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小2の子どもたちと作った、感謝の「手作りテーマパーク」全3回の記録

こんにちは、遊びの力で、人から人へ笑顔と心をつなぐ仕掛け人トイコミュニケーター、まっちぃです。

今回は、ある小学校で過ごした、少し特別な話を書きたいと思います。

きっかけは、コミュニティカフェ加須間で出会った長谷川先生とのご縁でした。先生から「小学校2年生の特別授業のゲストティーチャーをお願いできませんか?」という依頼をいただいたのです。
その授業の目的は、単なる工作教室ではありませんでした。
「地元にある県立の社会教育施設が廃止になる。その最後の時に、子どもたちが感謝の気持ちを伝えるために、手作りのテーマパークを作りたい」

地域の大切な場所への「ありがとう」を、遊びで表現する。そんな素敵なプロジェクトに、おもちゃと遊びの専門家として協力させてもらうことになりました。


第1回:壊れるからこそ、優しくなれる

最初の授業は「手作りおもちゃ」の実践です。
テーマパークを作るためには、まず自分たちが「作り手」にならなければなりません。
そこで私が伝えたかったのは、うまく作ることよりも、もっと大切な「おもちゃとの向き合い方」でした。

手作りおもちゃの良さは、手軽に作れること。そして、壊れても自分で直せることです。
授業の中で、子どもたちにこんなメッセージを伝えました。

「自分で作れるということはね、もし友達のおもちゃが壊れたときも、直してあげられるってことなんだよ」

既製品の頑丈なおもちゃも良いけれど、「壊れたら終わり」ではありません。「あ、壊れちゃった。でも大丈夫、直してあげるよ」
そんな会話が自然と生まれる風景こそが、手作りおもちゃの本当の魅力だと思っています。

第2回:笑顔を作るための「作戦会議」

2回目の授業では、既製品のおもちゃとボードゲームを使い遊んでもらいました。
目的は「協力して遊ぶことの意味」を知ってもらうこと。

テーマパークはお客さんを楽しませる場所。「自分が勝てばいい」「自分だけ楽しければいい」という気持ちでは、本当のテーマパークは作れません。

  • どんな風に遊べば、みんなが笑顔になれる?

  • 笑顔を作るための大事な要素ってなんだろう?

遊びを通して、子どもたちは楽しみながらも「場を作る」感覚を肌で感じてくれたようでした。

第3回:想いを形にするテーマパーク

そして迎えた最終回。いよいよテーマパーク作りの実践です。

これまでの授業を踏まえ、子どもたちが一生懸命考えた遊び場が形になっていきます。
私の役割は、実際に体験させてもらい、プロの視点で「スパイス」を加えること。

「他にどんなアイデアがあった?」
「どんな風に遊んでもらいたかった?」
「とても面白い遊び方だから、さらにこんな工夫をしてみたら?」

子どもたちなりのアイデアを聞きながら、ほんの少しだけアレンジのヒントを伝えました。
すると、子どもたちの目はキラキラと輝き出し、遊びがぐっと深まっていくのが分かりました。
自分たちのアイデアが、誰かを楽しませる「おもてなし」に変わった瞬間でした。

授業を終えて

この3回の授業を通じて、小学2年生の子どもたちが何を感じてくれたのか、不安な気持ちはありました。そもそも、小学2年生だということを考えれば、当然ながら相応のレベルでまとめなければいけない。
これまでも子どもたちに手作りおもちゃの魅力やボードゲームの楽しみを伝えてきましたが、教育という観点で子どもたちにおもちゃの魅力、遊ぶということの意味を伝えるのは経験がないので、自分なりに入念に作戦を練って向き合ったつもりです。

そんな不安を抱えながらでしたが、

・手作りおもちゃは、誰かを助ける力になること
・共に遊ぶことで、人を喜ばせ、笑顔にできること

その種まきは、きっとできたのではないかと信じています。

廃止になる社会教育施設への「ありがとう」の気持ちを子どもたちが伝える機会がつくれるかどうかは、まだ決まっていないようです。
ですが、長谷川先生からは、小学校のフェステバルでしっかりとテーマパークを展開し、大いに盛り上がったと伺うことができました。

人から人へ笑顔と心をつなぐ仕掛け人トイコミュニケーターとして、こんなに幸せな授業に関われたことに、心から感謝しています。

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