1曲に3日かけて再生数「数回」。AI音楽作曲の泥臭い仮説検証ログ【あなたの時間を無駄にしないために】
AI音楽の世界へようこそ。そして、思うように再生数が伸びず、画面の前で深い深いため息をついているあなたへ。
「AIを使えば簡単に名曲ができる!」そんな言葉を信じて飛び込んだものの、現実は甘くありません。私はSuno AIとGeminiを駆使し、膨大な時間を投下して曲を作り続けましたが、結果は「月収200円(ほぼ自分の再生)」という残酷なものでした。
正直に言えば、私には特別な能力があるわけではありません。でも、今まで個人ではできなかったことがAIを使えばできるんです。さらにAIをうまく使いこなせば、効率よくコンテンツが作れる。これらを自分でもできるようにして、AI副業でしっかり儲けて、いつかは本業にしてやろうと思っています。この記事を読んでいる皆さんも、きっと思うところは同じではないでしょうか。
ですが、現実は心が折れそうです。多少評価されることがあっても、収益化には程遠い厳しさが横たわっています。やり方を変えてもうまくいかない毎日。AIを有効活用しようとしても、思うような出力結果がなかなか出せない辛さ。どうしたら正解にたどり着くのだろう、皆はどうしているのだろう……。そんな自問自答を繰り返しています。
この記事の目的は一つです。 これから挑戦する人に、私と同じ失敗をして「貴重な時間を無駄にしてほしくない」からです。私が体験した「売れない地獄」と、そこから正気を保つために繰り返した仮説検証の全記録を公開します。
1. 1曲投稿するまでの「残酷な作業量」の現実
「AIだから一瞬」は完全に嘘です。1本の動画を投稿するまでに、これだけの工程と時間が溶けていきます。
【1日目】曲作り: テーマ選び、Deepリサーチによる歌詞と曲調の構想、Suno AIでの生成。納得いくまで何度もやり直します。AIを使っても、理想の出力が得られないもどかしさと闘う時間は本当に辛いものです。
【半日】背景画像づくり: 曲の世界観に合わせ、YouTube用(16:9)とTikTok用(9:16)の2パターンを数時間〜半日かけて作成。
【1日】動画編集: スルーされないよう、歌詞テロップを入れ、画像や文字にアニメーション加工を施す。
合計で約2.5日。これだけの熱量をかけて、結果が「再生数、数回」だった時、まじで心が折れます。
2. 【フェーズ1】「自分が作りたい曲」で勝負した7つの失敗
まずは、自分の感性を信じて闇雲に突き進んだ時期のデータです。ここにある失敗を、あなたはスキップしてください。

3. 【フェーズ2】「TikTokトレンド」×「YouTube共感」のハーフ&ハーフ戦略
「自分の想い」を捨て、市場のデータを50/50で掛け合わせる戦略に移行しました。
戦略: TikTokの売れ筋ジャンルを特定し、YouTubeヒット曲の「視聴者コメント」から生の感情を抽出して歌詞に反映。
ビジュアル: 背景はMidjourneyでクリエイター感を出し、テロップを入れる。
検証データ:YouTubeの冷酷なアルゴリズム

教訓: YouTubeは初回で「スキップが多い」と判断されると、2回目以降チャンスすら与えてくれません。
4. 【フェーズ3】TikTokバズの法則 × 共感リサーチ(★重要)
採用した「TikTokバズの7要素」
ここで、ネットで見つけた「TikTokで流行る曲の特徴」を徹底的に叩き込みました。
1パートに魅力的な歌詞が詰まっている
踊りやすい・真似しやすい
キャッチーなメロディ
アップテンポ
難解なおしゃれさ
アニメ・映画等のタイアップ感
過去曲のリメイク要素
これに、Deepリサーチで集めた「視聴者が共感しやすい言葉」と、Apple Music上位20位の「名曲要素」を掛け合わせました。
検証データ:細分化(短編)vs 全編

考察: 闇雲に投稿していた頃よりは反応がありますが、数十回〜100回台の壁は依然として高く、心が折れそうな状況は変わりません。
5. 【フェーズ4】現在進行形の「究極解析」戦略
現在は、個人の感性を完全に捨て、AIに全プラットフォームを横断分析させています。
横断分析: TikTok, YouTube, X, IG, Apple Music, Spotifyから日本人が今求めているジャンルトップ10を抽出。
要素分解: リズム、メロディ、共感コメント、ターゲットなど10要素を抽出。
キメラ生成: これらを掛け合わせ、AIに「新たに売れるジャンルの組み合わせ」を提案させる。
結びに:失敗は「痛み」ではなく「データ」
一生懸命作って、ワクワクして、そして絶望する。このサイクルは本当に心を削ります。YouTube動画を削除し、SNSを閉鎖したくなる夜も何度もありました。
でも、「仮説を立てて検証する」という名目があれば、失敗はあなたの無能さの証明ではなく、単なる「検証データ」になります。
闇雲な多プラットフォーム展開は、時間を溶かすだけ。
「動かない画像」はスルーされる。
リサーチなしの「自分の想い」は、市場では届かない。
私の時間をかけた失敗談を皆さんにお話しすることで、貴重な時間を無駄にしないための糧にしてほしい。まだ正解にはたどり着けませんが、一歩ずつ進んでいくつもりです。応援、よろしくお願いします!
