見出し画像

SNSが少ししんどい夜に、画面をそっと閉じる勇気

夜って、静かだからこそ、いろんなものが染みてきます。

SNSを開いた瞬間に、胸の奥が「きゅっ」となることがある。
誰かの幸せそうな写真、楽しそうな集合写真、祝福の言葉が並ぶタイムライン。
おめでとうって思いたいのに、先に疲れが来てしまう。
それで自分を責めたくなる。

でもね、それは「意地悪だから」じゃない。
心が弱いからでもない。
ただ、あなたの中の“余力”が、今夜は少し足りないだけ。

SNSって、不思議な場所です。
本当はただの画面なのに、そこに流れてくる誰かの生活が、やけに現実みたいに見えてしまう。
しかも、見えているのはだいたい“いちばん光っているところ”だけ。
そこに自分の今日のしんどさを並べたら、そりゃあ苦しくなる。

たとえば、部屋の灯りを消したあとに、眩しい看板の前に立たされるみたいに。
目が痛い、っていうのは、自然な反応なんです。


少しだけ、心のしくみの話をしますね。

人の心は、比較すると揺れやすい。
特に、夜は揺れやすい。
疲れているときほど、脳は「自分の足りないもの」を探すのが上手になります。
探さなくていいのに、勝手に見つけてきてしまう。

SNSを見て落ち込むのは、あなたの感性がちゃんと働いている証拠でもあります。
誰かの喜びを感じ取れるぶん、まぶしさも感じ取ってしまう。
それって、やさしい人ほど起きやすいこと。

だから、落ち込んだ自分に、追い打ちはいらない。
「また見ちゃった」「私ってだめだ」って、責める言葉は今夜は置いておこう。
心がしんどいときに必要なのは、反省じゃなくて、休憩です。


もし今夜、SNSが少ししんどいなら。

「見ないようにしなきゃ」じゃなくて、
「今日は閉じてもいい日」って、自分に許可を出してあげてください。

スマホを伏せて、充電器につないで。
同じように、あなたの心も充電がいる。
明日また見たくなったら、見ればいい。
でも今夜は、“情報”じゃなくて、“呼吸”を優先していい。

それでも手が伸びてしまうなら、
SNSの代わりに、ひとつだけやさしいことをしてみて。
温かい飲みものを入れる。
好きな香りをかぐ。
布団に顔をうずめて、深呼吸をひとつ。

小さなことなのに、心は「守られた」って感じることがあります。


SNSは、あなたの価値を測る場所じゃない。
誰かの人生のハイライトと、あなたの“今の夜”を比べなくていい。

あなたのペースがある。
あなたの回復の仕方がある。
誰かの幸せが眩しい夜は、あなたがちゃんと頑張ってきた夜でもある。

今夜は、画面の光よりも、あなたの静けさのほうを大事にして。
心が疲れている日は、ちゃんと“疲れていい日”です。

眠る前に、ひとつだけ。
今日のあなたに、よくやったねって言えなくてもいいから、
せめて「おつかれさま」だけ置いていこう。


温かいものを飲んで、少しだけ肩の力が抜けますように。
読んだあと、目の奥の緊張がふっとゆるんでいたら、それだけで十分です。

▼もし少しでも心が楽になったら
スキやフォローがほんの少しの支えになります。
しんどい恋を抱えた人が「少し休める場所」になるような文章を、これからも書いていきます。
必要なときは、またここに戻ってきてね。


いいなと思ったら応援しよう!