見出し画像

障子貼り替えの新常識!丈夫で長持ちするプラスチック障子『ワーロンシート』のメリットと注意点

※記事には広告が含まれます。


障子は、和室の明るさや雰囲気をやさしく整えてくれる大切な建具です。

ただ、暮らしの中でどうしても気になるのが「破れやすさ」ではないでしょうか。

小さなお子さんが指でつついてしまったり、猫が爪を立ててしまったり、掃除の時にうっかりぶつけてしまったり。


気づいた時には、ポツンと穴が開いている。

そんな経験がある方も多いと思います。

盛岡で畳や襖、障子の張り替えをしている前田畳店でも、

「普通の障子紙だとすぐ破れてしまう」

「猫がいるので、できるだけ丈夫なものにしたい」

「貼り替えの回数を減らしたい」

というご相談をいただくことがあります。


そこで選択肢のひとつになるのが、
プラスチック障子紙とも呼ばれる「ワーロンシート」です。




昔ながらの障子紙の雰囲気を残しながら、破れにくさやお手入れのしやすさを高めた素材で、今の暮らしに合った障子貼り替えとして注目されています。



ただし、丈夫だからといって、どんな障子にも万能に使えるわけではありません。

障子の形や枠の細さ、部屋の環境によっては向き不向きもあります。

今回は、前田畳店で実際に障子張り替えを行う職人の目線から、ワーロンシートのメリットと注意点をまとめてみます。

「障子をきれいにしたいけれど、またすぐ破れるのは困る」

そんな方の参考になればうれしいです。





■障子がすぐ破れる悩みにはプラスチック障子という選択肢がある



・子供やペットがいる家ほど障子の破れは悩みになりやすい

障子紙の破れは、生活していればどうしても起こりやすいものです。

特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、障子の前を走ったり、手をついたり、猫が爪をかけたりすることもあります。

そのたびに貼り替えるとなると、費用だけでなく手間もかかります。

また、穴が開いたままの障子は、部屋全体の印象も少し寂しく見えてしまいます。

和室は本来、落ち着きや明るさを感じる場所です。

しかし、障子が破れているだけで、せっかくの空間がもったいなく感じることもあります。



・昔ながらの障子紙ではなく丈夫さを重視する人が増えている

昔ながらの障子紙には、やわらかい光を通す美しさがあります。

ただ、現代の暮らしでは「見た目の美しさ」だけでなく、「長くきれいに使えること」も大切になってきました。

そこで選ばれやすくなっているのが、プラスチック障子紙です。



ワーロンシートのような素材は、一般的な障子紙に比べて破れにくく、日常のちょっとした衝撃にも強いのが特徴です。

見た目は和室に自然になじみながら、実用性を高められるところが魅力ですね。

「障子は好きだけれど、破れるのがストレス」

そう感じている方には、かなり相性の良い選択肢だと思います。



・前田畳店でも襖張り替えや障子張り替えの相談が増えている


前田畳店では、畳替えだけでなく、襖張り替えや障子張り替えのご相談も承っております。

最近は、昔ながらの和室をそのまま守るというよりも、今の暮らしに合わせて使いやすく整えたいという方が増えているように感じます。

たとえば、

「猫がいるから破れにくい障子にしたい」

「来客前に和室をきれいにしたい」

「年に何度も貼り替えるのは大変」

「掃除しやすい素材にしたい」



こうしたご相談には、普通の障子紙だけでなく、ワーロンシートのような丈夫な素材も候補になります。

もちろん、障子の形状によっては施工が難しい場合もあります。

そのため、実際には障子の状態を見ながら、普通紙がよいのか、ワーロンシートがよいのか、別の素材がよいのかを判断していく形になります。

障子貼り替えも、今は「ただ紙を新しくする」だけではなく、暮らし方に合わせて素材を選ぶ時代になってきたのかもしれません。


もし気になる方がいらっしゃいましたら、参考の動画を更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。



■ワーロンシートとはどんな障子紙なのか




・和紙をPET樹脂で挟んだ破れにくい素材

ワーロンシートは、簡単に言うと「和紙の雰囲気を残しながら、破れにくさを高めた障子用の素材」です。

一般的な障子紙は、指で強く押したり、何かがぶつかったりすると穴が開いてしまうことがあります。


それに対してワーロンシートは、和紙をPET樹脂で挟み込んだ構造になっているため、普通の障子紙よりもかなり丈夫です。

PET樹脂というと少し難しく聞こえるかもしれませんが、イメージとしては、和紙を透明な樹脂で保護しているようなものです。

そのため、和紙だけの障子紙よりも破れにくく、引っかきやちょっとした衝撃にも強くなります。

小さなお子さんがいるご家庭や、猫を飼っているご家庭から相談をいただくことが多いのも、この「破れにくさ」が大きな理由です。

ただし、プラスチック障子だからといって、まったく傷がつかないわけではありません。

強い力で引っかいたり、鋭いものでこすったりすれば、表面に傷がつくことはあります。

それでも、普通の障子紙のようにすぐ穴が開いてしまう心配は少なく、長くきれいに使いやすい素材と言えるでしょう。



・見た目は和室になじみやすく明るさも保ちやすい

ワーロンシートと聞くと、

「プラスチックっぽくて和室に合わないのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

ですが、実際には和紙の風合いを感じられる見た目で、和室にも自然になじみやすい素材です。

障子の良さは、外からの光をやわらかく室内に取り込んでくれるところにあります。

直射日光のような強い光ではなく、ふんわりとした明るさに変えてくれるので、和室全体が落ち着いた雰囲気になります。


ワーロンシートも、その障子らしい明るさを保ちやすいのが魅力です。


普通の紙障子に比べると質感は少し違いますが、見た目の印象としては、和室の雰囲気を大きく壊すものではありません。

むしろ、破れたままの障子を我慢して使うよりも、きれいに張り替えたワーロンシートのほうが、部屋全体が明るく清潔に見えます。

和室の雰囲気を大切にしながら、実用性も高めたい方には、ちょうど良い選択肢だと思います。



・普通の障子紙よりもメンテナンスの手間を減らせる

障子紙の貼り替えは、慣れていない方にとっては意外と手間がかかります。

古い紙をはがして、桟をきれいにして、糊をつけて、新しい紙を貼る。

文章にすると簡単そうですが、実際にやってみると、シワが入ったり、たるんだり、乾いたあとに仕上がりが気になったりするものです。


特に、すぐ破れてしまう環境では、何度も貼り替えることになり、そのたびに時間も費用もかかります。

ワーロンシートは、普通の障子紙よりも破れにくいため、貼り替えの回数を減らしやすいのが大きな利点です。

一度きれいに施工しておけば、日常生活の中で破れを気にする場面が少なくなります。

障子を見るたびに、

「また破れている」

「そろそろ貼り替えなきゃ」

と思うストレスが減るだけでも、暮らしの中ではかなり大きいと思います。

和室をきれいに保ちたいけれど、頻繁なメンテナンスは負担に感じる。

そんな方にとって、ワーロンシートは頼りになる素材です。



■ワーロンシートの大きなメリット




・破れにくく子供や猫のいる家庭でも安心しやすい

ワーロンシートの一番わかりやすいメリットは、やはり破れにくさです。

障子は、見た目はとてもきれいですが、日常生活の中ではどうしても傷みやすい場所でもあります。

お子さんが遊んでいて手をついてしまったり、猫が外を見ようとして爪をかけたり、掃除中に物が当たってしまったり。

普通の障子紙であれば、そうしたちょっとしたことで穴が開くことがあります。


しかし、ワーロンシートなら、そう簡単には破れません。

特に、猫を飼っているご家庭では、障子の下のほうだけボロボロになってしまうケースもあります。

そうなると、部屋の印象も悪くなりますし、貼り替えてもまたすぐに破られるのではないかと不安になります。

その点、ワーロンシートは普通紙よりも強度があるため、安心感があります。

もちろん、絶対に傷まないわけではありませんが、日常的な破れ対策としてはかなり有効です。


「子供がいるから障子はあきらめている」

「猫がいるから紙の障子は無理だと思っていた」

そんな方にこそ、一度検討していただきたい素材です。



・水拭きできるため汚れが気になる部屋にも向いている

ワーロンシートのもうひとつの魅力は、水拭きができることです。

普通の障子紙は、基本的に水に弱い素材です。

汚れがついたからといって濡れた布でこすってしまうと、紙が傷んだり、破れたり、シミになったりすることがあります。

そのため、障子は汚れても簡単には掃除しにくい場所でした。

しかし、ワーロンシートは表面が樹脂で保護されているため、軽い汚れであれば水拭きでお手入れしやすくなります。


たとえば、手あかが気になる場所、台所に近い和室、湿気がこもりやすい部屋などでは、この掃除のしやすさが役に立ちます。

小さなお子さんがいるご家庭では、障子の下のほうに手の跡がつきやすいこともあります。


そうした汚れを軽く拭けるだけでも、きれいな状態を保ちやすくなります。

ただし、強くこすりすぎるのはおすすめしません。

表面を傷めないように、やわらかい布でやさしく拭く程度が安心です。

「破れにくい」だけでなく「掃除しやすい」という点も、ワーロンシートが現代の暮らしに合っている理由のひとつです。



・何度も貼り替える手間を考えると長い目で見て選びやすい

ワーロンシートは、普通の障子紙に比べると費用は高くなります。

前田畳店では、標準的なサイズで税込8,800円を目安にしています。

そのため、最初に金額だけを見ると、

「普通の障子紙より高いな」

と感じる方もいるかもしれません。



ただ、ここで考えていただきたいのは、貼り替えの回数と手間です。

普通の障子紙を何度も貼り替える場合、そのたびに材料代や施工費がかかります。

自分で貼るとしても、古い紙をはがして、掃除して、貼って、乾かす時間が必要です。

さらに、破れた障子を見ながら生活するストレスもあります。

ワーロンシートは、最初の費用はかかりますが、破れにくく長く使いやすい素材です。

何度も貼り替える手間を減らせることを考えると、長い目で見て選びやすい場合があります。

特に、子供やペットがいるご家庭、障子の破れが毎年のように気になるご家庭では、費用以上のメリットを感じやすいと思います。



障子は、ただ部屋を仕切るためのものではありません。

部屋の明るさ、落ち着き、清潔感をつくる大切な存在です。


だからこそ、見た目だけでなく、暮らしの負担を減らせる素材を選ぶことも大切ではないでしょうか。

Amazonで売られている私がおすすめしているものを貼っておきます。気になる方はチェックしてみてください。


【広告】Amazonアソシエイトを使用しています。



■PETホームワーロンとの違いも知っておきたい



・ワーロンシートは水拭きできる実用性重視

プラスチック障子紙とひとことで言っても、実は素材によって特徴が少し違います。

まず、ワーロンシートは「実用性を重視したい方」に向いている素材です。

ワーロンシートは、和紙をPET樹脂で挟んだ構造になっているため、表面が比較的つるっとしています。



そのため、軽い汚れであれば水拭きしやすく、日常のお手入れが楽になります。



たとえば、こんな場所には相性が良いと思います。

・手あかがつきやすい場所
・台所に近い和室
・小さなお子さんが触りやすい障子
・湿気や汚れが気になりやすい部屋
・掃除しやすさを優先したい部屋


普通の障子紙は、水拭きすると紙が傷んだり、シミになったりすることがあります。

その点、ワーロンシートはお手入れのしやすさが大きな強みです。

「障子の雰囲気は残したいけれど、汚れた時に拭ける素材がいい」

そういう方には、ワーロンシートが選びやすいと思います。


ただし、水拭きできるといっても、ゴシゴシ強くこするのは避けたほうが安心です。

やわらかい布で軽く拭くくらいにしておくと、きれいな状態を保ちやすくなります。



・PETホームワーロンは和紙らしい風合いを重視

一方で、PETホームワーロンは「和紙らしい見た目や質感を大切にしたい方」に向いています。

ワーロンシートが和紙を樹脂で挟む構造なのに対して、PETホームワーロンはPET樹脂を和紙で挟んだ構造です。



つまり、表面に和紙の質感が出やすい素材ということになります。

そのため、見た目や光の透け方は、より昔ながらの障子紙に近い印象になります。

和室らしい落ち着きや、紙のやわらかい雰囲気を大事にしたい場合には、PETホームワーロンが合いやすいです。


たとえば、こんな方には向いています。

・和室の雰囲気をできるだけ壊したくない
・自然な紙の質感を大切にしたい
・客間や落ち着いた和室に使いたい
・見た目の上品さを重視したい
・丈夫さと和紙らしさの両方がほしい


ただし、表面が和紙に近い分、水拭きには向きません。

汚れたからといって濡れた布でこすってしまうと、表面が毛羽立ったり、風合いが変わったりする可能性があります。


掃除のしやすさを重視するならワーロンシート。

和紙らしい質感を重視するならPETホームワーロン。



このように考えると、選びやすくなると思います。



・使う部屋や暮らし方によっておすすめが変わる

ワーロンシートとPETホームワーロンは、どちらが絶対に良いというものではありません。

大切なのは、使う部屋や暮らし方に合っているかどうかです。

たとえば、子供部屋に近い和室や、ペットがよく出入りする部屋なら、掃除しやすく破れにくいワーロンシートが向いていることがあります。

一方で、客間や仏間のように、和室らしい雰囲気を大切にしたい場所では、PETホームワーロンのほうがしっくりくる場合もあります。

簡単に分けるなら、次のようなイメージです。


・実用性を重視したい方
ワーロンシート

・水拭きできる素材がいい方
ワーロンシート

・和紙らしい見た目を重視したい方
PETホームワーロン

・落ち着いた和室の雰囲気を守りたい方
PETホームワーロン

・猫や子供対策を考えたい方
障子の状態を見ながらどちらが合うか判断




実際の施工では、素材の特徴だけでなく、障子の枠の状態や桟の細かさも大切になります。

同じ素材でも、障子の形によって仕上がりや向き不向きが変わるからです。

前田畳店でも、まずは障子の状態を確認したうえで、どの素材が合うかを考えるようにしています。

素材だけで決めるのではなく、暮らし方と建具の状態を合わせて考える。

これが、失敗しない障子貼り替えの大事なポイントです。



■丈夫な素材だからこそ注意したいこと



・雪見障子や細い枠には向かない場合がある

ワーロンシートやPETホームワーロンは、普通の障子紙よりも丈夫な素材です。

ただし、丈夫だからこそ注意が必要な場合もあります。

特に気をつけたいのが、雪見障子や枠の細い障子です。

雪見障子は、下の部分が上下に動く構造になっていることが多く、普通の障子とは少し違います。


そこに硬さや反りの力がある素材を貼ると、動きが悪くなったり、反りが出やすくなったりする可能性があります。


また、枠が細い障子の場合も注意が必要です。

ワーロンシートは普通の紙よりも張りがあるため、素材の力に枠が負けてしまうことがあります。

その結果、障子が歪んだように見えたり、きれいに納まりにくくなったりする場合があります。


「丈夫な素材だから、どんな障子にも使える」

と思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。


丈夫な素材ほど、障子本体の強さや形との相性が大切になります。

そのため、施工前には障子の状態を確認することが必要です。

場合によっては、無理にワーロンシートをおすすめせず、普通の障子紙や別の方法を提案することもあります。



・夏場の伸びやたるみが出ることもある

ワーロンシートのようなプラスチック系の素材は、温度や湿度の影響を受けることがあります。

特に夏場は、素材が少し伸びやすくなることがあります。

そのため、季節や部屋の環境によっては、わずかにたるんだように見える場合があります。


これは施工不良というより、素材の性質による部分もあります。

障子紙は、もともと室内の湿度や温度の影響を受けやすいものです。

普通の紙でも、湿気でたるんだり、乾燥でピンと張ったりすることがあります。

ワーロンシートの場合は、紙とは違う伸び方をするため、季節による変化を理解しておくと安心です。

特に、日当たりの強い部屋や、夏場に高温になりやすい場所では注意が必要です。


南向きの部屋、窓際、湿気がこもりやすい部屋などでは、素材の動きが出やすくなる可能性があります。

もちろん、すべての障子で大きなたるみが出るわけではありません。

ただ、普通の障子紙とは違う性質があるということは、事前に知っておいたほうがよいと思います。


・組子が少ない障子はたわみが目立ちやすい

障子には、細かい桟がたくさん入っているものもあれば、大きなマス目でゆったりしたデザインのものもあります。

この桟のことを、組子と呼びます。

ワーロンシートを貼る時に注意したいのが、組子の本数が少ない障子です。

組子が少ない障子は、1つひとつの面が大きくなります。

その分、貼った素材を支える部分が少なくなるため、中心部が少したわんで見えやすくなることがあります。



普通の薄い障子紙であればあまり気にならない場合でも、ワーロンシートのように張りや重みのある素材では、たわみが目立つことがあります。

特に、大きな1枚面のようなデザイン障子や、モダンな和室に多いシンプルな障子では注意が必要です。

見た目をすっきりさせるために組子を少なくしている障子ほど、素材との相性を確認することが大切です。


「破れにくいから貼れば安心」

ではなく、

「この障子の形に合うかどうか」

を見て判断する必要があります。


前田畳店でも、施工できるかどうかは、障子の作りを見ながら判断させていただく形になります。



・猫の爪にも強いが絶対に傷まない素材ではない

ワーロンシートやPETホームワーロンは、猫を飼っている方からも関心を持たれることが多い素材です。

普通の障子紙に比べると、猫の爪で穴が開きにくく、かなり安心感があります。

特に、障子の下のほうを猫が引っかいてしまうご家庭では、普通の紙よりも長持ちしやすいと感じる方も多いと思います。

ただし、ここで大切なのは「絶対に傷まない素材ではない」ということです。



猫が何度も同じ場所を強く引っかいたり、爪を立てて登ろうとしたりすれば、表面に傷がつく可能性はあります。

ワーロンシートなら破れにくいですが、細かい傷や擦れがまったく出ないわけではありません。

PETホームワーロンの場合は、表面が和紙に近いため、強くこすられると毛羽立ちが出ることもあります。

つまり、猫対策としてはかなり有効ですが、完全無傷を保証する素材ではないということです。

この点は、施工前にきちんと理解しておいたほうが安心です。



大事なのは、普通の障子紙よりも破れにくく、日常のストレスを減らしやすいということ。

「絶対に何をしても大丈夫」ではなく、「普通紙よりかなり安心しやすい素材」と考えるのが現実的だと思います。

丈夫さに期待しながらも、素材の限界を知って選ぶ。

それが、ワーロンシートやPETホームワーロンを後悔なく使うための大切な考え方です。



■前田畳店での施工料金と依頼の流れ



・標準サイズは税込8,800円が目安

ワーロンシートやPETホームワーロンの障子張り替えは、普通の障子紙よりも材料費と施工の手間がかかります。

前田畳店では、標準的な大きさの障子で、1枚あたり税込8,800円を目安にしております。

普通の障子紙と比べると、最初は少し高く感じるかもしれません。

ただ、何度も破れて貼り替える手間や、破れた障子を見ながら過ごすストレスを考えると、長い目で見て選びやすい素材でもあります。



特に、子供さんや猫のいるご家庭では、

「貼り替えても、またすぐ破れるかもしれない」

という不安があると思います。

その不安を減らせるだけでも、暮らしの中では大きな安心につながります。

障子は毎日目に入るものです。

だからこそ、きれいな状態が長く続くことには、数字だけでは測れない価値があると感じています。



・中サイズや小サイズは大きさに応じて計算

障子といっても、すべてが同じ大きさではありません。

掃き出し窓のような大きな障子もあれば、腰高窓の小さめの障子、欄間のような細長い障子もあります。

そのため、料金もサイズによって変わります。

前田畳店では、標準サイズを基準にして、中サイズは7割、小サイズは5割を目安に計算しています。

たとえば、大きな障子をそのまま1枚分として考えるのではなく、実際の大きさに合わせてできるだけ分かりやすくご案内する形です。

ただし、特殊な形や、枠の状態が悪い場合、通常より手間がかかる場合もあります。

また、ワーロンシートやPETホームワーロンは、普通紙よりも施工に気を使う素材です。

そのため、正確な金額は障子の状態を確認してからお伝えするのが一番安心です。

「うちの障子だといくらくらいになるのか」

と思った時は、写真を送っていただくと、ある程度の目安をお伝えしやすくなります。




・完全予約制で一晩お預かりする理由

ワーロンシートやPETホームワーロンの施工は、普通の障子紙よりも慎重な作業が必要になります。

そのため、前田畳店では完全予約制で対応しております。

材料の準備も必要ですし、障子の状態によっては、施工できるかどうかを事前に確認する必要があります。

また、基本的には障子を一度お預かりして、工場で施工します。

そして、一晩お預かりして仕上げる形になります。

これは、接着を安定させるためです。

ワーロンシートは専用の両面テープで施工することが多く、PETホームワーロンは糊とボンドを使って施工することがあります。

どちらも、貼ってすぐに動かすより、しっかり落ち着かせたほうが仕上がりが安定しやすくなります。


「できれば今日中に戻してほしい」

というお気持ちはよく分かります。

ただ、長くきれいに使っていただくためには、急ぎすぎないことも大切です。

見えない部分の乾きや定着を待つ時間も、きれいな仕上がりには必要な工程なのです。



・まずは障子の形状や状態を確認してから判断する

ワーロンシートは、とても便利な素材です。

ただし、先ほども触れたように、すべての障子に向いているわけではありません。

雪見障子、細い枠の障子、組子が少ない障子、反りが出やすい建具などは、慎重に判断する必要があります。


無理に施工してしまうと、後からたわみや反りが気になったり、思ったような仕上がりにならなかったりする場合があります。

前田畳店では、丈夫な素材だからといって、何でもおすすめするわけではありません。



普通の障子紙のほうが合う場合もあります。

PETホームワーロンのほうが雰囲気に合う場合もあります。

場合によっては、枠の状態を直してからでないと施工が難しいこともあります。

そのため、まずは障子の写真やサイズ、使っている部屋の状況を教えていただけると助かります。


現物を確認できれば、より確実です。

素材選びは、カタログだけでは決めきれない部分があります。

実際の建具を見て、暮らし方を聞いて、そのうえで合うものを選ぶ。

そこが、職人として大事にしているところです。


LINEでのご相談が便利です。気になる方はご相談ください。


https://lin.ee/iZMItdH




■障子貼り替えは暮らし方に合わせて選ぶ時代へ



・和室をきれいに保つだけでなく使いやすくする発想

昔は、障子が破れたら普通の障子紙で貼り替える。

それが当たり前だったかもしれません。

もちろん、今でも普通の障子紙には良さがあります。

やわらかい光の入り方、紙ならではの質感、昔ながらの和室らしさ。

そうした雰囲気を大切にしたい方には、普通の障子紙も十分に良い選択です。


ただ、今の暮らしでは、和室の使い方も変わってきています。

子供の遊び場になることもあります。

猫が日向ぼっこをする場所になることもあります。

洗濯物を畳む部屋になったり、来客用の部屋になったり、家族みんなが自由に使う場所になっていることもあります。



そう考えると、障子紙も暮らし方に合わせて選んでよいのだと思います。

見た目だけでなく、破れにくさ、掃除のしやすさ、長持ちしやすさも大切です。

和室を守るというより、和室をもっと使いやすくする。

ワーロンシートは、そんな考え方に合った素材だと感じています。



・伝統の雰囲気と現代素材の便利さを両立する

和室というと、どうしても昔ながらの素材を使わなければいけないように感じる方もいるかもしれません。

でも、私はそうは思っていません。

大切なのは、その部屋で暮らす人が気持ちよく使えることです。

昔ながらの和紙には、昔ながらの良さがあります。

一方で、ワーロンシートのような現代素材には、今の暮らしを助けてくれる便利さがあります。

どちらが上という話ではありません。

どちらが、その家に合っているか。

そこを考えることが大切です。

たとえば、格式ある和室や仏間なら、和紙らしい質感を重視したほうが合うかもしれません。


一方で、普段使いの和室やペットのいる部屋なら、破れにくい素材のほうが暮らしやすい場合があります。

伝統を大事にしながら、便利なものは上手に取り入れる。

それくらいの柔らかさが、今の和室にはちょうど良いのではないでしょうか。


・盛岡で襖や障子の張り替えを考えている方へ

前田畳店では、畳替えだけでなく、襖張り替えや障子張り替えも承っております。

和室は、畳だけきれいにしても、襖や障子が傷んでいると、どうしても全体の印象が整いにくいものです。

逆に、障子を張り替えるだけでも、部屋がぱっと明るく見えることがあります。



特に、ワーロンシートのような丈夫な素材は、

「これから長くきれいに使いたい」

「毎年のように破れるのを何とかしたい」

「猫がいるけれど障子のある暮らしをあきらめたくない」

という方に向いています。



ただし、すべての障子に合うわけではありません。

そこは、職人として正直にお伝えしたいところです。

施工できるかどうか、どの素材が良いか、費用はどのくらいか。

気になることがあれば、まずはご相談いただければと思います。

盛岡で和室のメンテナンスを考えている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。


■まとめ


・ワーロンシートは破れにくさと水拭きのしやすさが魅力

ワーロンシートは、普通の障子紙よりも破れにくく、水拭きもしやすい実用的な素材です。

子供さんやペットがいるご家庭、手あかや汚れが気になる部屋、貼り替えの回数を減らしたい方には、検討する価値があると思います。

障子らしい明るさを残しながら、日常の扱いやすさを高められるのが大きな魅力です。


・ただし障子の形状によって向き不向きがある

一方で、ワーロンシートは万能ではありません。

雪見障子や細い枠の障子、組子が少ない障子などは、反りやたわみが出やすい場合があります。

また、夏場の伸びや、猫の爪による細かな傷なども、まったく起きないわけではありません。

丈夫な素材だからこそ、施工前の確認が大切です。

・長くきれいに使いたい方は職人に相談するのが安心

障子貼り替えは、ただ紙を選ぶだけではありません。

部屋の使い方、障子の形、枠の状態、求める雰囲気によって、合う素材は変わります。



普通の障子紙が良い場合もあれば、ワーロンシートが合う場合もあります。

PETホームワーロンのほうが雰囲気に合うこともあります。

長くきれいに使いたい方ほど、素材の特徴を知ったうえで選ぶことが大切です。

前田畳店では、畳、襖、障子の張り替えを通して、暮らしに合った和室づくりのお手伝いをしております。

障子がすぐ破れて困っている方、猫や子供のいたずらに悩んでいる方、和室をもう少し使いやすくしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。




【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者10000人の襖系Youtuber
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く53歳


【前田畳店の紹介】
盛岡で創業60年の信頼と実績!
たたみ、ふすま、しょうじ、カベ紙、アミ戸の張替えリフォームは
畳製作技能士一級・畳訓練指導員、壁装技能士1級、2級在籍の
前田畳店・インテリアマエダ

【お問い合わせ】
岩手県盛岡市天昌寺町9-16
019-647-3555
営業時間:9時~17時
(土曜日は15時頃まで)
定休日:日曜日
m.masa.tatami@gmail.com
お急ぎの方はメールかLINEでどうぞ
★お仕事のご相談ご依頼はLINEお友達登録からがお得で便利!
初回5%OFF↓↓ 前田畳店公式LINE

スマホから「アプリで開く」を押してください。
ホームページ http://www.eins.rnac.ne.jp/~maeda-t
▼リフォーム価格表はこちら

・new サブスタック
https://substack.com/@maedatatami

・ライブドアブログ
https://www.tota100.com
・noteブログ
https://note.com/tota100
・ブロガーブログ
https://tatami777.blogspot.com/
・インスタグラム 
https://www.instagram.com/totalinterior_m/
・ほぼ毎日更新 スタンドエフエム
https://stand.fm/channels/5ff42a521f63b1cf68803d8e
★壁紙の張り替えご検討中の方はこちら
https://o6b1m.hp.peraichi.com
★襖・障子の張り替えご検討中の方はこちら
https://6k6k5.hp.peraichi.com
★畳替えをご検討中の方はこちら


noteでマガジンもやってます。↓


▼あわせて読みたい


いいなと思ったら応援しよう!