映画『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』|「安室の女」だけど「松田の女」になりたくなった
1年に1度、この時期になると急にオタクの血が騒ぎ出しそうになります。
そう、アニメ『名探偵コナン』映画公開の時期です。
私が昔いかにコナンを愛していたかというのは別の記事でも書いてあるので省きますが、現在は私も普段コナンのことは忘れて生活してるんですよ。
それでも年に1度この季節にコナンを見ると、昔大好きだった気持ちや興奮が蘇り、キャラクターたちへの愛が溢れて、よくわらかないグッズまで買いそうになったりします。
毎年一緒に映画を見に行っているのが小学生からの友人なので、一気に時が戻っちゃうっていうところもあります。
第1弾『時計じかけの摩天楼』を見た時、私たちはまだ小学生でした。
そこからなんと29年。
生まれた赤ちゃんもアラサーになる29年。
平成から令和になり、年号も変わった29年
可愛い小学生だった私たちも立派なアラフォーになり、映画を見る前にシミの話題で盛り上がるようになった29年。いや、完結する時は何歳になってるんだよ、怖いよ……となる29年。
2人で受験に落ちた年も、好きな人に振られた年も、初めて彼氏ができた年も、今ほど人気がなくて大人になってコナンを見に行くのが少し恥ずかしかった時期も、結婚した年も、子供が生まれた年も、一緒に映画館に行きました。
もはやコナンは私たちの青春。ありがとう、コナン。ありがとう、青山剛昌先生。
ということで、今年もコナンの季節がやってきました!
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』、今回のメインキャラクターは萩原千速。
…………誰?
映画は、怪盗キッド、黒の組織、メインキャラの恋、あたりで回ってるんじゃなかったの?
萩原千速って誰?
殉職した爆発物処理班の萩原研二の姉?
だから、警察学校関係は安室透と松田陣平までしか知らないんだよ!(←その辺までは漫画読んでた)
同じく近年は普段コナンから離れている友人に「私Wikipediaで勉強していくわ!」と宣言したくせにそんなことをすっかり忘れて当日を迎え、しっかり予習してきた友人に映画館までの道すがら萩原千速とその関係者について猛スピードで解説してもらい、ギリギリおおよそのところを把握してから鑑賞しました。
危なかった……。友よ、ありがとう。(ポップコーン買っている間に、萩原千速とその関係者について解説してあるサイトのリンクも送ってくれた)
※この先は内容に触れますので、まだご覧になっていない方は是非見てから戻ってきてください!100億超えですからね。コナンなんて見るの恥ずかしい、なんて微塵も思う必要ないですからね!(いい時代)
今回の舞台は横浜。ゲスト声優は横浜流星。
4作連続100億円超にむけての気合いを感じる。
「なんか今回は犯人すぐわかっちゃうらしいんだけど、アクションがすごいらしいよ!」と友人から聞いていたので心構えはできてました。
そう、今回マジで犯人推理する意味ないです。
そもそも映画用の登場人物あんまりいなくて、この人かこの人かこの人が犯人だな〜って思ってたらまさかのみんな犯人!映画の新キャラみんな悪者!新しいぞ。
横浜流星くんの声優は広い心で受け止めました。うん、一回オッケーもらって、それでも納得いなくて自分からもう一回やりたいって言ったんだもんね。高山みなみさんに指導してもらったんだもんね。めちゃくちゃ忙しいはずなのに、コナンの声優にも真剣に取り組む姿勢偉いぞ!どえらいイケメンなのに、そういう真面目なところが好きだぞ!!!
私が製作陣に言いたいのは、ゲスト声優に犯人やらせなくていいんじゃない?ってことなんですよ。それ以外のレギュラー陣がほんまもんの声優なんですから、どうしたって浮きますよ。いや、浮いてもいいの!有名な人がコナンのゲスト声優やってくれて、これまでコナンを見たことがない人もコナンを見るきっかけになるなら本当に有難いし、嬉しいのよ。ちょっとぐらい浮いても全然構わない。構うのは、それが重要な役だった時よ。
広い心を持っててもそりゃあ気になるよ。重要な役ってセリフ多いんだもん。大事なシーンも多いんだもん。私たちにコナンに集中させてくれよ!ゲスト声優はよっぽど経験あってうまい人以外犯人やらせないでほしい。
そしてアクションは確かにすごかった……!
バイクに乗ったら無敵の萩原千速。
とんでもないテクニックを何度も披露するんですけど、終盤がもう凄すぎて笑っちゃいました。
え?!どこ走ってんの?どこ走ってんの?
ええ?!!そっから飛ぶの?!!!!!
コナンくんが作戦を萩原千速に提案した時、萩原千速が「自信ない……」って言ってたんですけど、よくわかります。
そりゃあ自信ないだろうよ!あれ走るとこじゃねーのよ!コナンくんも何提案してんだよ!!!ってなりました。
まぁ、いつもコナンくんがスケボーでありえないところを走ってるのがバイクになった感じなんで、私はオッケーです!
現実感なんてなくてオッケー!!!
問題は、萩原千速の弟の幼馴染として回想シーンに登場した松田陣平です。
かっこいい………涙!!!!!!!
初めて佐藤刑事の回想で出てきた時もめちゃくちゃかっこよかったんです!
爆弾が仕掛けられた観覧車に自ら乗り込み、簡単に解体できるにも関わらず次の爆弾のヒントを見るため(一般市民を守るため)、爆弾を解体することなく殉職した松田陣平。
全く動じず、ニヤッと笑ったまま、先に殉職した幼馴染に「悪いな萩原……どうやらお前との約束は……」と思いながら死んでいった松田陣平は私の中に強烈な印象を残していましたが、あくまで佐藤刑事の過去の恋として見てたんです。(なんたってその後漫画読んでないので)
そしたらいるじゃないですか、『ハイウェイの堕天使』に若き日の松田陣平が!!!
あの、成熟した大人の雰囲気でクールで尖っていてちょっとキザ、じゃない、可愛らしさ全開の松田陣平がいましたよ!!!
いや、正直、私はあの初めて漫画で登場した松田陣平の雰囲気が好きなんです。孤独で、暗い闇に独りでいるような松田陣平が好きなんです。
なので今回の映画を見て「あれ?こんなヤンチャな感じだったけ……?」とは思いました。(何度も言いますけど、その後の漫画は読んでないのでね)
それでも、あの松田の昔がこの松田だと思うと愛おしい。
松田陣平って本当は、こんなに、ただの悪ガキっぽくて、明るくて、好きな女にまっすぐな男だったのか。「ウェディングドレスの千速をお姫様抱っこするのは、俺だ」なんて言ってしまうような男だったのか。
それが、爆弾事件で親友が殉職して、あの目になったのか。他の人の命を救うためならあっさり自分の命を投げ出してしまえるような、あの、松田陣平になったのか。
松田……
松田、私はもう「松田の女」になりたいかもしれない。
新一と蘭が付き合い始めたという事実に密かに傷つく中で『ゼロの執行人』を見てから私は「安室の女」になったけど、今は松田の方が好きかもしれない。
でも、めちゃくちゃ悲しいけど、松田はもう殉職してる。どんなに好きになっても、誰かの思い出の中にいるお前にしか会えない。誰かがお前を思い出してくれない限り、私たちは松田陣平に会うことはできない。
安室なら、ポアロにいる。探偵事務所の下にいる。事件でも一緒になる。これからも事件を一緒に解決していける。そして大事なことは、安室の恋人はこの国だから、彼女とイチャコラする姿を見る心配をしなくていいところが最高。
松田は千速が好きだった。佐藤刑事のことも、ちょっと好きだった。そういう松田を尊重してやらないといけない。
松田、「私は安室の女だ」と自分に言い聞かせながら、人生で初めて松田陣平のアクスタを検索したよ。「クリアカードって何するもんなんだろうね」「携帯ケースの裏に入れとくんじゃない?」と見当違いな会話を友人としてた割に、松田陣平のクリアカードも検索したよ。
たとえ購入しても、正規の使い方は絶対しないけど、それでも在宅勤務する時にパソコンの横に飾っておいたらいいんじゃないかと考えて検索したよ。
お前とお前の友達のことをもっと知りたくて、
『名探偵コナン 警察学校セレクション』まで帰りに買っちゃったよ!その日のうちに読んだよ!
それくらいお前は魅力的だよ!私はお前に生きててほしかったよ……!
(ちなみに、『警察学校セレクション』買ったら千速とコナンのキラキラしたカードくれました)

絵を描いてくれました!
「安室の女」のままでいるか、
「松田の女」になるべきか、
いやでも「松田の女」でいるのってキツそうだなとか、
この世で最もどうでもいいようなことを真剣に悩んでいる今日この頃でした。
おしまい。
友人が「こんなの見つけたから買ってきた〜」と、アポトキシン4869の形をしたグミと、安室透がデザインされたガムを買ってきてくれました!
アポトキシンのグミなんてかわいすぎ!しかもシールも付いてる!私は世良ちゃんとコナンのやつでした!(シールが増えてるな、どうしよう……)
そしてガムの方がAmazonで見当たらない……
これの〈ひらめきレモン〉を買ってきてくれました!かわいい。
コンビニ等で見つけたら是非!
会社にめちゃくちゃ『名探偵コナン』好きのかわいい後輩がいるんですけど、その子は私より遥かにガチで、映画のロケ地巡りもしてるし、青山剛昌先生出身の鳥取でコナン巡りもしてるし、よくよく見るとさりげなくコナングッズを身に付けている強者です。
その子が私に「警察学校同期の話が特に好きで〜」って話してくれているのをいつも「すまん、警察学校の奴は安室透と松田陣平しかわからん、エピソード知らんのよ……」と内心冷や汗かきながら聞いてたんですけど、もう大丈夫です。
prime videoでこれも視聴したのでばっちりです。
後輩よ、警察学校の話、どんとこい!
