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思考を少し変えるだけで、人生は大きく動き出す

変わりたいのに変われない。
そんな気持ちが続くのは、行動力の問題ではなく、
思考の向きがほんの少し違っているだけかもしれません。

以前、わたしは地元の小さな事務所で働いていました。
事務仕事の量ばかりが多く、可もなく不可もなく、
毎日・毎週・毎月・毎年がただルーティンのように過ぎていく。

親のコネで入った2つ目の就職先だったので、
「親の顔を潰すな」と言われ、
もう甘えられないと思い込んでいました。

仕事量のプレッシャーに押しつぶされて
泣きながら帰る日もありました。
閉塞感とストレスで、季節病を患ったこともあります。

せめてプライベートだけは充実させようと、
劇団に入ったり、遠距離恋愛にのめり込んだりしていました。

それからしばらくして、
転職をし、複業も始めました。
叶った夢も、いくつかあります。

わたしが人生をシフトチェンジできたのは、
・新しいことを始めること
・何かを手放すこと

この2つを小さく積み重ねてきたからです。

よく言われていることですが、実行するのは簡単ではありません。
でもこれは“行動力の問題”ではなく、思考の問題なのです。

出来ない理由を探すほうが簡単でラクだと、
わたしたちは思い込んでしまう。

だからまずは“思考のシフトチェンジ”から。
断捨離より前に、考え方を整える。

・いまの考え方は「思い込み」と思い込む
・出来る/出来ないの判断をいったん手放す
・どんなやり方があるのかを探してみる

たとえば、その一つが「置き換え法」です。

これはダイエットの考え方に似ています。
痩せたい、でもスイーツも食べたい。
ならば、カロリーの高いスイーツを手放して、
カロリーの低いスイーツに置き換える。

“捨てる”と思うと苦しいけれど、
“置き換える”ならグッと簡単になります。

わたしは、車生活をやめて自転車に切り替えました。
不便なときもありますが、
事故や駐車場のストレスは減りました。

行動範囲は狭くなったのに、
生活が軽くなり、時間の余裕が生まれた。
その結果、通信制大学に進学する時間もつくれました。

そしてもう一つ。
「捨てる基準」ではなく、
“捨てない基準”を決めるという逆説的な方法もあります。

捨てられる理由は簡単に見つかります。
それは思考に対して感情が「いいよ」と言っているから。

でも、手放せない理由があるのなら、
それは心のどこかが抵抗しているサイン。

無理に説得しても、心は納得しません。
身を切るような痛みを感じるくらいなら、
“保留にする”という救済措置も必要なんです。

・捨てない理由が5つ以上ある
・逆に捨てられない理由が全く浮かばない

そんなときは、心が頑張って言い訳を探している状態。
無理に捨てなくていい。
必要になればまた手に入る──
そう思えれば、心はずっとラクになります。

思考を変えていくことで、
少しずつ生き方が変わってきました。

それでも、理想の自分にはまだ遠い。
それでも続けています──
新しいことを始めること、
何かを手放すことを。

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心理リーディング作家 TOUKO.t ここに綴ったことばが、 あなたの中に残れば幸いです。