超国宝と奇跡の歴史
今日は奈良国立博物館に行ってきた。奈良に住み始めてかれこれ5年だが、博物館内に入るのは初めてのことだった。特別展示として「超国宝」展をしていて、思えば国宝もじっくり見た記憶がほとんどないので、行くことに決めた。
博物館に着いてから驚いたのはまず人の数である。おそらく海外からの観光客も多いのだろうが、そりゃ国宝がたくさん集まっている展示は興味深いし、意外と見る機会が少ないだろうし、多くの人が見たいのだろうなと思った。チケットを買うのに並んでからやっとこさ中に入ると、圧倒的存在感のある観音菩薩像が展示されていた。荘厳な感じというか、神聖な感じというか、照明も相まってとにかくオーラが凄まじかった。1000年よりももっと前に造られた仏像や装飾品の数々が展示されていて、その精巧さと歴史の重みが私に衝撃を与えた。こんなに綺麗な状態で木製の仏像や巨大な曼荼羅が残っていることに驚き、そして当たり前ではあるのだが、地続きで歴史が紡がれていま私が生きて存在していることの奇跡を再確認した。さすが国が指定した宝である。
圧倒的物量と情報量に足も頭もヘロヘロだったが、別館にも入れるということで、せっかくだしと軽い気持ちで入って、さらなる衝撃を受けた。およそ、5メートルはある巨大な金剛力士像が展示されていて、度肝を抜かれた。やはり、どデカいものは、それだけで感動し、興奮する。歴史もあまり知らないちっぽけな私は、昔の人の命懸けの仕事に胸を打たれた。
読んでくださり、誠にありがとうございます。今日も皆さまに良い風が吹きますように。
