【世界一周】11か国ぼっち旅 episode6~モロッコ・マラケシュ:迷路の街~
女の憧れ、ギリシャ旅を終え、
アテネからマドリッドを経由して、
LCCでマラケシュに入ります。
2025年6月11日から6月14日までの
滞在記のはじまり。
アテネ空港からマドリッドへ
危うく途中下車で時間ロスすることなく、
無事に空港に到着。(前の投稿を参照)
搭乗手続きを済ませ、足早にラウンジへ。
アテネの空港にはイベリア航空の
ビジネスラウンジはなく、Priority Passと
共用。こじんまりしたラウンジ。
席数も多くはないがそれほど混んでいない。
カフェラテを2杯ほど飲み、少し早めに
ゲートに向かうが、搭乗予定の便名と違う…
慌てて掲示板を確認すると、直前にゲートが
変更になっている。何事も早めの行動が肝心。
イベリア航空の機材は4時間弱のフライトという
こともあり3−3シート、ビジネスは真ん中の座席を
テーブルにした簡易ビジネス仕様。
JALエコノミーの方が座席は広い。
衛生状況も悪い…シートの隙間に食べかすが
散らかったまま。

それでも機内は陽気なスペイン語が溢れ、
思わず笑みが溢れる(大学で少し学んだ)。
シートベルトのチェックもしたのかしないのか
わからないほど適当 おおらか。
ビジネス担当のCAは男性のみ。
機上からギリシャに別れを告げる。

機内食は量こそ控えめだがとてもおいしい。

座席の狭さ、お分かりいただけるかと
旅が進むにつれ出会いが増え、
英語での会話にも苦手意識がなくなっていく。
思い切って来てみてよかったと機内でふつふつと
喜びに浸る。今かけがえのない時を過ごしている。
急に決まったマラケシュ行き
ワンワールドエクスプローラーの予約時には、
マドリッドから近隣国にも鉄道で足を延ばして
みるつもりで12日間を確保してある。
距離的にもフランスかな、などと漠然と考えていた。
旅の途中、ふとマラケシュのことが気になる。
気になるとますます気になるのが人間の不思議。
ということで、クルーズ船滞在中に
マラケシュのリヤド(伝統的な宿)と
ライアンエアの予約を済ませた。宿はもちろん
マスターカードコンシェルジュの提案におまかせ。
やっぱりAgoda経由がいちばん安い。
初日:凡ミスで悲しみに暮れる
マラケシュの宿は現地・現金払いのみとのこと。
モロッコはいまだ現金が主流のよう。
マラケシュの空港で現金を調達しようと
考えたが、深夜着でタクシーが捕まらないことも
想定して、宿に送迎を依頼しておく。
空港でドライバーを待たせるわけにもいかないし、
事前に宿主からはユーロ払いでもいいよ、とメールが
あったので、お言葉に甘えることにした。
ということで、マドリッド空港内で€をキャッシング。
しかし、JCBが使える表示があるのに、なぜか決済
されない…たまにあるよね。
手数料が高いのでできるだけ避けたかったけど、
しかたなくマスターカードでキャッシング。
これが後々の大ショックにつながる。
さて、初めてのLCC。悪名高いライアンエア。
Appからチェックインすればいいのよね、
ってあれ?できない。
スーツケース預入れがあると、もしかして
オンラインチェックインできない?
よくわからないが、長い行列に並べとのこと。
いつもならベッドにもぐりこむ21時過ぎに
1時間は並んだろうか?
アテネで疲労が蓄積した身体にこたえる。
そんなこんなでようやく搭乗。

もう行列…

スペイン人にもモロッコは人気なのだろう。
深夜便にもかかわらず座席はほぼ満席。
若者のグループ多め。短いフライトだが座席の
広さも申し分ない。1時間ほどのディレイは
あったものの、快適にマラケシュの空港に到着。
すでに深夜を回っている。
さて、ドライバーを探さねば。
ゲストの名前を掲げたたくさんの中から
私の送迎を探すが…いない。
うろつくこと10分、ようやくドライバーと
出会う。さして悪びれもせずこっちこっちと
手招きする。こらー。
空港から宿までは車で20分もかからない距離。
運転手も「マラケシュは観光化されすぎている」
と言うとおり、主要道路沿いの街並みは
美しく整備され、まるでディズニーランドのよう。
ドライバーは若いがおしゃべり好きなのか、
深夜にも関わらずアジアの見知らぬおばちゃん
にも喋り倒し、WhatsAppの連絡先まで教えて
くる。あっ、営業か…。ナンパじゃないわな。
びっくりしたのは深夜1時過ぎなのに
馬車観光している人たちや旧市街は夜市で
人があふれかえっていること!

大人も子供も普通に観光を楽しんでいる
なにこれ、カルチャーショック!
タクシーを降りると、宿主の男性が
深夜にもかかわらず迎えにきてくれた。
挨拶の握手を交わし、古く細い路地を
私のスーツケースを転がしてグイグイ進む。
結構歩いたので、どこに連れていかれるの
だろうと途中で不安になるほど。
マラケシュの旧市街は細い路地が多いので、
宿まで車が入っていけないのだと到着して知る。
そういうちょっと不安な感じも旅の醍醐味。
リヤドとは中庭に噴水を持つ
小さな宿を指すらしい。
中国の四合造りのような感じか?

部屋には外窓はなく中庭に向けて
小さなステンドグラスの窓。
中庭は吹き抜けで天井はない。
小さめだけど清潔でファンシーな部屋。

宿泊客が少な目でアップグレードしてくれた模様
部屋に入った後、マドリードで調達した
ユーロがべらぼうに高いレートだった
ことを知り愕然とする。
疲労困憊でどうやら日本円決済を選択して
しまい約7,000円程度の為替手数料が上乗せ。
私としたことが、ショック!!
しかも、マラケシュに来たらここに行かなきゃ、
というイヴサンローラン美術館のチケットも
クレジットカード決済が通らず購入できない。
オンラインでしか買えないのに!
泣きたい気持ちを抑え少々カビ臭い布団に
潜り込み就寝。深夜3時。
2日目:マラケシュ旧市街を散歩
眠たい目をこすり、ようやくベッドから這い出す。
今朝はウォーキングツアーに参加する。
朝食会場に向かうと、どうも一番乗りのよう。
少しひんやりとした朝の空気と小鳥のさえずりを
しばし楽しむ。



パンケーキやクレープ、
オムレツやフルーツ類が並ぶ

すずめが時々遊びにくる
豪華な朝食ではないけれど、手作りで
温かみのある朝食に心がふっと緩む。
宿主にふと、イヴサンローラン美術館の予約で
クレカ決済できずに困っていると話すと、
「代わりに予約してあげるよ」と
宿主のクレカで予約と支払いをしてくれた。
ええぇ~、客を信用してそんなことまでして
くれるの??おかげで明日午後の枠を確保する
ことができた。
腹ごしらえのあと、身支度をしてツアーの
集合場所に向かう。
フナ広場はコブラや猿回しなどの大道芸と
生フルーツジュースのお店、ヘナタトゥーや
雑貨の出店など所狭しと並ぶ。
その喧噪にびっくり。夜になるとこれ以上の
喧噪に包まれることを、この時はまだ知らない。
今日のガイドはハリソン・フォードが
マラケシュを訪れた際のガイド経験もあるそう。

ぐいぐい進む

所狭しと並ぶ

金細工の照明器具

マラケシュも直射日光がキツイ!
モロッコが「世界三大ウザい国」と
言われていると気づいたのは帰国してから。
確かに店先では必ず「5分だけでいいから」
など、片言の日本語で話しかけられる。
でも、しつこくはない。
フリーツアー解散後も一人で路地を
うろついてみる。
今朝夫が電話で松田聖子のMarrakeshを
鼻歌で歌うもんだから、私の脳内も
聖子ちゃんの歌声でいっぱい。
それに、かわいい雑貨がたくさんあって、
目移りする。しかし、まだ旅の中盤。
ここでスーツケースを埋めるわけにいかない。
泣く泣くあきらめ、タッセル付きの小さな
キーホルダーを数個、お土産に購入。
フナ広場のATMで現地通貨をキャッシングして
イヴサンローラン美術館の入場料と感謝の
心づけをわずかに上乗せして、宿主に手渡す。
そうそう、マラケシュの宿は外から帰るたび
中からカギを開けてもらわなければならない。
そのたびに宿主がドアを開けてくれる。
いつ寝てるの?身体が心配。と伝えると
「That's life. 」と。若いのに達観している!
かなり歩き疲れて、でもレストランに入って
お腹いっぱい食べる気にもならず、部屋で温かい
インスタントスープを胃袋に流し込み就寝。
3日目:イヴサンローラン美術館
タクシーを拾って美術館に向かう。
ボロボロの車に途中でもう一人拾って
相乗りになる。料金二重取りやん。
相乗り客が下りた後、気さくなドライバーが
私にも理解できる平易な英語でこの街の魅力を
教えてくれる。
おススメのタジン鍋の店、嫁入り道具に
ラクダを積んでいくこと(ほんまかいな)、
モロッコの山の魅力などなど。
残念ながら私のヒアリング能力では店の名前
などの固有名詞はなかなか覚えられない。
せっかく教えてもらったレストランの名前も
右から左に通り抜けていくw
そんなこんなでほどなく美術館に到着。
所蔵作品はそれほど多くはないが、
サンローラン氏の魅力を語るのに十分な量。
また、この美術館の魅力は
ミュージアムグッズかもしれない。
イヴサンローランがお手頃な値段で手に入る。
私も旅の思い出に、真鍮製のペンダントを購入。
1万5千円ほど。
Marrakech, Morocco pic.twitter.com/rnijRdQF5e
— trip2world (@trip_2_world) October 13, 2025

美しく映える


ゆっくり鑑賞できる

おしゃれなショップもあり楽しい

ミントが効いたアイスティーとイチゴシャーベット
カフェで一息入れた後、街並みを
楽しみながら歩いて宿まで戻る。
日差しは相変わらず暑いけれど、
昨夜も早めに休んで体調はすこぶる良い。
旧市街をもう一度うろついて
部屋に戻って身支度をして
今日のもう一つのお楽しみへ。
モロッコに来たらハマムは経験したい。
GoogleMapsのおすすめを調べると、
どうも宿から近い
このスパがよさげ。で、結果最高でした。
Alphais Spa

入口は小さいが中はかなり広い
前日予約でも希望の時間取れました

このきらびやかな照明
非現実の空間で深いリラクゼーション効果
Marrakech, Morocco pic.twitter.com/914d4JkzTZ
— trip2world (@trip_2_world) October 22, 2025
私は、ハマム+60分オイルマッサージを選択。
これで約1万円ほど。ハマムはタイル張りの
スチームサウナの中で体をこすってもらう
トリートメント。
韓国あかすりに慣れた日本人には
少し物足りなさがあるものの、
血行がよくなったのを実感。
そのあと、ミントティーとクッキーを
いただきながら休憩室で15分ほど
横になったあと、トリートメントルームにて
オイルマッサージ。
これがとろけるような極上体験。
マッサージの後も休憩室で気が済むまで
ダラダラと過ごし、名残惜しく退店。
クレカ使えます。石鹸のお土産付き。
身体がすっきりした後は、さすがに
おなかが空くw
フリーツアーのガイドおすすめのレストランで
比較的お手頃なタジン鍋と「自家製」の文字に
惹かれ、普段は頼まないレモネードも注文。
Marrakech pic.twitter.com/GRZKbdoLnZ
— trip2world (@trip_2_world) October 12, 2025
ホロホロの牛肉とホクホクのお野菜が
とろけた身体に染み渡っていく。
かわいいオッドアイのねこちゃんの
上目遣いにもとろけて、お酒も飲んでないのに
千鳥足で宿に帰る。あ~大満足。
最後に夜のフナ広場を散策。
信じられない喧噪。どこからこんな人が
湧いてくるのか?
昼間はなかった屋台が所せましと並び
どの店も大にぎわい。
音楽を奏で踊りを踊り、宵闇を盛り上げる。
私の知らないこんな日常があるのか。
知らないことがまだまだある。
これだから旅はやめられない。
Marrakech, Morocco pic.twitter.com/zaFVwpAZ6o
— trip2world (@trip_2_world) October 22, 2025
4日目:いざ、マドリッドへ
さて、名残惜しいけれど、今日はまた
ライアンエアでマドリッドに戻る。
午前早い便なので、朝食はスキップし
宿主に御礼を渡してチェックアウト。
さて、タクシーを探さねば
って、宿を出てすぐ声をかけてきたw
100ディルハムを要求する運転手と
50で折り合って空港へ。

要求額の半値に値切ったけどちゃんと荷物は持ってくれる

夫がいないので、たばこ休憩で待ちぼうけする必要なし
マラケシュの空港では、プライオリティパス
ラウンジが(なぜか)閉鎖中。しかたないので
スタバで簡単な朝食を済ませ搭乗を待つ。
今回、凡ミスで為替手数料を無駄に払ったり
オンライン予約がうまくできなかったり
小さなトラブルはあったものの、
人の温かさに触れ、忘れられない思い出に。
心残りはBachaコーヒー本店に
立ち寄らなかったこと。また行かねば。
(次回へつづく)
旅のTips
マラケシュは夜間も人出が多く、深夜でも女性も多く外出しているので比較的安全かと思いますが、細い路地も多く不安な場合はできるだけ人通りの多い場所を歩くのが無難。
マラケシュではIn Driveというタクシーアプリが一般的。ただし、宿主情報ではIn Driveのドライバーとタクシー運転手がケンカし始めたりすることもあるようで、流しのタクシー運転手と交渉した方がよいとのこと。タクシー運転手は料金をふっかけてくるのがデフォルトなので、相場を確認してしっかり交渉を。
Al Barid BankのATMは手数料無料(2025年6月時点)。フナ広場にあります。建物の上に国旗が掲げられているので目印に。
イヴサンローラン美術館のチケットはWeb予約もしくは旅行代理店経由のみ入手可能。あらかじめ訪問日が決まっているならば、日本から予約していったほうが良い。宿主情報では、現地Web予約で海外クレカが使えないケースがよくあるそう。詳しくは、公式サイトを参照。
マラケシュにはたくさんのハマムがあります。現地の方も利用する公衆浴場的なところからホテルの高級スパまで、お好みに合わせて調べてみると面白いと思います。
マラケシュでも楽天トラベル2GB無料枠が快適に利用できました。
Airaloは
このコードを使うと450円割引になります。
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