お盆前に急げ!仏壇の下に敷く畳、厚さと縁を間違えると見た目が台無しに?
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お盆が近づくと、仏壇まわりを整えたいという声が増えてきます。
その中でも意外と見落とされがちなのが「仏壇の下に敷く畳」の存在です。
たった1枚の畳で、空間の印象が大きく変わることをご存知でしょうか。
でも、ネットで見つけた畳をそのまま敷いて「なんかちょっと違った…」と後悔する声も少なくありません。
実は、畳の“厚さ”と“縁”の選び方ひとつで、見た目も使い勝手も大きく変わるのです。
この記事では、仏壇の下に敷く畳を選ぶときに失敗しないためのポイントを、畳屋の視点からわかりやすくまとめています。
見た目も気持ちも整えて、気持ちよくお盆を迎える準備を始めてみませんか?
この記事のポイント
この記事のポイント
✅ 仏壇の下に敷く畳は“厚さ”と“縁”選びが見た目を左右する
✅ 畳のサイズは既製品ではなく、仏壇スペースに合わせて正確に測ることが大切
✅ 畳縁は厚みによって見た目や仕上がりが変わるため注意が必要
✅ ネット注文も便利だが、近くの畳屋なら細かい相談や調整ができて安心
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■お盆前に確認! 仏壇の下に敷く畳は“厚さ”と“縁”選びが見た目を左右する

お盆の準備が近づくこの時期、仏壇まわりの見た目を整えたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
中でも「仏壇の下に畳を敷いてみよう」と思っているなら、まず注意してほしいのが“畳の厚み”と“縁の仕様”です。この2つを適当に選んでしまうと、せっかく丁寧に用意したのに、見た目が中途半端になったり、使い勝手が悪くなったりしてしまいます。
・厚すぎる畳がもたらす意外な落とし穴
実は以前、厚めの畳(5cmほど)を仏壇用に頼まれたことがあります。その時、普通の畳縁では巻き付けが足りず、畳床の側面が丸見えに。
縁の長さを延長するか、特殊な仕様で作り直すかの判断が必要になり、結果として納品が数日遅れてしまったことがありました。
もちろんこれは特殊な例かもしれませんが、畳の厚さを少し変えるだけで、縁の収まりが全く違ってきます。とくに仏壇用は見た目の「きちんと感」が大事ですから、思っている以上に影響が大きいのです。
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・万能に近い厚さ、それが「約3cm」
個人的な感覚になりますが、1寸上がり(約3cm)の畳は、仏壇下に使うにはとてもバランスが良いと感じています。この厚みなら、通常の畳縁でもしっかり下まで巻き込めるので、仕上がりが安定しますし、床面との段差も少なくて安心です。
反対に、薄すぎる畳だと「畳を敷いている」感覚が弱くなってしまい、せっかくの仏壇の荘厳な印象も軽くなってしまうことがあります。厚すぎると見栄えが悪く、薄すぎても存在感が足りない。だからこそ中間の厚みがちょうどいいんですね。
・好みと事情によって柔軟に考えるのが大切
もちろん、厚さはこれが正解というものではありません。仏間の高さやフローリングとの兼ね合い、設置する仏壇のサイズなどによってベストな厚さは変わります。「あくまで目安」として3cm前後を基準にしつつ、気になる場合は実際に畳屋に相談してみるのが安心です。
ちなみに、わたし自身も昔、自宅の仏壇用に厚さを自己判断で選んで失敗したことがあります。畳縁の色味と位置がズレて、左右で非対称になってしまい、どうしても納得できずに作り直しました。今となっては笑い話ですが、当時は本当にショックでした…。
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・見た目と気持ち、どちらも大切にしたい場面だからこそ
お盆は、故人やご先祖を迎える大切な時間です。仏壇まわりに敷く畳は、空間の見栄えだけでなく、自分自身の心の準備にもつながります。厚さと縁の選び方を間違えないことで、きちんとした空気感と、丁寧に整えたという安心感が生まれるのではないでしょうか。
この章で紹介したような厚みや縁の選び方は、あくまで畳屋としての経験からくる提案です。
迷ったときは、近所の畳屋に実際に相談してみるのもひとつの方法です。サイズ感や縁の種類を直接確認しながら決められるので、満足のいく仕上がりになる可能性がぐっと高まりますよ。
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■見た目も機能も変わる! お盆に向けて仏壇の下に敷く畳を選ぶ意味とは

畳を敷くことは、単に見た目の雰囲気を整えるだけでなく、機能的な面でもさまざまなメリットがあります。
とくにお盆のような節目の時期には、仏壇まわりにちょっとした「格」を加えるだけで、空間の印象がぐっと引き締まります。
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・畳を敷くと仏壇スペースに“特別感”が生まれる
仏壇をフローリングや板張りの床に直置きしていると、どうしても周囲との一体感が薄れがちです。
そこに畳を一枚敷くだけで、まるでその場所が“仏壇専用の空間”として切り取られたような印象になります。目で見てわかる変化ですが、同時に気持ちの切り替えにもつながります。
また、畳の表面に使われる素材には、い草や和紙、ポリプロピレン系などさまざまな種類があります。
それぞれに質感や香りが異なり、置くだけで自然と和の落ち着いた雰囲気が漂います。お盆の時期に訪れる親戚や来客にとっても、きちんと整えられた仏壇まわりは好印象につながるはずです。
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・実用面では、キズ防止やすべり止めの役割も
仏壇は重量があるうえ、引き戸や引き出しの開閉も多いため、直接床に置いていると小さなすりキズがつくことがあります。畳を間に敷くことで、床へのダメージをやわらげるクッションの役割を果たしてくれます。
さらに、畳の素材によっては適度な滑り止め効果も期待できるため、仏壇がズレにくくなるというメリットもあります。特にマンションなどでフローリングがツルツルしている場合には安心材料になるのではないでしょうか。
・畳は“祈りの空間”にふさわしい仕上げのひとつ
仏壇は、家族の思い出や心のよりどころとなる大切な場所です。その下に敷く畳にも、見た目や実用性だけでなく、気持ちを込めた仕上げとしての意味合いがあります。
普段は気づかないけれど、ふと目をやったときに「きちんと整っているな」と感じられるだけで、心の余裕が生まれます。
その意味でも、お盆のような特別な時期は、仏壇まわりの見直しにぴったりのタイミングです。小さなことに見えるかもしれませんが、畳一枚が空間全体の印象を変えるきっかけになります。ぜひ、気持ちよくご先祖様を迎える準備のひとつとして考えてみてください。
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■ネット注文だけじゃ足りない?仏壇下の畳はサイズ測定と厚みが決め手

仏壇の下に敷く畳を選ぶとき、多くの人がまず思い浮かべるのが「ネットで買える置き畳」かもしれません。
たしかに手軽で、すぐに届くという点では便利です。ただし、仏壇用の畳に関しては、見た目と使い心地の両面で“サイズと厚さ”がかなり重要になります。ここを適当に選んでしまうと、せっかくのお盆準備が台無しになることもあります。
・仏壇のある場所の“正確な測定”が第一歩

仏壇を置くスペースは、意外と一律ではありません。一般的には半間(約90cm幅)や一間(約180cm幅)といった基準がありますが、実際には数センチの違いがあることがほとんどです。
幅・奥行・段差などをきちんと測ることで、畳がきれいに収まり、仏壇の見栄えも整います。
実際にあった話ですが、ネットで既製サイズの畳を購入された方から「仏壇の幅に対して畳が少し大きく、縁が押しつぶされて不格好になった」と相談されたことがありました。たった1〜2cmの差で、全体の印象が崩れることもあるのです。
・厚さの違いで使い勝手も変わる

畳の厚さによって、仏壇の高さや安定感も変化します。仏壇の下に畳を敷くことで「ほんの少しだけ高く見えるようにしたい」という希望もありますが、あまりに厚みがあると違和感が出ることもあるので注意が必要です。
一般的には15mm〜30mm程度の厚さで作られることが多く、畳床の種類(スタイロフォーム・インシュレーションボードなど)によっても重さや質感が変わってきます。
中でも「1寸(約3cm)」は、ちょうどいい厚みとして選ばれることが多く、見た目と安定感のバランスが取れた仕上がりになります。
・既製サイズとオーダーメイドの違いを知る
ネットで販売されている畳は、ある程度の規格サイズに合わせた汎用品であることが多く、仏壇スペースにぴったり合うとは限りません。一方、畳屋に依頼する場合は「ミリ単位」で調整できるため、隙間なく美しい仕上がりを目指すことが可能です。
もちろん価格や納期の面ではネットの方が早い場合もありますが、「せっかくの仏壇まわりだからこそ、見た目も妥協したくない」という思いがあるなら、一度オーダーという選択肢も検討してみる価値はあります。
ネットで買える時代だからこそ、“測る・選ぶ・相談する”という工程が大切になってくるのではないでしょうか。畳は一度敷くと長く使うものなので、最初の選び方がのちの満足度に直結します。
■畳縁選びで差が出る! 仏壇に合う畳の“縁の仕様”と選択肢のコツ

仏壇の下に敷く畳は、見た目の整い方がとても大切です。そのなかでも、意外と軽く見られがちな「畳縁(たたみべり)」の選び方が、全体の印象を大きく左右する場面が少なくありません。
とくに畳の厚さに対して縁の寸法が合っていないと、美しく仕上がらないだけでなく、使い始めてから違和感を覚えることもあるでしょう。
・一般的な縁は、厚みが約3cmまでの畳に適しています
一般的な畳縁は、厚さが3cm前後の畳を想定してつくられています。そのため、この厚みであれば、縁がきれいに下まで巻き付けられ、角の部分もすっきりと仕上がります。
仏壇の足元にふさわしい“きちんと感”が自然に出るため、見た目に落ち着きが生まれやすいのも特徴といえるでしょう。
しかし、これよりも厚みがある畳を選んだ場合、通常の縁では丈が足りなくなってしまうことがあります。そうなると畳床の側面がむき出しになり、せっかく丁寧に選んだのに完成度が下がってしまうことも考えられます。
・厚畳の場合は縁の加工や種類に制限が出てくることも
4cmや5cmといった厚さになると、縁の幅を変更したり、巻き方に工夫を加えたりする必要が出てまいります。
そのぶん、対応できる縁の種類が限られてくることもあるため、自由に好みのデザインを選びたい場合は、厚みにも気をつけておいた方が良いかもしれません。
実際に、厚さを優先して選ばれたお客様から「この柄の縁が使えなかった」と残念そうに言われたことがありました。選択肢が少ないことを知らずに注文を進めてしまうと、完成後に後悔されるケースも見受けられます。
・畳一枚の製作費は1万円から2万円前後が目安になります
仏壇の下に敷く畳を1枚だけオーダーする場合、その費用は畳屋によって若干の差がありますが、おおむね1万円から2万円程度の範囲でおさまることが多いように感じられます。
もちろん、使用する素材や縁の仕様、厚みや仕上げ方によって価格は変動いたしますので、事前に相談しておくのがおすすめです。
ただ、仏壇のスペースにぴったり収まり、縁まできれいに仕上がった畳が敷かれていると、それだけで空間の印象がガラリと変わることは少なくありません。
価格だけで判断してしまうよりも、「納まりの美しさ」と「安心感」を重視される方にとっては、十分に納得できる買い物になるのではないでしょうか。
ネット注文でも仏壇用の畳は手に入りますが、既製サイズでは数センチのズレが気になる場合もございます。縁のデザインに制限が出ることもありますので、見た目や仕様にこだわりたい方には、地域の畳屋へご相談いただくことを心よりおすすめいたします。
畳の厚さと縁の仕様が揃えば、仏壇の印象も自然と整います。そうした仕上がりが、ご先祖さまを迎える空間としてふさわしい“佇まい”につながっていくように思われてなりません。
■【まとめ】お盆を迎える前に‐仏壇用の畳は「近くの畳屋」も検討して正解
ここまで仏壇の下に敷く畳について、厚さ・縁・サイズの重要性を紹介してきましたが、最終的に「どこで買うのが良いか」という判断も悩みの種になるかもしれません。
近年はネットで手軽に注文できる時代になりましたが、仏壇用の畳に限って言えば、地域の畳屋に頼むことがいちばん安心で確実な選択になると感じています。
・ネット注文は手軽だけど「仕上がりの細部」に弱い
ネットショップでは、仏壇用の畳として指定サイズを入力して購入できるサービスもあります。
たしかに手軽で、価格も比較的安く見えることが多いです。しかし、細かい角の処理や縁の位置調整、素材感の確認など、見た目や質感にこだわりたい場合は、やや物足りなく感じるかもしれません。
実際、「思っていた色と違った」「畳縁の柄が仏壇と合わなかった」といった声を耳にすることもあります。特に仏壇まわりは人目につく場でもあるため、少しの違和感が気になるものです。
・畳屋なら相談しながら仕上げ方を決められる
近所の畳屋に相談すれば、まず現場の寸法に応じてぴったりのサイズで製作できます。それに加えて、「厚さはこれくらいがバランスが良い」「この縁なら仏壇と相性がいい」など、経験に基づいた提案ももらえることが多いのです。
さらに、素材の見本や実際の縁を手にとって確認できる機会もあり、完成イメージをより正確に共有しながら進めることができます。
そのやりとりが結果として納得の仕上がりを生み出し、長く使うものとしても安心につながっていくのではないでしょうか。
・畳は“暮らしの背景”をつくるもの
畳は床材であると同時に、その空間の“背景”を形づくる存在でもあります。
仏壇の下に敷いた畳が美しく納まっているだけで、部屋全体に落ち着きと敬意のような空気が生まれます。それは、毎日の暮らしのなかで意識せずとも心に響くものです。
お盆という節目の前に、その場所を見直すことは、単に部屋を整える以上の意味があるように思えてなりません。たった一枚の畳かもしれませんが、その一枚が空間の印象も気持ちも大きく変えてくれることがあります。
・“仕上げ”にこだわることが、ご先祖様への感謝の表れに
仏壇は、家族や先祖を敬う気持ちがあらわれる大切な場所です。その下に敷く畳を丁寧に選ぶという行為自体が、心を込めた供養の一部になるのではないでしょうか。
サイズが合って、厚さも縁もしっかり整っている―それだけで、どこか気持ちもすっと落ち着いてくるものです。
お盆の準備に合わせて、仏壇まわりの畳を一度見直してみる。それはとても静かで、けれど確かな“整え直し”になるはずです。
気になることがあれば、ぜひ近くの畳屋にもご相談なさってみてください。丁寧な対応と確かな仕上がりがきっと待っています。
★お盆前に急げ!仏壇の下に敷く畳、厚さと縁を間違えると見た目が台無しに?の総括
✅ 仏壇の下に敷く畳は“厚さ”と“縁”の選び方が重要
✅ お盆前の準備として畳を見直す人が増えている
✅ 畳の厚さは約3cm(1寸上がり)がバランスがよい
✅ 厚すぎると畳縁が足りず、見た目が崩れることもある
✅ 仏壇まわりに畳を敷くと空間に“特別感”が出る
✅ 床へのキズ防止やすべり止め効果も期待できる
✅ サイズは“半間”や“一間”など事前に正確に測るのが基本
✅ ほんの数cmのズレで印象が大きく変わる
✅ 畳縁の種類は厚みによって選択肢が制限される
✅ 規格外の厚畳には特殊な縁加工が必要な場合もある
✅ 畳1枚の価格相場は1〜2万円程度が目安
✅ ピッタリサイズで仕上げれば価格以上の満足感が得られる
✅ ネット注文は便利だが、仕上がりに不安が残ることも
✅ 地元の畳屋なら素材や縁も確認しながら相談できる
✅ 一枚の畳で仏壇の印象が整い、心も落ち着く空間になる

【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている
前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者8000人の襖系Youtuber
youtube.com/@tatami777
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く52歳
【前田畳店の紹介】
盛岡で創業60年の信頼と実績!
たたみ、ふすま、しょうじ、カベ紙、アミ戸の張替えリフォームは
畳製作技能士一級・畳訓練指導員、壁装技能士1級、2級在籍の
前田畳店・インテリアマエダ
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