独り言が多いので、独り言を録音してみた
1人で暮らそうが、家族と暮らそうが、他人と過ごそうが、入院していようが私はいつも、独り言が多い。
血筋かな?と思って姉妹に聞いてみたけど、彼女らはそれほどでもないらしい。
でもその代わりかどうか知らんけど、うちの姉妹はすんごい喋る。
例えるなら、サコーM60機関銃。
映画「コマンドー」でシュワルツェネッガーが半裸で乱射してたやつ。
玄関を開く前から大口径機関銃を最大火力でぶっ放してくるんです。
さらに話が長い。
妹は、待ち合わせた日の朝にオチがつく話を、1週間前から遡って1日の流れから話してくれる。ついでに事の起こりは前日の就寝前だったので、前置きの6日間はただの妹の日常であることが多い。
姉妹と会うと私はそれをラジオの様に聞き、子供達の相手もする。
子供達は親が話し出すと、遊び相手の私を取られる!と思うのか、ホーミングミサイルみたいに私の視線をゲーム機やスマホで追跡し、占拠してゲームや動画の実況を始める。
これが一気に始まると、もう何の何かわからない。
特に妹とその子供達の勢いがすごい。
なんでこんなに皆んな一気に話すんやろう。
私の方が聖徳太子に年齢が近いから、一気に喋っても聞きさばけると思ってんやろか。
私は残念ながら太子じゃないから、こんな時はそうか、そうか、と笑って全員にひたすらいいようにさせる。
そして毎回完全に喋り負け、いつも惨敗。
今年の正月は妹一家のみだったが、季節外れの台風一過の正月明け。
やれやれとバスケ観戦にしゃれ込む。
年明け1番楽しみにしていた一戦、渋谷vs三河2戦のライブ中継をそそくさと用意して、侑太郎さんの応援タオルを振り回す。
「あぁ、侑太郎さんが美しい!」
私はゲームの初めに絶対にこの独り言を発射する。
スターティングロスターを見ながら、マッチアップに期待を膨らませつつ、ふと思った。
私の血縁者は皆んなあんなにお喋りなんやから、私にもポテンシャルがあるんちゃうか?
相手がいるから喋り負けするけど、独り言なら勝てるはずや。
そう思ってバスケの試合観戦中の自分の独り言を録音してみた。
GAME1
この試合は注目のマッチアップは私の推しの侑太郎さんと、姉の推しの大貴さん。
リーグも大注目のズッ友対決。
去年の試合ではマッチアップがほとんどなかったが、今回は見どころが4回!
体を絞り切ってスピード勝負の侑太郎さんと、もりもりに体を作り直した大貴さんのマッチアップ。
ポストプレイは力技で勝てるのに、大貴さんが相手の得意分野で勝負をふっかける。
いつもはキャプテンとして皆んなを引っ張る侑太郎さんも、なりふり構わずそれを買ってマンツーするのは滾った。
独り言リスト
・「侑太郎さん!!」
・「リバンリバンリバン!」(リバウンドの略)
・「守れ守れ守れ!!」(バイオレーション期待)
・「え?どこファウル?」(混乱)
・「キター!!」(個人的ベストショット)
・「ノースリー!!ノースリー!!」(3ポイントシュート外しって!て願い)
・「レオー!!!」(ベンドラメ礼生が好き)
・「マジかー!!」
ダントツ1位が「大貴ー!!!」30回👏
大貴さんが問答無用でカッコ良すぎた!!
後は遠叫、唸り声。
あら?思ったより喋ってない。
GAME2
大貴さんコンディション不良でお休み。
昨日の試合は当たりが良かったけど、かなり飛ばしてたから腰にきたのか、それともインフルエンザが流行っているから体調不良か。
帯同もしてないからちょっと心配しながらも、ここは落ち着いて。
白いアウェーユニ、白いバッシュ、白いソックス、今年最初の雪の華のような侑太郎さんをじっくりと堪能。
侑太郎さん、白い靴下はあかん。
白い靴下にはロマンが詰まってるんや。
しかも、白い5本指ソックスてなんや。
久しぶりに見たわ、自分以外で。
でも私が履いたらただの足やのに、侑太郎さんが履いたら性癖になる。
悪くないだろう。
開いた事のない扉が内開きで私の額にバンバンぶち当たる。
開けたいけど、開けたら戻れない、白い5本指ソックスの扉。
その向こうに頭を殴られつつ、いつもの一言。
「あぁ、侑太郎さんが美しい!」
ティップオフ。
独り言をリストアップしようと思ったけど、言ってる内容変わらずなんで面白くないからやめた。
ダントツ1位が「侑太郎さん!!」47回👏
さすがの回数やな!でも数えるのしんどかったし、もうやらん。
あの、バードウォッチャー?が持ってるカシカシカシって押してカウント出来るやつ欲しい、要らんけど。
独り言、多いと思ったけどそうでもなかったな。
まぁ、あれか、話し方とかって脳の癖やから血ではないわな。

独り言集、番外編↓
エアコンのAIにツッコミ
私が「侑太郎さん!」て叫ぶ何回かに1回「はい、お呼びですか?」と返事するAIに対して「誰がやねん!」って無意識にツッコむ繰り返しが2回。
集中してたんか、記憶にござらんな?
インターフォンに「あと3分」
この場合の3分は、試合の残り時間。
オーバータイムに雪崩れ込む正念場に鳴ったインターフォンに対して放っていた。
バカな私。
配達員に罪はないし、むしろ寒い中来てくれたんや、感謝せんと。
ライブ録画やから止めて対応したけど、来客に3分はあかん。
トイレ行ってたら別やけど。

