない自分もいるからです。ただ、それと同時に「やっぱり畳の価値は伝わるんだ」という希望ももらえました。
この取り組みをきっかけに、自分の店でも「国産畳の良さ」をしっかり伝えていけるよう、動いていきたいと思っています。迷っていた部分に、少し背中を押してもらった気がします。
次の章では、「どうして今、日本の畳なのか?」という背景を、今の時代の流れとともに掘り下げていきます。お時間があれば、ぜひ読み進めてみてください。
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■どうして今『日本の畳』?国産畳にこだわる畳店が選ばれる時代背景
今は「安いから選ばれる」よりも、「ちゃんと良いから選ばれる」時代になってきています。
だからこそ、日本の畳や国産畳にこだわっている畳店が、注目されるようになってきたのだと思います。
以前なら、とにかくコスト重視で「安くできませんか?」という声が多かった印象です。
でも最近は、お客様の中でも「どうせなら良いものを長く使いたい」という考えの方が増えてきたように感じます。畳の価値が、少しずつ見直されてきているようにも思いますね。
・畳が持つ“見えない力”に気づく人が増えている
日本の畳って、ただ床に敷くだけのものではありません。
いぐさの持つ力は意外とすごくて、湿気を吸ったり吐いたりしてくれる調湿性があったり、空気をきれいにしてくれる消臭効果や抗菌効果もあるんです。それに、天然素材ならではの香りもリラックスにつながります。
こういった部分は、パッと見ではわかりにくいですが、使ってみるとじわじわと良さを実感できるものです。
実際に、施工後に「空気が変わった気がする」「香りが落ち着く」と言ってくださる方もいらっしゃいました。これって、ただの床材にはない魅力ですよね。
・価格だけで決められてしまうことへのジレンマ
とはいえ、畳店をやっていると「値段でしか見てもらえない」という場面に出くわすこともあります。正直、これは悩みどころです。
やっぱり安い方を選びたいという気持ちは分かるし、予算もあるでしょう。でも、10年20年と使うものなのに、目先の価格だけで決めてしまっていいのかなと考えてしまうんです。
国産畳の方が高いのは事実ですが、それに見合っただけの価値はしっかりあると思っています。その価値をどう伝えるかが、畳店の腕の見せどころなのかもしれません。そこを丁寧に話すことで、お客様に納得していただけることも増えてきました。
・実際に選ばれる理由が変わってきた
今の時代は、単に「安ければいい」という時代ではなくなってきていると思います。
たとえば、リフォームや新築の相談に来た方が「できるだけ自然な素材で」と言ってくださることがあったり、「子どもが小さいから安心できる素材がいい」といった声も増えています。
そういう中で、日本の畳、特に国産畳が求められてきていると感じています。
お客様から「ちゃんと国産で作ってくれるんですね」と言われたときには、本当にうれしかったですし、自信にもつながりました。そういう方々に、これからもちゃんと応えていけるようにしたいと思います。
この記事を読んでいる方の中にも、価格と価値のバランスで悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
そんなときこそ、一度立ち止まって「この畳、10年後も満足してるだろうか?」と考えてみてほしいです。
次の章では、これからの畳店がどう進むべきか、自分なりに考えていることをお伝えします。
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■これからの畳店が取るべき道とは-日本の畳と国産畳で信頼を築く未来戦略
これからの畳店は、「日本の畳」や「国産畳」にこだわる姿勢こそが、信頼を生む一番の武器になると感じています。
ただ「昔ながらです」「伝統です」と言うだけでは、もうお客様の心には響きにくくなってきているかもしれません。今こそ、畳の良さを“今の言葉”で伝えていく工夫が必要だと思っています。
たとえば、昔ながらの和室が減っている今だからこそ、「リビングの一角に畳を取り入れる」など、新しい暮らし方に合った提案をしていくことも大切です。
昔のままに固執するのではなく、今のライフスタイルに合わせて畳の存在を再定義することが、私たち畳店に求められている役割のひとつではないでしょうか。
・「良いものを、ちゃんと伝える」姿勢が鍵になる
畳職人としてずっと現場にいると、つい技術や伝統の話に偏りがちです。もちろん、それは大事なことですが、それだけでは伝わらない時代にもなってきました。
たとえば、なぜ国産畳が高いのか、いぐさがどこでどう育てられているのか、どんな効果が期待できるのか。
こういったことを、きちんと伝えてあげるだけで、お客様の反応が大きく変わることがあります。実際に、「知らなかった、でも聞けて良かった」と言っていただけた場面も何度かありました。
だからこそ、説明や提案に手を抜かず、価格以上の価値をしっかり伝える努力が、信頼につながるのだと感じています。
・国産畳100%だからこそできる提案がある
国産畳を全面に打ち出すと、価格帯がある程度上がるのは避けられません。ただ、その分だけ商品にも誇りを持てるし、お客様にも納得していただける内容にできます。
また、品質にブレがないので、提案のしやすさも変わってきます。お客様にとっても、「長く使える」「安心して選べる」という理由で国産畳を選んでいただけることが増えました。
価格だけを見ていた方が、「そっちの方がいいですね」と言ってくださる瞬間は、やっぱりうれしいものです。そういう積み重ねが、信頼という形で戻ってくるのだと思います。
・地域密着の畳店だからこそできること
チェーン店やネット販売ではカバーしきれないのが、地域密着型の畳店の良さです。
施工の前に現場を見て、生活スタイルを聞いて、その方に合った素材や仕上がりを提案できるのは、やっぱり顔が見える関係だからこそ。
たとえば、年配のお客様の中には「どんな人が来るか不安だった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、お話を重ねるうちに「頼んで良かった」と言っていただけると、やっぱりやりがいを感じますね。
信頼は、時間と手間をかけてつくるものだと思います。そしてその積み重ねが、次のお客様につながっていく。地域密着型の畳店には、その強みがしっかりあると再確認しています。
これからも「日本の畳」や「国産畳」の価値を信じて、ひとつひとつ丁寧に伝えていきたいです。
この記事が、同じように悩んでいる畳店の方や、お客様にとって何かのヒントになればうれしく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。お役立ていただければ幸いです。
参考ニュース:

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