#01天空の城・越前大野城の旅はハプニングから始まった 移動編ーー福井県
序章
皆さんも同じかもしれませんが、僕の旅は「ここ見たい・行きたい」「〇〇に行く、何を目的にするか?」の2パターンから始まる。
この旅は、後者の選択方法で始まった。
近場で未知の地、福井県に行ってみようと。さて、何を目的にするかですが、福井県の情報は乏しかった。母方の祖父の出身地、眼鏡の生産地、原子力発電所という、身内的なことと、社会の授業で習う情報しかなかったので、観光に結び付かなかった。
調べを進めると、天空の城「越前大野城」に行き着いた。雲海には前々から興味があって、兵庫県の竹田城跡が気になっていたが、福井県の大野城は「跡」ではない!ラピュタの世界を求めて、福井県大野市を目指すことにした。
まさかのトラブルから始まる旅
仕事を終え、一先ず京都へ行くため高速バス乗り場へ向かった。ここで、まさかのトラブルに遭う。
バスの運転手「ーーコレもう出てるよ。バス会社も違う」
僕「えーーー!!?」
とっくに出発している、京都行き高速バスのチケットで意気揚々とバスに乗り込もうとしていたのです。
何が起こったかというと、前もって取っていた高速バスチケットの時間指定が、違ったものだったのです。
言い間違ったのか?受付の人の聞き間違いなのか?今となったら分からないけど、17時台のバスのチケットを取っていると思ったら、7時台のチケットだったのです。
受付の人が聞き間違いだったとしても、チケット発行時にチケットを見せながら「お間違いありませんか?」と訊かれたはずだけど、間違えるはずないと思いながら確認しても間違えに気付きにくいものです。
ーー思い込みは思考を鈍らす。
バスの運転手「窓口に相談してみて」
と言われ、チケット売り場の窓口へ相談に向かったけど、
窓口「時間が過ぎているチケットは、キャンセル、変更はできません。運転手さんに相談してみたら?」
と、たらい回し。当たり前か…汗
(「運転手さんに相談してみたら?」は、バス会社も違う訳だから違うと思うけど。笑)
その成り行きを先ほどの運転手さんに話したら、
バスの運転手「バス会社も違う、時間も違う、乗せる義理は全くないけど、乗って行きな」
と、空いている席を教えてくださり、乗車した。

トラブルとドラマチックな出来事は、裏腹な関係の様で、実は少しのズレなだけです。良い旅のスパイスになるかどうかは、紙一重。
たぶん、本当は[客でもない僕を乗せてあげる]という行為は、ダメなことだろうけど、この神対応に感謝感謝でした。
無事京都駅での乗り継ぎにも間に合い→福井駅→越前大野駅移動。
(無事間に合ったどころか、予定より京都駅に早く着き、乗り継ぎにドタバタすることがなかったぐらいです。)

旅の始まりからつまずいた…と思ったけど、それは旅の始まりから人の優しさに触れ、幸先の良いサインだったのです。
まさかの施錠
夜中越前大野駅前に到着。
早朝(暗いうち)の登山に備えて、ネカフェや、サウナで泊まろうと思っても、そんなものは一切越前大野駅周辺にはない。
事前の調べでそれは知っていたから覚悟の上だった。駅構内泊(小さい駅で構内には昔ながらの木の板の椅子しかなく背中痛くなりそうだった)と決めていた。普通の人は、そんなシンドイ旅嫌になるかもしれないけど、僕は構内泊にワクワクしていた。
トイレで洗面や寝る用意をして、駅構内に戻ろうとしたら、ドアが施錠され入れない。
まさか施錠されるなんて想定外だった。熊出没注意の町ならではの対応なのか?僕の「駅なんて施錠しない」という思い込みが間違えなのか?
※皆さんは、越前大野駅構内泊を想定して、越前大野駅に向かわないでください。そんな想定はないか?笑

せっかく洗面してスッキリした額にジワッと汗が滲み出るのを感じた。
ダメ元でGoogleマップで、ネットカフェ検索したけど、やはり大野駅周辺には見当たらなかったから、ネットで調べたときの「熊出没注意」というキーワードを脳裏によぎらせながら暗い道を足早に10数分歩き、カラオケ屋に入り寝床を確保することができた。
カラオケ屋の店員さんに、成り行きを話したら、
「そうですね。ネカフェみたいなものは全然ないからね…」
と共感風の言葉を添えてくれたけど、顔は(駅構内泊を考えていたなんて)マジか?みたいなリアクションだった。笑
その店員さんは親切な人で、天空の城「大野城」を観に来たと言うと、大野城を観るための登山口や、出発のおすすめ時間を教えてくれた。
バスの運転手さんに始まり、またまた人の優しさに触れるやり取りだった。
カラオケなんてすることなく就寝。
この後も、またまた人の優しさに触れる旅だったことは次回更新にて…
この記事が、あなたの人生豊かにするヒントになれば幸いです。さぁ、人生の地図を開けましょう。さて、あなたは何色で塗り始めますか?
お読みになっていただき、誠にありがとうございます。
2017.11.2~3 福井旅にて
この記事はマガジン『旅のスパイスは出逢いとハプニング』に収録しています。
