バックパッカーが、タイ王族の保養地の5つ星に泊まってしまった。【世界半周 Day1 🇹🇭ホアヒン】
⚠️ この記事は2024年8月の旅行記録です。 記載の料金・交通情報・物価および円換算金額はすべて当時の為替レートをもとにしており、現在は物価・為替レートともに変動している場合があります。渡航前に必ず最新情報をご確認ください。

旅に出る前日の夜って、なんであんなにソワソワするんでしょうね。
荷物は何度も確認した。パスポートも財布もある。それでも眠れない。 「ちゃんと出発できるんだろうか」という根拠のない不安と、「いよいよだ」というワクワクが混ざり合って、結局ほぼ徹夜で空港に向かいました。
これが、世界半周旅行のDay1の始まりです。
なぜ、会社を辞めて旅に出たのか
少し自己紹介をさせてください。
旅が好きになったのは30代中盤のことです。それまで「海外旅行」なんてほとんど縁のない人生でした。でも一度出てみたら、なにか変わってしまって。気づけば単発で10か国を旅していました。
旅を重ねるうちに、こういう気持ちが育ってきたんです。
「いつかひとつの国じゃなく、もっとたくさんの国を続けて旅したい」 「飛行機じゃなく、陸路で国境を越えてみたい」 「世界ってどんな場所なのか、自分の目で確かめたい」
でも現実は、会社員。毎年1〜2週間の有給を捻り出して旅するのが精一杯でした。
それが去年、13年務めた会社を辞めました。
決断した理由を一言で言えば、「やらずに後悔したくなかった」それだけです。英語はまともに話せません。TOEIC を受けたことすらない。あるのは人より少し多いかもしれない好奇心だけ。それを持って、バックパック一つで世界半周の旅に出ることにしました。
最初の目的地だけ決めて、あとは行った先で考えるつもりでした。期間も「予算が続く限り」。帰りの飛行機は持たずに出発しました。
「英語もできないのに大丈夫?」とよく聞かれます。正直、今もよくわかりません。でもそれを確かめに行くのが、この旅でもあります。
朝9時、成田空港。エアアジアで飛び立つ
まあLCCあるあるですよね。今回乗ったのは格安航空会社のエアアジア。機内食もドリンクも全部有料です。となりの席のおじさんが持ち込んだおにぎりを美味しそうに食べていて、「あ、それが正解か」と思いました。自分はコンビニ寄るの忘れた。6時間、水しか飲まずに過ごすことになりました(笑)。
✈️ LCC旅のコツ: エアアジアはコンビニやスーパーで買った食べ物を機内に持ち込めます。成田なら出発ロビーのコンビニで調達してから搭乗するのがおすすめ。機内で買うと水1本でも500円超えます。
それでも6時間はあっという間。映画1本観て、うとうとしていたら、もうバンコクでした。
スワンナプーム空港からバスで4時間。ホアヒンへ

スワンナプーム空港に着いたら、そのままホアヒン行きの直行バスへ向かいます。
実は空港から直接ホアヒンへ向かうバスがあるんです。わざわざ市内のバスターミナルに移動する必要はありません。空港の1階(到着ロビー)を出てすぐの場所にバスチケットの窓口があります。料金は約300〜350バーツ(日本円で約1,300円前後)、所要時間は3〜4時間(渋滞次第)。
🚌 移動メモ:スワンナプーム→ホアヒン直行バス(2024年8月時点)
窓の外にはタイの田舎の風景が広がって、緑が多くて、なんか空気が違う感じがして。「あ、ほんとに来たんだな」という実感がじわじわ湧いてきました。時差ボケと疲れで頭がぼんやりしていたせいもあって、妙にのどかで穏やかな気持ちになれた4時間でした。
ここで少しホアヒンについて説明させてください。
ホアヒンはバンコクから南へ約200km、タイ湾に面したリゾート地です。でもパタヤやプーケットとは雰囲気がかなり違います。タイ王族が19世紀末から夏の離宮を構えてきた場所で、今もラーマ10世の離宮「クライカンウォン宮殿」があります。だからビーチはとにかく静かで、落ち着いた上品な雰囲気が漂っています。「タイ=にぎやか・派手」というイメージがある方には、少し意外に感じるかもしれません。

個人的には、ここを最初の目的地に選んで正解でした。
5つ星ホテルに到着。「やってしまったかも」と思いながらも
ホテルに着いたとき、正直「あ、やってしまったかも」と思いました。
今回の旅はバックパックひとつで世界を半周する旅です。節約が基本のはずなのに、初日からいきなり5つ星ホテルを予約していた。出発前は「まあ最初くらいいいか」と思っていたんですが、実際に入口に立ってみると「これ、自分には分不相応では?」という謎の罪悪感がありました(笑)。
泊まったのは「Centara Grand Beach Resort & Villa」。ホアヒンを代表するビーチリゾートで、ツインベッドルームに3泊して45,175円でした。

フロントに入った瞬間、空調の冷気が疲れた体に染みわたって、広いロビーのどこかから花の香りがして。さっきまでバスで揺られていた自分が嘘みたいな空間でした。部屋に通されて窓を開けたら、目の前に海。プールのブルーと海のブルーが重なって、陽が傾いていく様子が見えて。「ここに3泊するのか…」と、しばらく何もしないで立ったまま眺めていました。

疲れていたはずなのに、なぜか全部吹き飛んだんですよね。
🏨 ホテル情報:Centara Grand Beach Resort & Villa Hua Hin
場所:ホアヒン中心部から徒歩圏内、ビーチフロント 料金:ツインベッドルーム3泊で45,175円(1泊あたり約15,000円/2024年8月時点の為替レート換算) 公式:centarahotelsresorts.com 予約はBooking.comやExpediaでも可。シーズンによって価格が大きく変わるので早めの予約が◎
🏨 ホテル情報:Centara Grand Beach Resort & Villa Hua Hin場所:ホアヒン中心部から徒歩圏内、ビーチフロント
料金:ツインベッドルーム3泊で45,175円(1泊あたり約15,000円/2024年8月時点の為替レート換算)
公式:centarahotelsresorts.com
予約はBooking.comやExpediaでも可。シーズンによって価格が大きく変わるので早めの予約が◎
「旅の最初に一番贅沢を使ってしまった」という気持ちはありましたが、後悔はゼロです。むしろこれで良かったと確信しています。長い旅の最初に「来て良かった」という体験を積んでおくと、その後どんな場所に泊まっても「あの初日があったから」と思える余裕が生まれるんです。
Day1を終えて
航空券はLCCで節約して、バスで4時間揺られて、たどり着いたのはタイ王族も通ったビーチリゾートの5つ星ホテル。
移動だけの1日だったはずなのに、なぜかすごく充実した気分でベッドに倒れ込みました。旅ってそういうものなのかもしれません。移動そのものが、もう旅の一部なんですよね。40代になって、ようやくそれが体でわかった気がします。
次回はホアヒン2日目。
「ホアヒンの海は泳げない」という衝撃の事実と、地元民に教えてもらったレストラン「Kens Kitchen」のこと。タイの物価は今や日本とさほど変わらないのに、なぜかあのご飯だけは忘れられないんですよ。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
実はこのタイの旅、ぜんぶ1冊の本にまとめました📖
『世界半周ひとり旅 第1巻 タイ編 ― 夢を、夢のままで終わらせたくなかった』
ホアヒンの5つ星から、ピンクガネーシャ、そして「ひとり旅」の始まりまで。ひと晩で読める一冊です。Kindle Unlimitedなら追加料金なし(0円)で読めます。
旅の続きも、このnoteで書いています。よければ他の記事ものぞいてみてください☺️
世界半周一人旅|AIと旅するhiro|note
もし本を読んでくださった方がいたら、正直な感想をAmazonに残してもらえると、次の巻を書く力になります。星ひとつ、ひと言でも本当に嬉しいです。
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