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【オルカン】では1ミリも味わえない、私が今いちばん「脳汁が出ている」瞬間の話。

2026年現在、新NISAにおける投資の「正解」はすでに決まっています。

「オルカン(全世界株式)を自動積立して、あとは証券口座の画面を閉じて気絶すること」

確かにこれは圧倒的に合理的ですし、正論です。

自分自身の人生において必要な「適正価格(必要資金)」を満たすためだけなら、これで投資は「あがり」でいい。

でもあえてここで本音を言わせてください。

「全然楽しくない」

毎月決まった日に口座から無感情に数字が引き落とされ、インデックスという名の巨大な箱に吸い込まれていく。

そこにあるのは、完全自動化された「ただの作業」です。

資産形成としては100点満点。
だけど、そこには人間としての血の通った興奮や、知的なワクワク感が決定的に欠けている。

そう感じているのはきっと私だけではないはずです。

理由

私がいま投資をしていて一番脳に汗をかき、最高に「脳汁が出ている」と感じる瞬間。

それは、資産の数字が増えたときではありません。

ウォーレン・バフェットの「素晴らしい企業を適正な価格で買う」という眼鏡を借りて、巨大なインデックスの塊(箱)を自分の手でこじ開け、その中身を徹底的に解剖している時間です。

  • 世間のトレンドに流されず、企業のビジネスモデルを調べる

  • 競合他社には真似できない「経済の堀(モート)」を見極める

  • 現在の株価が、その企業の未来に対して「適正な価格」かどうかを計算する

世界中に数多ある選択肢の中から、「これだ!」という本物のワンダフルな企業を自分の頭で見つけ出し、自分の意志で、自分の手で「その企業の株を、納得して買う、あの瞬間」。

マウスを持つ手が少しだけ震えるような、あの圧倒的な興奮と快感は、インデックス投資という自動運転の助手席に座っているだけでは、逆立ちしても絶対に味わえないのです。

問題

もちろん個別株投資には冷徹な現実がつきまといます。

以前も書いた通り、
「信託報酬(コスト)は確定だが、リターンは不確定」

これが投資の世界の絶対原則です。プロが運用するインデックスファンドなら、その恐怖やリスクを極限まで薄めることができます。

自分で企業を選ぶということは、そのコストの壁を自力で超え、不確定な未来の暴落リスクをダイレクトに背負うということ。

多くの人が「だからインデックスだけでいい、個別株は危ない」と、自分で考えることを放棄してしまうのも無理はありません。

解決

しかし、自分で調べ尽くし納得して選んだ個別株だからこそ、私は本当の意味で「腹を括る」ことができるのです。

たとえば「他人が運転する最新の自動運転バス」に乗せられているシーンを想像してみてください。

目的地には安全に着くかもしれませんが、乗っている間、あなたはただ外の景色を眺めることしかできません。

バスが急ブレーキを踏めば、理由もわからず不快に思うだけです。

一方で、「自分が惚れ込んで、整備の隅々まで知り尽くした相棒(愛車)」のハンドルを握り、アクセルを踏み込む瞬間はどうでしょうか。

道中に急カーブ(リスク)があることはわかっている。

それでも「私はこの相棒の性能を信じているし、こいつと一緒ならどこまででも走れる」と、喜んでリスクを受け入れられるはずです。

コストの壁も、不確定な未来も、すべては「自分の手でこの相棒を走らせる楽しさ」を引き立てるための、極上のスパイスに変わるのです。

まとめ

投資をただの「将来の不安を消すための義務」や、数字を増やすだけの「退屈な延命作業」のまま終わらせるなんて、私はもったいないと感じています。

自分の人生の適正価格を理解し、インデックスなどの「守りの仕組み」をベースに作ったのなら、そこから先は「攻めの知性」を使って、この資本主義という大舞台を遊び尽くすのも一興。

世界中の天才たちが作った最高の企業を探し、選び、その未来に自分の意思でお金を差し出す。

これほど贅沢で知的な「大人の最高のエンターテインメント」が他にあるでしょうか。

最後に本音を置いておきます。

「周りの声に流されるな。ちゃんと自分の頭で納得して選んで買え。その瞬間投資はただの作業から、人生最高のエンタメに化ける」

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