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裏側の入り口「NUXT」を探し当てて。n8nで挑む、もう一つの定点観測

前回のMakeに続き、n8nでも「スキの数を記録する秤(はかり)」作りに着手しました。同じNoteの記事を対象にしているのだから、作業はなぞるだけ……そう思っていたのですが、いざ蓋を開けてみると、過去の自分の「思い込み」を一つずつ剥がしていくような作業になりました。

「渋々」の再探索で見つけた、過去の落とし物

一度Makeで場所を特定したデータを、また一から探し直す作業。正直に言えば「渋々」進めていました。前回は「DOM(ドム)」と呼ばれる、いわば「Webサイトの表面上の構造(ショーケースの値札)」を頼りに数字を拾いましたが、今回はあえて別の道を探りました。

そこで浮上したのが、「NUXT(ナクスト)」というキーワードです。これは表からは見えない「バックヤードにある在庫リスト(伝票)」のような場所です。

DevToolsで__NUXT__を検索した瞬間。 表面には見えないデータの塊が現れました。

実はMakeのときにも、似たようなデータは見つけていたのです。しかし、当時は二つの高い壁に阻まれていました。

一つは、物理的な壁です。ブラウザの検証ツール(DevTools)で検索するとヒット数は出るのに、巨大すぎるデータ構造の中に埋もれてしまい、画面上のどこにその実体があるのか全く見つけられなかったのです。「数字は出ているけれど、中身がない」と勘違いし、一度はそこで諦めてしまいました。

もう一つは、論理的な壁です。ようやくその場所に辿り着いたとしても、今度はデータの引数(aやgといった細かい識別子)のわずかな違いを見て、「aじゃないからこれは違う」と勝手に決めつけて、正解のデータを捨ててしまっていました。

今回、AIの提案を受けて改めて構造を見直したことで、以前は見つけられなかった裏側のデータが、今回は一発で見つかりました。当時の自分の「見落とし」と「思い込み」が、ようやくセットでほどけた気がします。

チャット環境が変えた「探索の質」

今回の突破口には、意外な要因もありました。AIとの対話を「新しいスレッド」で始めたことです。これまでは会話が長くなりすぎて、AIに長いコードを送ることができず、解析が中途半端に終わっていました。

今回はまっさらな状態で、対象の長いコードをそのままAIに「検品」してもらうことができました。その結果、AIも「ここにgという引数でデータがありますよ」と正確に見つけることができ、私はただひたすら提案されたコードをコピペする試行錯誤に没頭できたのです。

「AIに誘導された」というよりは、「整った環境で、AIの提案を信じて突き進むと決めた」。そんな手応えに近い感覚です。

「外注」を検品する責任

n8nでの作業は、AIにコードを書いてもらい、エラーが出ればスクショで聞き直すプロセスの繰り返しです。中身を一行ずつ理解する余裕はありません。

HTTPで取得したページを、Codeノードで切り分けています。 正直、コードの中身はほとんど読めていません。

しかし、これを単なる「丸投げ」で終わらせたくない自分もいます。 たとえAIに外注したプログラムであっても、最後に実行ボタンを押すのは自分です。いつか外部に公開する日が来るかもしれない。そう考えたとき、「動けばいいという割り切り」と「危ない情報がないか確認したいという責任感」が、自分の中でせめぎ合い始めています。

非プログラマーとして「表面的な分かりやすさ」をありがたいと感じる本音は変わりませんが、こうした複雑なバックヤードのルールにも、実務として少しずつ慣れていこうと決めています。

二つの秤を走らせて、答えを待つ

現在、私の手元ではMakeとn8n、二つの「秤」が動いています。手法は違いますが、どちらも同じ「スキ」という数字を追いかけています。

先に始めたMake側でも、ようやく数日分のデータが貯まったところです。 楽しみな待ち時間というほど楽観的ではありませんが、一週間という時間が経過したとき、二つの秤がどんな景色を見せてくれるのか。

今はただ、その時が来るのを静かに待っています。
裏では、二つの秤が同じ数字を刻み続けています。


📎 過去の記事はこちら

同じスキを追いかける最初の一歩。Makeで秤を作った回
Vol.21:「スキ」の初動が気になって。Noteの反応を定点観測してみる話
https://note.com/toto_automake/n/na9c35081ee6c


📎 次の記事はこちら

二つの観測ルートを走らせて、改めて考えたこと
Vol.23:Makeかn8nか、ではなく。道を分けたのは「AIとの対話」と「偶然の要因」だった
https://note.com/toto_automake/n/n3b4dea647dcb


📎 リアルタイムの学習ログはこちら

Xでは、
作業中に感じた違和感や、
判断を引き受ける場面での引っかかりを、
メモや簡単な2コマとして残しています。

記事になる前の、
思考の途中経過を置いている場所です。
https://x.com/toto_automake

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