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真冬の北海道歩き旅38 【野付半島】

おっっっっ久しぶりです。1週間ほど経ってしまいましたね…。
前回は根室にて宿泊した際に書いてましたが、それからまた忙しい日々が続いて現在は釧路を過ぎたところです。いろんな人たちに助けられているなあと日々実感しながら、時速4キロで着々と歩みを進めています。
そんなわけで、だいぶ前のお話になってしまいますが、知床半島を巡った後のお話を書いていきます!

前回までのあらすじ↓

羅臼や標津で美味しいものを食べ、温泉に入り、大満足…!こそしてこれから、野付半島に向かう。


79日目:野付の‘つけね’

朝7時。標津のゲストハウス「潮目」にて起床。朝から相方さんがチャイを淹れてくれて、優雅に朝食を過ごす。今日は次の宿への移動距離が6キロだけなので、超スロースタート。
宿の向かいにある物産展「ホニコイ」にぶらっと寄ってみる。

バレンタインの期間限定品
生チョコホニちゃん

ここのホニちゃん焼きを食べ歩き。ココア生地に温かい生チョコが入ったもので、美味しかったなーこれも。
食べながら歩いていると、野付半島への分岐点に差し掛かる。

これを左に進むといよいよ野付半島だ。

野付半島は、沿岸流によって堆積された砂などが永年により堆積して形成された「砂嘴」と呼ばれる現象により出来た半島。なので全体的になだらかで斜面のない、火山系の半島とは全く異なる地形だ。
そんな野付半島、先端部から中間部にかけては原生林も広がっていて、様々な動植物がそこで生活している。湿原帯も広く、ラムサール条約湿地にも登録されているくらいだ。

左が外海、左が内海。
内海側は海面が凍結していて、ワカサギ釣りの人たちが何グループも来ていた。

半島を歩くと、これがなかなかに面白くて。半島の横幅は狭いと20〜30mくらいしかない所もあったりする。すると、左右すぐそばに海を見渡すことができて、海の上を歩いているかのように錯覚させてくれる。
根室海峡のある外海は波が高いが、右手にある内海は川の河口がすぐそばにあり淡水の割合が多いせいか海面が凍結。内海という地形からか波が弱いのも関係がありそうだ。
とにかくその景色は、ここ野付半島でしか見ることのできない特別な眺めであることは間違いない。

外海側の浜で散策する自分
ホタテを見つけて大興奮な自分

前日まで波が高かったのもあり、浜には帆立がたくさん打ち上げられていた。当然料理もできないので持ち帰ることはしなかったが…食べたかった…。
そうして野付半島の中間部で時間を潰し、本日の宿「のつけのつけね」さんにてチェックイン。

本日のお宿「のつけのつけね」さん。
野付半島の付け根にあるという事がこの名前から瞬時にわかる。

この宿主さんもとても気前のいいオーナーさんで、ほんっとに、良くしてもらった。そしてこの宿自体も清潔感があって居心地の良い最高の宿だった。宿の名前に古民家ではなく「‘小’民家」というネーミングセンスもすきだ。

オーナーさんに歩き旅のことを伝えると、なんと車で半島の先端まで連れてってくれることに。
夕陽こそ見れなかったが、先端付近に広がる原野を伺う事ができた。

オーナーさん自身もお話がお好きらしく、自分たちの旅のことや、この宿ができた経緯についてなど、話が尽きる事がなかった。
ちなみにここ野付半島では、凍えるくらいに寒い時期かつ快晴である一定の条件が揃うと「四角い太陽」を見る事ができる。いわゆる蜃気楼によって可視化されるこの太陽にオーナーさんは魅了されてここ野付に移り住んだんだそうだ。自分もいつか見てみたいなぁ。

オーナーさんが撮影したのを見せてくれた。食パンみたいで可愛い太陽。

80日目:日の出

「のつけのつけね」、なんと良い宿なんだ。殺風景で何もない、電気と水道が通っているのだけでも奇跡とすら思えるここ野付半島で、ここまでに徹底したホスピタリティを実現させる宿があるのかと惚れ惚れする。とても良く寝られた…。
実は昨晩のうちに、オーナーさんから

一緒に日の出を見にいきませんか…?

と、嬉しい誘いがあったので、喜んで着いていくことに。車で先端方面に走ること15分…眺めの良さそうな、人気のない浜辺にやってきた。

東側が少しずつ赤くなり始めている。突端まで伸びる電線と萌え始めている水平線とのコントラストがとても美しい。

日の出というのは、何故にもこんなに人の心を動かしてくれるのか。
いやでも前向きにさせてしまう何かがある。気持ちのいい朝を、オーナーさんのおかげで迎える事ができた。

のつけのつけねさんの朝ごはん。シンプルイズベスト…!

朝ごはんをいただき、出発。短い間でしたが、本当にお世話になりました。またこなきゃ…

また来たい。そう思わせてくれる宿だ。

そうして、「のつけのつけね」を発つ。これより向かうは根室の突端にして日本最東端である納沙布岬だ。

ミートハウスながのさん。裏にはキャンプ場もあったりして、楽しく過ごせそうだ…!

出発をしてから2時間半後、とある洋食屋さんに着く。その名は「ミートハウスながの」。口コミで美味しいと聞いていたので気になっていたお店だ。
開店の30分前に到着してしまったのでお店の前で並んで待とうとしたら、「中で待っていてもらってもいいですよ」と入れてくれた。なんと優しい方だ…
開店時間まで待ち、注文してみた。
こりゃ堪らんお味だ…うんまい。

アメリカンハンバーグ!ボリュームたっぷりで大満足〜

お店にいると、次に入ってきたお客さんに声をかけられた。そのお客さんも野付半島で野生動物を撮るのが目的だったらしい。自分もカメラで撮りたかったなぁ。
そうして次の町、別海にはいる。

うおっヤギ!?
かわいい…

そして到着したのが、本日の終点「道の駅おだいとう

本日の目的地「おだいとう」。
中のお店は閉店している。

駅の中にはベンチがあったので、そこでゆっくりと休む事ができた。もちろん中では寝ずに、外でテントを張った。これからテント泊が3日間続く予定。さてさて、上手くいくのやら〜…

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