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AIは「すごいツール」で終わっていい?:僕がAIブリッジエンジニアとして生きると決めた理由

「AIってすごいですよね」

ここ2年ほど、どこに行ってもこの言葉を耳にします。取引先との打ち合わせ、経営者仲間との飲み会、昔からの友人との雑談。AIの話題は必ず出るのに、たいてい「すごいよね」で会話が閉じてしまうんですよね。

「すごい」の先に進めない。何をどう使えばいいのか、自分のビジネスにどう落とし込めばいいのか。その答えを持っている人が、まだ圧倒的に少ないんです。

はじめまして。Trex(Tレックス)と言います。

肩書きは「AIブリッジエンジニア」。IT企業を15年以上経営中です。
また、アフィリエイターとしては20年以上のキャリアがあります。起業前は、日常的に英語を使う職に就いていました。
今は、GPT-4o、Claude、Gemini、Perplexity、Stability AI、Whisperといった各種AIのAPIに加え、DifyやLangChainなどのワークフロー基盤も活用しながら、AIをビジネスの仕組みに組み込む仕事をしています。

このnoteは、僕の自己紹介であり、ここで何を発信していくのかを書いた「はじめの一歩」の記事です。少し長くなりますが、読み終わるころには「この人の話、もう少し聞いてみたい」と思ってもらえるように書きました。よかったら最後までお付き合いください。


経営15年、アフィリエイト20年。2つのキャリアが重なった場所

僕のキャリアは、少し変わった成り立ちをしています。

アフィリエイトを始めたのは2000年代前半でした。当時はSEOという言葉すらまだ一般的ではなく、キーワードを選んで記事を書けばそれなりに売れる、アフィリエイターにとっての黄金時代でした。

その後、Web制作やシステム開発の仕事が増えていき、IT企業を設立して経営者になりました。WordPress開発、SEO対策、業務システムの構築。クライアントの困りごとを技術で解決する「作る側」の仕事を15年以上続けてきています。

でも、その間もアフィリエイトはずっと続けてきました。20年以上、一度もやめていません。

Googleのアルゴリズムが何度もひっくり返り、パンダアップデート、ペンギンアップデート、モバイルゲドン、医療アップデート、コアウェブバイタル、そして生成AIの登場。業界の景色が5回も6回も一変する中で、周囲のアフィリエイターが次々と退場していくのを見てきました。

それでも僕が稼ぎ続けられたのは、「技術者として仕組みを設計できる力」と「経営者としてビジネスの本質を見る目」の2つが掛け合わさっていたからだと思っています。

アフィリエイトの現場で培った「稼ぐ感覚」と、経営で身につけた「仕組みを作る力」。この2つが重なった場所が、今の僕の立ち位置です。

「AIブリッジエンジニア」って何?

聞き慣れない肩書きですよね。これは既存の職種名ではなく、僕が自分で作りました。

「ブリッジ」は橋という意味です。僕がやっているのは、「AIの技術」と「実際のビジネス」の間に橋を架ける仕事です。

AIはここ数年で本当にすごい進化を遂げました。文章を書かせれば人間顔負けの品質が出る。コードも書ける。画像も作れる。翻訳、要約、分析、何でもこなせます。

でも、ここで一つ質問させてください。

「それ、あなたの仕事のどこに、どうやって組み込みますか?」

この問いにスラスラ答えられる人は、実はそんなに多くありません。ChatGPTに質問を投げることと、AIをビジネスの仕組みとして組み込むことは、まったく別の話だからです。

たとえるなら、包丁の切れ味がすごいことと、レストランの厨房がうまく回ることは違いますよね。切れ味がいい包丁があっても、仕込みの段取り、調理の順番、盛り付けのオペレーション、全体の流れが設計されていなければ料理は出てきません。

AIも同じです。すごいモデルがあっても、業務のどこに入れるか、データをどう流すか、エラーが起きたらどうするか、出力の品質をどう担保するか。そこを設計して初めて「使える仕組み」になります。

その設計をして、実装して、実際に動くところまで持っていく。それが僕の仕事であり、「AIブリッジエンジニア」という肩書きに込めた意味です。

なぜこの道に進んだのか

少しだけ、個人的な話をさせてください。

2023年、GPT-4が登場したとき、最初に感じたのは正直に言うと「焦り」でした。

コードを書かせてみたら、そこそこ動くものが出てくる。文章を書かせたら、それなりに読めるものが出てくる。SEO記事の構成を作らせたら、僕が30分かけて考えるような構成案を数十秒で出してくる。

15年かけて磨いてきたスキルの多くを、AIがこなせるようになっている。その事実を目の前に突きつけられた感覚でした。

でも、実際にAIを業務に組み込もうとして、すぐに気づいたことがあります。

AIは「すごい出力」を出せるけれど、「仕組みとして動く」状態にするのは全然別の話だということです。

たとえばGPT-4oにブログ記事を書かせるとしましょう。1記事なら、プロンプトを工夫すればそれなりのものが出ます。でも、毎日10記事を安定して出したいとなったら? キーワード選定から構成案の生成、本文の執筆、画像の用意、投稿、内部リンクの設定まで、全部をつないで自動で回さなければいけません。

その「つなぐ」部分が、想像以上に大変だったんです。

APIの呼び出し順序、レスポンスのパース、トークン数の管理、エラーハンドリング、リトライの設計、出力フォーマットの統一。一つひとつは地味な作業ですが、これらが全部かみ合って初めて「自動化」と呼べるものになります。

そこで気づきました。15年かけて培った「システムを設計して、組み立てて、運用する」という経験は、AIの時代にこそ価値があるんだと。

AIそのものを作る仕事ではなく、AIを実際のビジネスで使えるようにする仕事。それなら、僕のキャリアのすべてが活きます。

焦りが、少しずつ手応えに変わっていった瞬間でした。

僕が日常的にやっていること

具体的に何をしているのか、イメージしやすいように書いておきますね。

AIモデルの使い分け設計

GPT-4o、Claude、Gemini。この3つのAPIを中心に、タスクに応じて使い分けています。「どれが一番いいですか?」とよく聞かれますが、答えはいつも同じで、「タスクによります」です。

構造化された分析や長文の整合性チェックはClaude。自然な対話や読者に語りかける文章の生成はGPT-4o。大量データの一括処理や競合リサーチはGemini。リアルタイムの情報検索が必要な場面ではPerplexity。アイキャッチやサムネイルの生成にはStability AI。音声コンテンツの文字起こしにはWhisper。

それぞれに得意な領域があって、適材適所で組み合わせるのが僕のやり方です。

自動化システムの設計と構築

「AIを導入したい」と言われたとき、僕がまず考えるのはプロンプトではありません。業務の流れ全体を見て、自動化すべきポイントとしてはいけないポイントを切り分けるところから始めます。

DifyやLangChainといったワークフロー基盤を使って、複数のAIモデルを連鎖させる処理チェーンを設計する。API連携、データフローの設計、エラー時のフォールバック。プロンプトはその仕組みの中の一つのパーツにすぎません。

プロンプト設計

ここで言う「設計」は、ChatGPTに上手に質問するテクニックの話ではありません。出力フォーマットの定義、コンテキストウィンドウの管理、再現性の確保。システムの一部として安定して動くプロンプトを設計する技術です。

プロンプトを「書く」人は、AIに上手に質問するスキルを持っている人です。プロンプトを「設計する」人は、プロンプトをシステムの一部として安定的に動かすスキルを持っている人です。この違いは、ビジネスに組み込む段階になると決定的に効いてきます。

SEOとブログ収益化

20年以上のアフィリエイト経験で身につけたのは、小手先のSEOテクニックではありません。Googleのアルゴリズムが何度変わっても通用する「本質」です。

読者の検索意図を深く理解すること。データを見て改善し続けること。手法に固執せず、本質を見ること。この3つがあったから、20年間どんな時代でも稼ぎ続けることができました。

今はそこにAIが加わっています。キーワード設計、記事構造の設計、サイト全体の設計。この3つの設計にAIを組み込むことで、ブログ収益化の精度とスピードは格段に上がっています。

20年のアフィリエイト経験が、AI時代に化けた

ここまで読んで、「AIブリッジエンジニアとアフィリエイターって、どうつながるの?」と思った方もいるかもしれませんね。

実は、めちゃくちゃつながるんです。

アフィリエイトの本質は、「読者が求めている情報を、適切な形で届けて、行動につなげる」こと。これって、AIを使ったコンテンツ戦略の本質とまったく同じなんです。

20年のアフィリエイト経験で培った「どんなキーワードが狙い目か」「どんな構成なら読者に刺さるか」「どうすれば成約につながるか」という感覚は、AIでコンテンツを作る時代にも100%活きています。むしろ、AIという強力なツールが手に入ったことで、20年分の知見がさらに大きな成果を生むようになりました。

逆に言えば、AIをどれだけ上手に使えても、この「稼ぐための本質」がわからなければ、アクセスは来ないし収益も出ません。AIで記事を量産してもPVが伸びない人が多いのは、ここが抜けているからなんです。

僕がこのnoteで発信するのは、「AIの使い方」だけではありません。20年間の実戦で身につけた「稼ぐための本質」を、AI時代のやり方に翻訳して届ける。これが、僕にしかできない発信だと考えています。

15年の経営で見えた「自動化の線引き」

もう一つ、僕の強みとして書いておきたいことがあります。

経営を15年以上やっていると、「自動化してはいけない仕事」の感覚が身につくんです。

技術者の視点だけだと、自動化できるものは全部自動化したくなります。でも、経営の現場では「ここは人がやるべきだ」という判断がビジネスの質を左右する場面が多いんですよね。

たとえば、クレーム対応。初期対応の定型文はAIで自動化できます。でも、お客さんの怒りの温度感を読み取って、対応の方針を決める部分は人間がやるべきです。自動化で効率は上がりますが、判断まで自動化すると信頼を失うリスクがあります。

たとえば、採用の最終判断。履歴書のスクリーニングや面接日程の調整はAIで効率化できます。でも、「この人と一緒に働きたいか」という判断を自動化する会社には、いい人材は集まりませんよね。

「自動化できるか」と「自動化すべきか」は、別の問いです。

この線引きを正しくできるのは、技術がわかるだけではなく、経営の現場を知っている人間だと思っています。だからこそ、当事者と経営者の両方の目線で語れることが、僕の発信の特徴です。

このnoteで発信していく5つのテーマ

ここまで読んでいただいて、僕がどんな人間で、何を考えているか、なんとなく伝わったでしょうか。

このnoteでは、以下の5つのテーマを軸に発信していきます。

① ブログでの稼ぎ方

20年以上のアフィリエイト経験をベースに、AI時代のブログ収益化戦略を発信します。キーワード選定、記事設計、収益化の導線設計まで。「AIで記事を書いたけどアクセスが来ない」という悩みに、当事者として答えていきます。

② SEOノウハウ

Googleのアルゴリズム変動を5回以上くぐり抜けてきた経験から、小手先のテクニックではない「本質的なSEO」を解説します。検索意図の分析、E-E-A-Tの実践的な対策、サイト構造の設計など、実務に直結する内容です。

③ プロンプト設計

「書く」ではなく「設計する」視点でのプロンプトの話をしていきます。再現性のある出力、フォーマット制御、複数ステップのチェーン設計。個人利用のコツではなく、ビジネスに組み込む前提での設計技術を共有します。

④ システムの構築

AIを使った自動化システムの設計と構築について書いていきます。API連携、ワークフロー設計、エラーハンドリング、品質管理。「AIで自動化しました」と言える状態を本当に作るために、何を設計すべきかを具体的に解説します。

⑤ AI×経営

15年の経営経験から見える「AI導入の現実」を発信します。自動化の線引き、AI導入で失敗する会社のパターン、経営戦略としてのAI活用。技術論だけでは見えない、ビジネスの現場視点でのAI論です。

どのテーマも、「こうすればすごいですよ」という話ではありません。「こうやったら実際に動いた」「ここでつまずいた」「この判断は間違いだった」。そんなリアルな話を書いていくつもりです。

こんな人に読んでほしい

  1. AIに興味はあるけど、ChatGPTに質問する以上の使い方がわからない。

  2. ブログやアフィリエイトにAIを活かしたいけど、思うように成果が出ない。

  3. プロンプトのコツは調べたけど、もう一段深い使い方を知りたい。

  4. 「AIで自動化」の具体的な設計プロセスに興味がある。

  5. 当事者の視点と経営者の視点、両方からのAI活用論を聞いてみたい。

一つでも当てはまったら、たぶんこのnoteは合うと思います。

「すごい」の先へ

「AIはすごい」。これは、もうみんな知っています。

次のステップは「で、どう使うの?」に自分なりの答えを持つことですよね。

AIは魔法の杖ではありません。そして、弱者の味方でもありません。
AIは、正しく使っている人の味方です。

正しく設計して、正しく組み込めば、ビジネスの動き方を根本から変える力を持っています。僕はそれを、15年の経営と20年以上のアフィリエイト、そしてAIシステム構築の経験をもとに、一つずつ実証してきました。

このnoteが、あなたにとっての「すごいの先」を見つけるヒントになれたらうれしいです。

フォローしてもらえたら、新しい記事を書くたびにお届けします。一緒にAIの「その先」を探っていきましょう。

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