BL作家やろうぜ!3つのお題小説企画!今月は休みにつきお題解放中!
毎月やっているBL小説お題企画は正月休みです!
この期間中に今まで書いてきた歴代クレイジーお題を開放します!
執筆に使ったり、次来そうなお題の予想をしてみたり、過去を懐かしんだり、未来を見据えたり、新年の挨拶に添えたり幅広くご活用ください!
普段の活動
初心者〜手練れなんでも御座れの作家さんを募集し、3つのお題を使ったブロマンス〜BL小説を3000〜5000字以内で書いて投稿してもらっています!
挑戦者さん達のふと呟いた一言や、別の創作を借りて企画をさせていただく乱入イベント特別企画もやってます!
先月の模様はこちら↓気になる方は要チェック!
作家さん全員の作品を収録した「まとめ記事」はXでもポストし、noteトップにも投稿日から1週間ほど固定されてます!
参加してくださった作家さんは約20名!毎月平均10本のBL小説が無料で読み放題!
普段はBL小説を書いていない作家さん、文フリなどイベント中心の作家さん、商業で出している作家さんも企画のために小説を書き下ろしてくれました!
内容や設定の振り幅も広く、王道のBLからファンタジー、不穏、ミステリー、ホラー、コメディ、時にお坊さんがいたり、エロ親父、AIもいれば闇当主も活躍してます!
お色気シーン(note規定範囲内)もあれば、全く無しのあるので初心者さんも安心かつ、読み慣れた人の好みにも応えられる作家さんの幅広い作品が毎月集まってますよ〜!
歴代クレイジーお題
今まで書いてきた企画のお題一挙公開!
第6弾、8弾、12弾、18弾は常連挑戦者さん原案企画です!
こちらのお題で執筆、公募に出したいなどあれば、noterさんの名前をクリックしてご本人さんにお声がけお願いします。
第1弾
「コミケ」「ビックリマンチョコ」「スマホ」
第2弾
「月見」「パンチョ」「火山灰」
第3弾
「読書会」「マジで恋する5秒前(MK5)」「13分後にしぬ」
第4弾
「いい夫婦の日」「右ストレート」「ポエム」
第5弾
「一年の振り返り」「マルチーズ」「ハミング」
第6弾
かし子さん原案・第1回「激重感情仄暗不穏」+「視線」1万字
第7弾
「卒入学式」「ヤンキー」「スポブラ」
第8弾
月は東にさんの短歌で書くBL小説!お題2つで短歌を詠んでいただき、それを元に小説を書きました!
お題で詠んだ短歌2首+「ゴールデンウィーク」
お題「セーラー服」
セーラー服の襟なびかせて歌いおる「水兵、リーベ、僕の…」 君の、
お題「元彼のラブレター」
「字が好き」がとっとく理由になるってさインクの染みはあまりに碧い
第9弾
「花」「つめ切り」「大嫌い、でも好き❤️」
第10弾
「雨の日の恋」「ルマンド」「ダンボール」
第11回
「夏祭り」「ゾンビ」「水」
第12弾
四四田鹿辰さん原案、表向きは「生きる時間」の、あなたが思う「死生感」をテーマにしたBL小説〜死別カプとか〜1万字
第13弾
「秋の味覚」「本当にあった怖い話」「パンツ履き忘れた」
第14弾
第1回「俺の話を聞け!1万字だけでもいい!」2025秋!!詳細は下に抜き出しています。
第15弾
「ルマンド」「初雪と一目惚れ」「シングルベットの組み立て推奨人数が2人だった」
第16弾
かし子さん原案・第2回「激重感情仄暗不穏」+「耽美」1万字
*第10弾と第15弾のお題の「ルマンド」がかぶっているのは、何故か皆さんがルマンドで小説書きたがるからです。
*第14弾の「俺の話を聞け!1万字だけでもいい!」2025秋!!は、小説でなくご自身と執筆についてを書いてもらいました。
こちらは企画参加者のみのとしており、2026年も開催予定です。
でも今回のみ開放中。
作品に対する熱い思いや、文章に対する溢れる血潮を滾らせて文字に起こしてください。
・俺の名を呼んでみろ!(自分流の小説の書き方大公開)
・寂しがり屋達の伝説(登場人物ハーレム一挙公開)
・ちっちゃな頃から悪ガキで(初めて書いた小説の話)
・この支配からの卒業(お蔵入り、負の遺産小説、失敗談)
・ワンナイトカーニバル(性癖、好きなカプの生態について語りたいんだが)
・盗んだバイクで走り出す(こんな二次創作やってました)
・お前も蝋人形にしてやろうか?(一緒にこんな作品書かない?リレー、連作などのお誘い)
・捨て猫みたいな俺達に、帰る場所なんてもう何処にもなかったangel(大きな影響を受けた作家、作品、音楽、映画等)
・前略、道の上より(今こんなの書きたい、これから書きたい)
等々、お好きな内容で自分の作品について語ってください。
上の例題を使ってもいいし、オリジナルで好きに書いてもらってもいいです。
今までの投稿小説保管マガジンです。
フォローしたい方はどうぞ!
*私の確認用なので普段は引用していません。
こんなお題もやってみようかな〜案
3つのお題の基本企画は、私が「くじで引いたクレイジーなお題2個」+「季節やその時の気分でつけたお題1つ」の3つで執筆してますが、もっと遊んでみようかと思ってます。
企画の当初は、お題が狂っている時ほど参加を見送られましたが、最近は猛者が増えた上に常連さんが手練れてきたので、少し難易度の高いお題の月も作ろうかなと、亀甲縛りなお題をジリジリ考えました。
・設定&シチュエーション縛りの+クレイジーなお題の縛りだらけの3つのお題。
設定
「時間軸の動き無し」「登場人物5人」「老いらくの恋」「食事風景を必ず入れる」etc…
シチュエーション
「失恋」「心中」「ファーストキス」「恋に落ちる瞬間」「三角関係」「幼馴染」「師弟」etc…
いつもの何が出るか分からないクレイジーなクジ
「ルマンド」「パンツ履き忘れた」「ゾンビ」etc…
ex:「食事風景を入れる」+「失恋」+「ゾンビ」のお題のブロマンス〜BL小説を5000字以内で書く。
例えで適当に作ったけどめっちゃ泣ける話作れそうな気がした。
誰か私が正月でだらけてる間に書いてください。笑
・同じ書き出し+クレイジーなクジお題
こちらが指定した最初の書き出し+クレイジー1個で書く5000字小説。
書き出しの例
「朝起きたら隣に知らない男が寝ていた。」
「そうそう、子犬をね?っておい!」
「それよりパーティ抜け出さない?」etc…
ex:書き出し「〇〇は激怒した。」+クレイジーなお題「呪物」
*この場合、〇〇部分に小説の登場人物の名前や固有名詞を入れてもらいます。
新案で書いてみたサンプル掌握小説!
いつも企画のお手伝いしてくれている かし子嬢にお礼を込めて、彼女の小説の登場人物でコメディを二次創作してます。(全部かし子さんの許可を得て書いてるよ!)
書き出し「〇〇は激怒した。」+クレイジーなお題「呪物」
タイトル『猛れシノブ』1500字ほど。
信夫は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐な少年に教えてもらった占いをやり抜かなければならぬと決意した。
信夫に久我の心は分からぬ。信夫は恋に疎い、大学生である。
消しゴムに「久我 輝」と好きな人の名前を書き、誰にも触れさせず半分まで使い切ってきた。
けれども久我はこと信夫を対しては、人一倍に敏感であった。
「信夫くん、消しゴム借りるよ」
都内のカフェで課題中、音もなく近付いた誰かがPCの側に転がっていた俺の消しゴムをひょいと摘んだ。
「あ!」
「ふぅん、律儀に手書きのメモも作るんだね?」
頭が真っ白になって無意手を伸ばすと、猫をじゃらすようにスッと避けられ消しゴムが遠のく。
返せよ、それは…その消しゴムは!意中の人の名前をひっそりと書いてカバーで隠し、誰にも触らせずに使い切ると両思いになれる占いを施したものなんだ!
半年かけて半分にして、やっと両思いにリーチかかってたのに!!
ふつふつ湧く怒りで鼻息荒く顔を上げると、それはまさかの消しゴムの名前の張本人である久我輝。悠々とソファ席の俺の隣に腰をかけて足を組んだ。
バキバキの俺の目を見つめ返して「待ち合わせの時間潰しに入ったら丁度よく君がいた」と呑気の顔を綻ばせ、コートの前を整えた流れでスウェードのサイドゴアブーツを指差す。
「この汚れ消しゴムで落ちるかな」
腹は立てども意中の人、俺の視線は素直に指先を追う。
そしてつま先を擦ってしまった汚れより、その下に隠れた細い足首とうちくるぶしのとっかかりを妄りに想像して、慌てて頭をふる。
いやいや、なんで俺が気を咎めないといけないんだよ!
珍しくBL展開な俺の傍で、消しゴムの黒くなった使用部分を避けようとした久我先生が「ちょと失礼」と徐にカバーを取り去った。
真裸にされた俺の恋心と消しゴムの側面を大きな黒目が鋭くとらえ、半分消費されて「久我」だけになった文字に眉根を下げて目を光らせる。
「おや、これは…僕の名前かな?」
ぎゃふん。
人生で初めてこんな声が出た。
恋占いを強制終了させ、人の消しゴムの綺麗な角を躊躇なく潰せる。
俺の好きな人は決して人畜無害に生きられない、傍若無人だけど顔面は国宝の外道。ロマンスの神様、本当に俺の好きな人はこの人でしょうか?
「小学校の頃に流行った好きな人と両思いになれる占いみたいだが、占いも呪物の一つだって、民俗学を先行する君なら知ってるはずだよね」
軽く握った拳を唇に当てて一頻り笑うと久我先生は俺に長いまつ毛を向けた。
「呪いたいほど好きってことかな」
ジリ…座っているのに足だけ後ずさる、いつもなら見惚れる仕草に今は違う動悸と衝動に駆られる。
帰りたい、あったかい我が家が待っている。
恋心よりも、恋呪いがバレた羞恥心が俺の帰巣本能を刺激し、追い打ちをかけるように苦節半年、夢半ばと自分を鼓舞した孤独な努力の日々が音をたてて崩壊した。
呪いや神が本当にいるとして。
両思いになりたい張本人に占いを霧散させるって、いったいどこのロマンスの神さまの暇つぶしだよ。
暇ならゲレンデが摩擦で溶けるほどスキーでもしてろよ!
我慢ならない!!
脱出を企てた瞬間に久我先生が脊髄反射みたいに俺の腕を掴んだ、一瞬の出来事なのに細い指がしっかり痛点を押し込み、馬鹿力が骨を軋ませる。
俺は唸りながらソファに崩れ落ちるしかなかった。
「なぁ、賭けをしよう」他にもっと俺に言う事あるだろ!?
どんなに憤っても口に出さないと想いは届かない。
恋も、怒りも、恨みも、痛みもきっと大元は全て同じで、大体1人の人に向く。
久我先生は店頭に現れた待ち人に手を振ると、咲き始めた花弁を撫でるように消しゴムの自分の名前を撫でた。
そして俺のペンケースからサインペンを取り出すと、反対面に「市媛 信夫」と書いて頬に顔を寄せる、耳たぶの産毛がくすぐったい。
「この呪いが勝つか、君の薄っぺらい経験値の恋愛が負けるか」
またね、と消しゴムを持ったままのポケットに手を入れ、店内のコーヒーの匂いに残り香を混ぜながら汚れたブーツで出ていった。
それ窃盗!の俺の脳内ツッコミを無視して。
主人公の信夫がフリー素材になった後に書いた小説は、私の小説内に信夫を召喚して書きましたが、今回は完全に二次創作です。
企画参加初期に「大好きな久我先生にラブレターを書いたら、内容を添削し赤ペンで返ってきた」信夫の悲しいエピソードを思い出しながら書きました。
残念男子と
企画の改訂内容の記事はもう少し練ってから出します!
少しスペースでも仄めかしたのですが「企画自体の読者さん」を作りたいと思い、色々と考えております。
作家さんには少しご面倒なことを頼むかもしれませんが、みなさん色んなスタンスや状況で参加してくれていますので、今まで通りのスタイルでも参加してもらえるよう、2通りで考えてます。
次回の企画「挑戦者求む!」の記事は1月26日(月)、新年一発目は肩慣らしの通常通りの3つのお題です。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします。
