年が明けても、まだ痛い心の話
カレンダーが新しくなって、
街の空気も、SNSの言葉も、
どこか「切り替えよう」と急いでいるように見えるのに。
自分の心だけが、
年末のまま、あの人のまま、
時間に置いていかれている気がすることがあります。
「もう今年なんだから」
「いい加減、前を向かなきゃ」
そんな声が、外からも、内側からも聞こえてきて、
それがまた、静かに心を刺す。
でもね。
年が変わっても、心は簡単に区切れない。
好きだった時間も、
期待していた未来も、
ちゃんと本気だったからこそ、
心はまだ、そこに触れると痛むんだと思います。
心理学では、心の回復は
“時間が経てば自然に終わる”ものじゃなくて、
「ちゃんと悲しんだ量」によって、
少しずつ形を変えていくと言われています。
だから、
年を越しても痛いあなたは、
遅れているわけでも、弱いわけでもない。
それだけ、
自分の気持ちをごまかさずに、
大事に抱えてきただけなんだと思う。
無理に新しい自分にならなくていい。
去年の続きを生きている自分がいてもいい。
今日はまだ、
「痛いな」と思いながら過ごす日でいいし、
笑えない日があってもいい。
心は、
ちゃんと置いていかれたぶん、
ちゃんと追いついてくるから。
今はただ、
この静かな夜に、
「まだ痛い」と認めてあげるだけでいい。
それだけで、
心は少しだけ、息ができています。
大丈夫。
ちゃんと、あなたのペースでいい。
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しんどい恋を抱えた人が「少し休める場所」になるような文章を、
これからも書いていきます。
