国家資格キャリアコンサルタント面接試験。質問を考えてしまう私を劇的に変えてくれた「一次感情と二次感情」のはなし|800字コラム
GWが終われば、国家資格キャリアコンサルタント試験本番まで2か月。
受験当時の同じ時期、技法の修得でも、システマティックアプローチの修練でもなく、私の“質問を考えてしまう”癖を劇的に変えてくれた「一次感情と二次感情」について書きたいと思います。
一次感情=出来事に対して最初に生じる感情
二次感情=一次感情に価値観や経験が重なって生まれ表出する感情
例)子どもが好きな子に、本当は好き(一次感情)なのに、恥ずかしさや気を惹きたい想いから、嫌い(二次感情)と表出してしまう。
私がクライエントの抱える「もやもや」「いらいら」「怒り」といった感情に触れるとき、
「どうしたいですか?」未来を聴いてしまったり、
「誰かに相談できそうですか?」と周囲の援助を確認してしまったり、
未来や目の前を問う質問を作っては彷徨っていました。
カウンセリングの進行はよく、主訴=幹と、そこに広がる環境や想い=枝葉として例えられますが、クライエントが話してくれた幹や枝葉のことを手当たり次第に聴いている状態でした。
同じ木の例えでも、
「一次感情を知ろう。それがどうやって二次感情として表出されたのかを知ろう」と考えて、幹や枝葉ではなく、見えない地中にある“想いの根っこ”を聴くイメージを持ってみる。
クライエントが最初に教えてくれる“想い”。最初に抱いた一次感情が、今の状況によって、もしくはクライエントの価値観や経験によって、どうしてこの言葉になったのだろう?
これを意識してロープレに臨んだ結果——、
Before:【主訴にまつわる質問を作る→回答を聞く→また質問を作る】のループ
After:表出した二次感情の奥にある一次感情を知るために、感情の背景は?どうしてそう想うの?元の感情に、どんな経験がどうやって影響を与えているの?そんな風に、想いに深く入っていく問いが、自然に生まれてくるようになりました。
そして、「質問を考える」ことがなくなりました。
質問を考えて黙ってしまう間もなく、クライエントを知るための質問が自然に生まれてくる「一次感情と二次感情」のはなし。
誰にでも当てはまると言い切れませんが、どなたかの参考になれば幸いです。
キャリアカウンセリングtotonouでは、国家資格キャリアコンサルタント試験に向けた面接練習の場「つづく」も提供しています。
ロープレがまだしっくりこない方、本番に向けて実践的な練習を重ねたい方など、安心して練習できる場として活用いただけたらうれしいです。
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