【現場の知恵】冬のリフォーム、襖や壁紙はどう乾かす? 私達が使う「秘密兵器」と、安全に使うための“コツ”
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冬の寒い日、お部屋を暖かくして過ごしたいものですね。
そんな時期に、心機一転「お部屋の壁紙(クロス)を張り替えよう!」「年末に向けて襖(ふすま)や障子を新しくしよう!」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、この時期のDIYやリフォームには、一つ大きな「落とし穴」があります。 それは、「糊(のり)がなかなか乾かない」ことです。
気温が低いと水分は蒸発しにくく、せっかくキレイに貼った壁紙や襖が、しっかり接着する前に浮いてきたり、シワが寄ったりすることがあります。
ひどい場合には、夜間に冷え込んで糊が凍ってしまい、接着不良を起こしてすべてやり直し…なんていう悲しい事態も。
「じゃあ、寒い時期に作業をしている私達(専門家)はどうしているの?」
実は、私達が作業現場で使っている、ちょっと特別な「秘密兵器」があるんです。
今回は、そんな現場の知恵と、ご家庭でも応用できる「安全に使うためのコツ」について、詳しくお話しします。

【無料パート 目次】
■冬の現場で襖や壁紙を素早く乾かす!私達が使う「秘密兵器」とは?
・冬の現場は「乾かない」との戦い
・私達が頼る「ジェットヒーター」という選択
・具体的な「乾かし方」と「他の使い道」
・実際の現場でのメリット・デメリット
■冬の現場で襖や壁紙を素早く乾かす!私達が使う「秘密兵器」とは?

・冬の現場は「乾かない」との戦い
秋から春にかけて、私達が作業するリフォーム現場や新築の家屋は、まだ暖房が入っていなかったり、寒いことがほとんどです。
特に広いお座敷や、北向きのお部屋、2階などは、窓が閉まっていてもシンシンと冷気が伝わり、外気と変わらないほどの寒さになっていることも珍しくありません。
そんな過酷な環境で壁紙や襖の張り替えを行うと、とにかく糊が乾きません。
壁紙や襖に使う糊は、そのほとんどが水分です。水分が蒸発して初めて、本来の接着力を発揮します。
その蒸発に必要な「適度な温度」と「空気の流れ」の2つが、冬の現場には決定的に欠けているのです。
DIYで挑戦した方が「冬に貼ったら、春になって暖かくなってきたら剥がれてきた」と仰有るのは、この「初期乾燥」がうまくいかず、糊が本来の力を出す前に冬を越してしまった、というケースが非常に多いのです。
・私達が頼る「ジェットヒーター」という選択
そこで私達が持ち込むのが、いわゆるジェットヒーターという業務用の暖房機です。いかにも強そうな名前ですね。
色々タイプは出ていますが、一般でも入手しやすく使える商品を紹介します。
★ナカトミ(NAKATOMI) ストーブ ジェットヒーター スポットヒーター SPH-110Q
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これは単なる家庭用のストーブではなく「ジェットヒーター」や「スポットヒーター」と呼ばれるもので、その名の通り、バーナーで燃焼させた熱を、強力なファンで「温風」として送り出す機械です。
本来は広い工場や倉庫、体育館、イベント会場などを暖めるためのものですが、メーカーも「塗装現場やコンクリート養生などの乾燥用としても活躍」とうたっている通り、まさに「乾かす」ための道具でもあります。
私達は、この強力な温風を利用して、部屋全体の室温を上げ、強制的に乾燥を促進させるのです。
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この「SPH-110Q」というモデルは、私達のような現場仕事で非常に使い勝手がいい一台です。
急速点火ですぐに強力温風:冷え切った現場でも、スイッチを入れれば(灯油が気化するわずかな時間で)すぐに暖かい風が出てきます。
圧倒的なパワー(熱出力10.8kw):レビューでも「20畳の工場がすぐ暖まる」と言われるほど強力です。
現場での移動がラク:タイヤとハンドルが付いているので、車から降ろしたり、部屋から部屋へ移動させたりするのも簡単です。
・具体的な「乾かし方」と「他の使い道」
私達がジェットヒーターを乾燥に使う時、最も大切なのは温風を「直接あてない」ことです。あくまで、部屋全体の温度をじんわりと上げて、その熱気で空間全体の湿度を下げ、自然に乾かしていくイメージです。
もし強力な温風を直接あててしまうと、その部分だけが一気に乾燥してしまい、紙がよれたり、うまく乾かない(=接着不良の)原因になります。
特に壁紙(クロス)の場合は、ジョイント部分(継ぎ目)が急激に乾燥して縮んでしまい、隙間が空いたり(割れたり)、端がめくれてカールするといった、重大な施工不良につながる可能性があります。
ですから、例えば貼り終えた襖は、壁に立てかけて並べ、ヒーター本体は部屋の対角線上など、数メートル以上十分に離した位置に置きます。

そして温風が直接襖に当たらないよう、壁や天井などに向けて、部屋全体の空気をゆっくりと循環させるように使います。壁紙の場合も同様に、壁面に向けて直接風を送ることはせず、部屋の中心から全体を暖めるように角度を調整します(吹出角度は上下17度で調節可能です)。
また、これは本来「暖房器具」ですから、乾燥だけでなく様々な場面で活躍します。
例えば、冬場のガレージでのDIY作業、広い倉庫での作業、地域の集会所や体育館でのイベント、屋外での催し物の休憩所など、「広い空間をパワフルに暖めたい」というニーズには完璧に応えてくれます。
・実際の現場でのメリット・デメリット
もちろん、良いことばかりではありません。この道具の「良い点」と「知っておくべき点」を、文章でご説明します。
最大のメリットは、やはり「圧倒的なパワー」と「速暖性」です。家庭用ストーブとは比べ物にならない熱出力で、広い空間でも急速に温度を上げることができます。
そして、ただ熱いだけでなく「強力な温風」が出るため、部屋全体の空気を循環させて暖めるスピードが抜群に速いです。タイヤ付きで移動が簡単なのも、現場では重宝します。
一方で、知っておくべき点もあります。
まず、パワーがある分、運転音(騒音値67dB)はかなり大きめです。静かな作業環境には向きません。
また、強弱の切り替えができないモデルのため、燃料(灯油)の消費はそれなりに早いです。

本体に高さがないため、高い位置(例えば壁紙の上部など)に風を送りたい場合は、安全な台車などの上に乗せる工夫が必要になるかもしれません。
このように、非常にパワフルで便利な道具ですが、その「パワー」ゆえに、ご家庭で使うには「絶対に知っておかなければならないコツ」があります。
「便利そう!うちでも使ってみたい!」
そう思った方、ちょっと待ってください。
このヒーターは、使い方を間違えると非常に危険な道具に変わります。
有料パートでは、この「秘密兵器」を安全に使うための【絶対厳守のコツ】と、このヒーターが使えない場所(例えばマンションなど)で活躍する【安全な代用品】について、詳しく解説します。
【有料パート 目次】
■冬に襖や壁紙を安全に乾かす「コツ」と、使えない場所の【代用品】
・一番のコツは「〇〇〇〇」!〇〇と〇〇の防止
・【重要】知っておきたい「使ってはいけない場所」
・灯油が使えない時の「代用品」おすすめヒーター
・家庭用ヒーターを乾燥に使う「専用のコツ」
・まとめ:現場と状況に合わせた使い分け
・【現場の知恵】冬のリフォーム、襖や壁紙はどう乾かす? 私達が使う「秘密兵器」と、安全に使うための“コツ”の総括
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