記紀を読み学ぶこと 史実を知ろうとすること そして記紀を書き上げ仕上げていった過程を推察していくこと
半年掛けて、大元出版の本を5冊読みました。驚くべき内容が満載でした。
読み上げた本は以下の5冊です。
「出雲王国とヤマト政権」 富士林雅樹
この本は、出雲国の成り立ちから、ヤマト王朝、9代の孝霊天皇と物部1次東征あたりまでを詳しくのべています。
「魏志倭国の都 伝承の日本史」 勝友彦
この本は、中国史書を元にした徐福と宇佐族(豊国)、そして11代垂任天皇の東征(物部2次東征)について、詳しく述べています
「仁徳や若タケル大君」 富士林雅樹
この本は、14代神宮皇后から雄略天皇までを網羅し、ヤマトタケル尊の元となった、小碓(ハリマタケル)尊をあつかっています。
「出雲と蘇我王国」 斎木雲州
この本は、古代日本の生い立ちを端的に示しながら、蘇我家と26代継体天皇との関係を取り上げ、その後の日本について書かれています。
「上宮太子と法隆寺」 斎木雲州
この本は、26代継体天皇から、天武天皇までを網羅し、上宮太子(聖徳太子)にも十分光を当てて記述されています。
手元には、他に2冊の本がありますが、まだ読み切れていません。
今回のnoteタイトルについて、色々悩みました。
半年掛けて読んだこれらの本は、現在の日本の歴史を取り扱う多数の学会などでは、偽書の扱いに分類されています。しかし、読むほどに見えてくるものがあります。
読めば読むほど、古事記の不合理、日本書紀への疑問が浮き上がってきます。しかし、日本人にとって、記紀は当時の日本国が発行し、世界へ訴えた公式の書物です。どうしても、史実を書くことができない状況を、幾重にも曲げてでも、日本という国を他国に認めさせ、日本を立ち上がらせ、且つ、日本を自立させ、そして、後世の私達に対しても、自信を持って世界と渡り合ってほしいとの願いを込めて、記述されています。
記紀は確かに、創作物としての色を有していますが、公文書です。
そして、私達のアイデンティティを構成する重要な書物です。一部の人達が訴えている「史実だけを記録として残す」ために作成された公文書ではないのです。
したがって、私達は記紀を学び、日本人としてのアイデンティティをしっかりと学び、その上で、当時の政府が目指していたこと、当時の世界情勢と日本の立ち位置、その上で外交を有利に展開していく手法を記紀に入れ込んだ当時の人々の苦労、一方で、「史実とは違う!」と反旗も暴動も考えられる時代を越えて、今、私達は記紀を学ぶ機会を与えられています。
とても素晴らしいことだと思います。
そして、この経験ができるのは、私達、日本だけなのです。
だからこそ、天皇陛下はどの国からも世界一の皇帝と呼ばれ、2600年の時を今の時代に続けている世界で唯一の皇室なのです。そして、天皇は古来より、神道を祀る仕事をしておられるのです。素晴らしい国に生まれ、素晴らしい国で育ったことを、嬉しく思い、いま、noteを書いています。
今回ご紹介した5冊の内容は、皇室関連の内容だけでなく、私達の生活の中にも2600年前の先祖の営みがそのまま生きていることを感じさせてくれます。そして、物の考え方、進め方、感じ方、そして生き方に至るまで、2600年前の先祖と同じ匂いがしてきます。言い換えれば、白黒2面思考が中心となる西欧思考との違いもよく理解できると思います。
特に、昨今のワークライフバランス重視の生活は、サイノカミ信仰の再熱なのでは?とも感じました。
やはり、私達のDNAには古代の日本人の考え方と感じ方が、今も脈々と流れているのです。
もちろん、西洋思考の白黒をきっちり見極めながら判断を進めている素晴らしいマネージメントを日々続けている方々も多くおられます。このような方々は、渡来系のDNAが強く作用しているのかもしれません。
なぜならば、
古代から、白黒をハッキリつける人々が、幾度も幾度も日本に数多く渡来しているのです。
そして、渡来系の白黒ハッキリ派と相談ややりくりや交渉を重んじる派との対立構造が、2600年間、日本の中で続いているのです。
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