ふすま張替えの日曜の朝。地方の職人が「細く長く」YouTubeを続けるためのリアルな思考法
おはようございます、岩手盛岡の前田畳店です。
日々、現場で作業服を汚しながら仕事をしている私が、なぜYouTubeを始め、そして今日までコツコツと動画を投稿し続けているのか。
「地方の小さな職人店がYouTubeなんてやって意味があるの?」
「SNSはインスタやTikTokをやればいいんじゃないの?」
そんな疑問を持っている同業者の方や、地方で事業を営んでいる事業者様に向けて、私が現場で汗を流しながら実感してきた
「YouTube運用のリアル」をお話ししようと思います。
前半のパートでは、私の日常の一コマや高校時代のふとした思い出から、発信を続ける中での思考の原点について。
そして後半のパートでは、広告収益や集客効果のぶっちゃけ話、顔出しの重要性、挫折せずに「細く長く」継続するための実践的な事を執筆します。
地方で泥臭く生き残るための発信ヒントとして、少しでもお役に立てば幸いです。
ふすま張替えの朝と、思い出の福田パン
2026.7.26 日曜日。

今朝は朝6時半過ぎには作業場(ふすまハウス)に出勤いたしました。
昨日、YouTube動画の撮影用に貼り替えたふすまの様子とその続きの襖の張り替えです。
見たところ、茶チリ紙(下地紙)に少しシワが入っていました。

湿度のメーターを確認すると80%で、梅雨時期特有の湿気が影響していたようです。

エアコンの冷房を入れて湿度を調整しつつ、今日はその続きの作業を進めていく予定です。

作業前の腹ごしらえとして食べた朝食は、盛岡のソウルフードでもある「福田パン」と一杯のコーヒーと贅沢。

パンをかじりながらふと、高校時代の同級生である「S君」のことを思い出しました。
S君は非常に優秀で、学校でも常にトップクラスの成績を収めているような生徒でした。
そんな彼でしたが、お昼休みになるといつも地元の福田パンを1つだけ、黙々と食べていたのです。
「何か深い事情があるのかな……」
当時の私は余計な口を挟むこともできず、ただそっと様子を見守るだけでした。その後、彼は見事に誰もが知る難関大学へと進学していきました。
今どこで何をしているのかは分かりませんが、ふと福田パンを口にすると、「彼は今も元気でやっているだろうか」と懐かしい気持ちになります。
人は誰しも、表には出さない事情や、地道に積み重ねている裏側の努力があるものです。
私が仕事の合間を縫ってYouTubeを撮影し、編集している姿も、周りから見れば「畳屋が何をやっているんだ」と思われるかもしれません。
実際、撮影に使っている機材といえば、作業場に転がっている数百円で買ったような自撮り棒と、何年も使い古した有線マイクだけでした(最近になってようやく、YouTubeの成果から13,000円ほどの無線マイクを新調できましたが)。

しかし、一見すると地味で泥臭いこの積み重ねこそが、地方の職人が生き残るための強力な武器になると確信しています。

この記事を書いているのは、岩手県盛岡市で畳・ふすま・障子・壁紙などの施工を行っている前田畳店の前田です。
現場の仕事を続けながら、YouTubeではふすまの張替えや畳、障子などに関する動画を投稿しています。
高価な撮影機材や専門の編集スタッフを使わず、スマホを中心に撮影と編集を続けてきました。
この記事では、地方の小さな職人店が実際にYouTubeを運営して分かったことを、できるだけ正直にまとめています。
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