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【プロ直伝】戸襖張替が劇的にラクになる!新型0.4mmパテベラレビュー&仕上がりが変わる「お尻削り」の裏技


※記事にはAmazonアソシエイトの広告が含まれます


こんにちは、岩手盛岡の前田畳店です。

早速ですが、

本襖(ほんぶすま)には必要ないのですが、戸襖(とぶすま)の張り替え作業に欠かせないのが「パテベラ」。

襖紙をカットするときに大活躍する相棒です。

実は、これまで長年愛用していたパテベラがあったのですが、不注意で先が少し曲がってしまいまして……。


動画でも使っているパテベラ。



先が曲がってしまった。




ヘラ先が曲がってしまうと、綺麗なカットラインが出せなくなるため、これを機に新調することに決めました。

「パテベラっていろいろ種類があって、どれを使えばいいか分からない!」

そんなDIY初心者の方や、道具にこだわりたい方に向けて、今回は僕が新しく買い替えた「0.4mmパテベラ」のレビューと、作業効率が爆上がりするプロの裏技「お尻(角)を削るカスタマイズ」を詳しく解説します!





なぜ「0.4mm」?私がこの厚みを選ぶ理由

一般的に、壁紙(クロス)を貼る内装屋さんなどがよく使うのは0.6mm厚のパテベラです。


しかし、戸襖の張り替えにおいては、0.6mmだと枠と襖のほんのわずかな隙間に刃先が入りづらい瞬間があります。


ベニヤと枠(桟)のすきまに0.6mmはすこしだけ厚い。



そこで、コンマ2ミリ薄い「0.4mm」の出番です。この厚みには、作業効率を劇的に変える2つの大きなメリットがあります。


  • 絶妙な「しなり」でキワに吸い付く:

    1. 地ベラのような硬いヘラとは違い、適度なコシとしなりがあるため、枠のキワに吸い付くようにスッと入り込みます。

  • 1本で何役もこなす万能性:

    1. 広い面の下地調整から、隙間のカットまでこれ1本でカバーできるため、道具を持ち替える手間が省けます。


パテベラを選ぶ際は、手の中でくるくるとひっくり返しながら使うため、持ち手がクイッと曲がった特殊な形状のものは避け、まっすぐでシンプルな木柄のものを選びましょう。

長さも長すぎず短すぎない、自分の手に一番馴染むサイズ(8寸など)がベストです。


【プロの裏技】なぜパテベラの「お尻」を削るのか?

ここで、知る人ぞ知るプロのカスタマイズ。僕はパテベラの角(お尻の尖っている部分)をあえて少し削って丸くしています。

パテベラを横にスライドさせて襖紙を切る際、角が尖ったままだと、下地のちょっとした凹凸に引っかかって大事な襖紙を破いてしまうリスクがあります。

あらかじめこの角を落としておくことで、引っかかりを綺麗に防ぎ、驚くほど滑らかに刃を滑らせることができるようになるのです。


実践!お尻の削り方ステップ

削ると言っても、難しい作業は一切ありません。100円ショップで売っている「ダイヤモンドシャープナー」を使えば、ものの数分で完成します。



  1. 角の落とし方:

    1. 直角にスパッと切り落とすのではなく、お尻の角が「なだらかな丸み(アール)」を帯びるようにイメージします。

  2. 削り作業:

    1. ダイヤモンドシャープナーをあて、シャカシャカと角度を変えながら丸く削り落としていきます。

  3. 仕上げ:

    1. 指で触ってみて、引っかかりがなく、つるんと丸くなっていれば完成です。



この程度丸く削ればok。あとはお好みで。


パテベラを滑らせる!実践的な使い方のコツ

カットする際は、細かく「クイッ、クイッ」と刃先を細切れに動かすのではなく、パテベラをあてがったら横へ「スーッ」と一気にスライドさせることが美しく仕上げるコツです。


右効きの場合は左から右方向に、パテベラとカッターを外さずに滑らすようにカット。
時短とともに、紙の切り口に段差がつきません。



「文字だけじゃ手の動かし方が分かりにくい!」という方は、僕のYouTubeチャンネルで実際にパテベラを使ってカットしている手元の動画を何度もアップしています。

ぜひ動画でプロの滑らかな動きをチェックして、イメージを掴んでみてくださいね!


今回新調した相棒:ヤヨイ化学「レベリングパテベラ」

今回、スタッフと共有で使っていたヘラが傷んで先がボロボロになってきたので、新しくこちらのプロ用パテベラを新調しました!


ヤヨイ施工工具カタログ no12 より


  • 商品名: ヤヨイ化学「レベリングパテベラ」

  • 特徴: 耐摩耗性に優れたスーパーハードステンレス鋼を使用。特殊研磨加工により、パテ離れが良く、使用後のお手入れも非常に簡単です。

  • サイズ: 8寸(約24cm)

  • 参考価格: 3,580円(希望小売価格)


僕は内装資材の専門店で購入しました。

「絶対にこれじゃなきゃダメ!」というわけではないので、これに似たスペック(0.4mm厚・ステンレス製)のものを探してみるのもおすすめです。


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⚠️ 使用上の注意
この「お尻削りカスタム」は、
あくまで「襖の張り替え」や「網戸の張り替え」に使う専用ヘラとして施してください。
本来の「パテを平らに塗る作業」にも併用したい場合、お尻を削ってしまうとパテが綺麗に均せなくなってしまいます。必ず用途を分けて使いましょう!



まとめ

0.4mmのパテベラは、戸襖の張り替えにおいて最強の味方です。さらに、シャープナーで「お尻を少し丸く削る」というプロの一手間を加えるだけで、劇的に作業がスムーズになります。

ぜひ、あなただけの使いやすい「相棒」に仕立て上げてみてくださいね!


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前田畳店 前田まさとし





【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者10000人の襖系Youtuber
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く53歳
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