「月100万円」の話を、斜めから眺めてみた
noteで「稼げている人」って、
実際どのくらいいるんだろうって考えてみた。
SNSを眺めていると、ときどき流れてくる。
「noteだけで月100万円超えました」
「ブログとnoteで生活してます」
確かに、すごいなとは思う。
ただそのたびに、
もうひとつの疑問も一緒に浮かんでくる。
noteで実際に稼げている人って、
どのくらいいるんだろう。
そもそも、みんな本当に
「稼ぐためだけ」に書いているんだろうか。
答えを探しているわけではない。
ただ、この問いが頭に引っかかったまま、
何か腑に落ちない違和感が消えなかったので、
少し数字を眺めてみることにした。
※ここで出てくる数字は、
すべて公開情報からの概算です。
「だいたいそんな世界なのか」
そのくらいの感覚で読んでもらえれば十分です。
1000万人のうち、
お金が動いたことがある人は20万人
noteの会員登録者数は、
だいたい1000万人前後と言われている。
そのうち、
100円でも収益が発生したことがある
クリエイターは、累計で20万人程度らしい。
つまり、残りのほとんどは
∙ 読むだけの人
∙ 無料記事だけ書いている人
∙ アカウントを作ったまま眠らせている人
この20万人を、
仮に「note経済圏のトーナメント参加者」とする。
こうして、眺めてみると、
こんな分布になるかもしれない。

もちろんこれは私が勝手に組み立てた数字で、
正確な統計ではない。
「このくらいの感じなのかな」という輪郭程度に。
ただ、あの「ラスボス級に見える人たち」が、
20万人の中のほんの一握りだということは、
これを見たら伝わると思う。
そして大多数は、静かに一番下のゾーンにいる。
🔳 noteの人種は、たぶん3種類
数字だけ眺めていると、
人間の体温がなくなるので、
ここからは「人」の話をしてみます。

1. ちゃんと稼ぐ気で参戦している人
ターゲットも、マネタイズの設計も、
ある程度見えているタイプ。
仕事や他のSNSでの経験を、
そのまま持ち込んで、
noteを「器」として使っている。
ラスボス・準ラスボス層の多くは、
おそらくここだと思う。
2. いつか稼げたらいいなと夢を見ている人
「月◯万円」のポストを見て、
頭の中では通帳の数字まで想像できているのに、
下書きは真っ白、という人。
ノウハウ記事を読みあさって、
「売れるタイトル」をメモして、
有料と無料の境界で悩んでいる。
でも公開ボタンの手前で、なぜか力尽きる。
3. とにかく何かを変えたい人
お金になるかどうかは、
いったん横に置いている人たち。
仕事で心がすり減ったとき。
家族や人間関係でボロボロになったとき。
このまま変わらないのは嫌、と感じたとき。
手帳でも日記アプリでも足りなくて、
でもなぜかnoteを開く。
「誰かの目に入るかもしれない場所」として、
微かな何かを持ちながら。
3種類のスタートラインはバラバラでも、
最初に向き合う相手は、たぶん同じだ。
「何も書けない自分」だから。
書きたいことは山ほどあるのに、
文字にすると薄く感じる。
他人の記事と比べると、
急に自分の文章がださく見えてくる。
「どうせ読まれないし」と言い訳して、
閉じようとする。
ラスボス層も、今は何もできない人も、
最初はここから始まったんじゃないかなと、
私はそう思いたい。
🔳 それでも、なぜnoteなのか
書くだけなら、noteじゃなくてもいい。
紙のノートでも、日記アプリでも、
スマホのメモでも十分なはずだ。
それでも私がnoteを選んだ理由は、これだけ。
「人が多い場所」だということ。
人が多ければ、埋もれる危険もある。
ただそれと同時に、
ふと誰かの目に触れる余地もある。
思わぬ共感に出会う確率が、少しだけ高くなる。
その「少しだけ」の波に、
飛び込んでもいいかな、と思った。
読むだけでもいい。
ただ、何かを書いた瞬間、
その人は「観戦側」から「参加側」に移る。
乱文でも、三行でも、不格好でも。
あなたはどちら側にいるだろう、
と思いながら、この文章を書いていた。

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