なぜ机の上に“いつか使うモノ”が居座り続けるのか【耳で聞くNote】
これを再生しながら見ると楽しいと思います!耳読ですね!↓
↓YouTubeで聞きたい場合はこちらから(内容同じです)
どうもこんばんは、トトです!
わりと自由なNoteにしようと思っているので、書く内容は前回と関係なかったりしますが、関係するかもしれません。
突然ですが、自分の机、ちょっと改めて見てみてください。
その机、きれいですか?
これは仕事机でも、勉強机でも、リビングのテーブルでも構いません。
そして「きれい」というのは、「ちゃんと拭いているか」とかそういうのではなく、『そこにある物がちゃんと動いているか』です。
なんか長期間居座り続けているアイテムありません?

私、最近気づいたんです。
机の上には、わりと長期間“居座っている”ものがあるなって。
例えば、読みかけの本。
例えば、いつかの私に向けて書いた付箋。
例えば、暇になったら触ろうと思っていたパワーボール(握力鍛えるやつ)とか。
思い返せば、習慣化しようと思って意図的に置いたものが結構あるんです。
「目につく場所に置けば、きっとやるだろうし、習慣になるだろう」って。
そして、一週間後の自分のために書いた付箋。
「この日にこれをやってほしい」って。
でも、結果は——
習慣にもなっていないし、存在に慣れてしまっているから、一週間後に向けたメッセージを一週間後に綺麗にスルー。
そして、なんなら邪魔ですらある。
机の上はその人の頭の中の状態説
「机の上の状態は、その人の頭の中を表している」
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
これ、私の経験の上でも、けっこう当たっていると思うんですよ。
私は仕事で色んな人のデスクに直接行き、その人に直接お願いをすることも多かったんですが、机が綺麗な人の“シゴデキ率”はめちゃくちゃ高かったです。(暇すぎて綺麗、は除きます)
もちろん、書類が山積みでも優秀な人はたくさんいますよ。なんでそんな状態なのに、すぐに書類探せるの?っていうカオスこそが本領、みたいな人もいました。そういう人はもれなく面白いです。
ただ、机がきれいな人は仕事量が多いのにそうであるのが凄くて、その人たちに共通しているのは、すぐに片付ける習慣があることだと気付きました。
パソコンのデスクトップ画面を見ても分かりますよね。
デスクトップに大量のファイルがずらっと並んでいる人もいれば、めちゃくちゃスッキリしている人もいます。同じ仕事をしていても、ここでも整理に差が……。
付箋と「7つの法則」

私の机も、最初のころはカオスでした。
どこに何があるか分からないですし、ぐっちゃぐちゃで、なんなら探す時間が大半を占めている。「人は1年で150時間、探し物をする時間に費やしている」みたいな話を聞いて、「私やん……」って思いました。
その後、100均のカゴでとりあえずジャンル分けし、「〇〇関係」とラベルを貼って書類を整理することを覚えて。
書類がほぼ電子化された後は、ファイルを階層化してフォルダの数を絞りました。
具体的には、デスクトップ上のフォルダは、7つまで……は無理だったんで、多くても21個(7×3列以内)に収まるようにしてます。(1列で見ているので、実質7個の認識×3だからセーフ!)
職場の研修で話があったんですが、人間が一度に認識・処理できる情報は「7±2個」が限界と言われているそうです。
これは1956年に心理学者ジョージ・A・ミラーが発表した有名な研究「ミラーの法則(マジカルナンバー7±2)」というものに基づいてます。
要するに、ひとつの場所にあまりに多くの情報やモノがあると、脳が混乱して逆に効率が落ちるっていう話です。
机の上のモノや付箋も同じで、貼り続けると“存在はあっても認識しない”状態になります。
これはもう、意味がないどころか、視覚的ノイズになって集中を削ります。
研修でも言っていたんですが、“付箋に書くこと”は悪くない。だけど、“見える場所に貼り続けていること”が悪いって。
具体的には以下のようにすると良いとの話がありました。
タスク専用のノートを作る。
その日やらなきゃいけないことをそこに書くように習慣にする。
やったら取り消し線で終わったことも視覚化する。
付箋はそのノートの「付箋専用ページ」に貼る。
付箋の役目が終わったら、剥がす。
こうすると、なんだかギルドのクエスト掲示板みたいで、終わったクエストも見えるし、終わったら剥がすという行動は、達成感も味わえるんです。
要するに、「すぐやる」ものはすぐやって、「いつかやる」は一時置き場にまとめておいて、思考が散らばらないようにどこかに“集める場所”を作ることが大事という話ですね。
論理と創造、机を分けて思考も分ける

ここでひとつ、机の上に関する面白い話があります。
心理学の研究では、「論理的思考」は整理された静かな環境で高まり、「創造的思考」はある程度散らかった刺激的な環境で高まりやすいことが分かっています
(↓ソース)職場における乱雑さ、同調性、そして創造性
論理作業(計算・分析・計画) → 余白多め、モノクロ基調、視覚ノイズなし
創造作業(企画・発想・デザイン) → カラーや雑多さ、異なるジャンルのモノが混在
これは論理作業と創造作業では、使っている脳みその領域が違うってことなんですね。
なので、モード切り分けできる環境を作ることが大切です。
論理モードでは、余計な感覚刺激を減らし、脳のワーキングメモリを本質的処理に集中させることが必要です。
創造モードでは、あえて刺激を増やし、無関係な要素同士がつながる偶然性を高める環境を作ることが必要です。
なら、机を用途別に分ければ、環境で思考を勝手に切り替えることでができます。
思考を切り替えるって大変なんですが、「整った机」と「あえて散らかした机」でやる作業を切り替えるだけで、論理モードと創造モードを呼び起こせるなら、お得じゃないですか?
作業空間と集中力
ここまでを踏まえて、作業用の机なのに、実は作業に不向きな状態になっていませんか?
とりあえず、一度机を片付けてみると、意外と「こんなに広かったのか」と驚きますよね?
私自身、自宅の机では集中できないときは、最近は図書館に行って作業するようにしてます。
その理由は、片づけるのが面倒だからです。だったら場所ごと変えた方がよくない?って思って。
でも、余計なものが視界に入らない環境って、想像以上に集中力を高めてくれます。これは本当にやってみないと理解できないと思います。
机に余白ができると、頭の中にも余白ができます。それは、新しい発想や行動が入るためのスペースだったり、整理するための空間です。
実は、この記事も大体は図書館で書きました。
机、きれいですか?
机の上に“いつか使うモノ”がずっと居座っているなと思ったなら、それは物理的な場所だけでなく、思考のスペースも奪っています。
物理的な断捨離は、そのまま思考の断捨離にもつながるんですね。
そして、論理と創造は真逆ではなく、補い合う関係です。
机の使い方を切り替えることは、感情と論理をバランスよく使うトレーニングにもなるんですね。
もし今、机の上を片付ける時間がないなら——
まずは机の上を見て「これ、いつからある?」と問いかけて、机の上のモノを一回どこかにしまってみましょう。居座ってないモノだったら、自分で自分の元に動かすはずです。
おまけ:GoogleのNotebookLMにて、本記事を音声解説
GoogleのNotebookLM(Gemini)でもポットキャストを作ることができます!今回のこの記事を解説するポットキャストを作りましたので、こちらも聞いてみると面白いかもしれません。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
私の記事が、あなたの行動を変えるのきっかけになったら嬉しいです!