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静電気の除電で体調が変わる? その2

「除電で同乗者でも体が楽になるには何故か?」その理屈が知りたくて、機会があったので博士に話を伺いました。
まず、取得されている博士号の分野「材料科学とは何か?」ですが、正確を期す為にブリタニカの国際百科事典を引用します。
材料科学とは「主として固体材料に関し,あらゆる基礎的な問題の連係的な理論的研究、およびその成果の工業的応用・開発までを含む広範な内容をもつ学問分野」だそうです。
もっと簡単に言えば、個体の物質の特性を生かし、新しい素材を開発したり、既存の物質を加工して、新たに工業的に応用出来る研究や開発をする学問的応用研究という事ですね。

「除電をした車で同乗の体まで楽になるのか?」ですが、博士の見解を簡単に言うと「除電によって各部品が少ない力で作動(動く)するようになるので、各部品が発する周波数(振動数)が変わる。また、周波数の伝達の波形が変わる事によって、同乗者の不得意な(敏感な)周波数が変化したり、伝わる波形が変わったり小さくなる事で、不快感が軽減されるのではないか」という見解でした。
これを素人にも分かり易く、身振り手振りも加えながら解説して下さいました。

まず周波数ですが、これも中学校で習うはず。一秒間当たりの振動や波の揺れる回数です。中学校を卒業してさえいれば、以下の説明は理解出来るはずです。
誰もが知っているのは、音も振動で伝わり周波数を持っています。耳で聞こえなくても体で感じている周波数もありますし、動物によって聞こえる・聞こえない周波数帯もあります。
歳を取ると共に高音域が聞こえにくくなるのは良く知られていますね。
猫は耳の「聴能力」が跳びぬけて良く、ウチの猫が何か聞き耳を立てているので探すと、何と足音でアリを発見していました。

例えば風力発電の大きなプロペラの回転で発生する低周波音で、健康被害が発生する事例があるのは多くの方に知られています。この低周波音は人間の耳には聞こえません。聞こえるかどうかと健康に影響があるかどうかは別の話なのです。
このように、動物によって感じ取れる周波数も違いますし、同じ人間でも年齢や個体によって、体に取って不快と感じる周波数(振動数)帯があるというのは理解出来るでしょう。
博士によると、心が和む海の波の音ですが、これが苦手な人がいるのだそうです。
波による波動は海辺だけではなくもっと内陸まで伝わるそうで、その様な人は自然の現象なのに体調が優れなくなると聞いて驚きました。

一例を挙げれば、黒板に爪を立てて引っ掻く音は、おそらくすべての人間は不快に感じます。これを1時間も聞かされたら、どなたでも体調が優れなくなるでしょう。
一方、ある人気歌手の歌です。歌が上手いのは認めるのですが、どうしても私には不快なのです。家内は別に何とも感じないらしく、普通に聞いています。
声も振動を捉えている訳ですから、音波という音の波です。
このように、人間なら誰でも不得意な周波数もあれば、個人によって不快に感じる周波数もある。同じ人でも体調や精神状態、ストレスや関わる時間等によっても不快感は変わるはずです。
それなので、「運転していない同乗者の体が楽になりました」と報告があっても、「偶然、体調が良い日に当たったのだろう」と思って記事には書かなかったのです。

博士の身振り手振りをどうお伝えしたら読んで下さっている方が理解しやすいかを考え、目で分かる図解で示す事にしました。
分かり易いように中央の線がある図形を選びました。
車の一つの部品が作動する事で発生する周波数(振動)を模式図で示します。イメージし易くなるよう、仮に回転する部品が同じ回転をするとこのような一定の周波数を発生させます。

同じ回転数で回転するとこのような波形になります

物が動くには力が必要ですね。同じ部品でも少ない力で効率良く動くと、波形は下のように変わります。振幅(波の高さ)は周波数(振動)の強さです。小さな力で動けば、振幅も少なくなる訳ですから、人体への影響も少なくなると考えられます。

除電をすると振幅と波形も変化する

このように図解すると分かり易いと思います。
博士の解説はまだ続きます。もう一つの可能性として同じ振幅だとしても、周波数が変わる事で受けるエネルギーも変わるのだそうです。

下の図をご覧下さい。中央のGND(グランド)の線から始まり一秒間で上下してまた戻るのが1Hz(ヘルツ)ですが、そこまで考える必要はありません。
図解は周波数(振動)ですが、波に例えるとイメージしやすいと思います。砂浜の波打ち際に砂で城を作ったとします。このような感じですね。             

下図を見れば一目瞭然、同じ波の大きさ(振幅)でも一番上は大波、中央は普通の波、下はさざ波となりますが、砂の城にチャプチャプとさざ波が押し寄せた位では、例え砂の城でも崩れるまで時間がかかりますが、一番上の大波だと数回程度でかなり崩れるでしょう。
博士はもっと違う波形の可能性もあると説明しました。同じ波(振幅)の大きさでも「台形のような波形で大きなエネルギーで伝われば影響も大きい」というのです。  
これを波に例えると、余り思い出したくはありませんが津波のような大きなエネルギーを持って押し寄せるような台形の波形であれば、それだけ影響を与える。 
砂の城であれば一度の波で跡形もなく崩れ去るでしょう。         

出典 EMF-PORTAL

このように、部品が作動する事で発生する周波数(振動)が除電の効果で少なくなったり、波形が変化する事で、同乗者も体に不快となる影響の要因が低減した結果ではないか、というのが博士の解説です。仮説と言ってもいいかも知れません。
実際にエンジンや吸気の除電をしたら、「エンジン音が静かになって、今まで聞こえなかったエアコンからの風の音が聞こえるようになった」という報告もあります。
それを不思議がるユーザーさんもいますが、部品が少ない力でスムーズに動けば静かになるのは当たり前の事なのです。

部品の動きが変わる事で振動が変化するのは、テストドライバー時代に車を評価する測定で知っていました。
エンジンをかけると必ず振動が発生します。エンジンをボディーにリジッドで固定すると、その振動が直接伝わって人間にもエンジンにも良くないので、エンジンマウントには防振ゴムを挟んで振動を一定量吸収させています。
それでも全ての振動が収まる訳ではなく、少しは振動が伝わります。その振動がステアリングシャフトを通じてハンドルにも伝わるのですが、ハンドルはかなり敏感な感覚を持つ指で握りますから、振動を減らしたい箇所でした。
振動が少ない=高級感でもあるので、品質を高める目標の一つがステアリング振動を減らす事でした。

ハンドル中央のカバーを外して、ステアリングのシャフトにGセンサーを瞬間接着剤で固定して、振動を計測していました。
では振動は回転数を上げれば、比例して大きくなるかというとそうでもありません。
ステアリング振動の場合は、アイドリングが低いよりも少し高くしてあげると、振動が減る領域があるのです。
かといって、アイドリングを上げると燃費が悪くなりますから、それをどうやって克服するかは別として、「ステアリング振動が多いのは品質を低下させているので、それを改善するべき」と、役員への報告資料に書き込みました。
タイムマシンがあれば、その時に戻って役員に「これの解決方法があります」と言って、「3分間だけ時間を下さい」と除電したら、今頃は専務位になっていたかも知れませんね。

また、振動は疲労を促進します。振動で音を発する(人間が聞き取りる領域)事もあります。分かり易いのはギターの調律に使う音叉です。音叉を叩いて振動させ、周波数で発生する音に合わせて調律します。音叉のU字の長さによって振動数は変わります。
このように物が振動すると決まった周波数が発生します。
前述のように、それが人間の耳に聞こえる周波数帯もありますが、聞こえない周波数もあります。

これで物が動けば振動が起こり、一定の周波数を発しているのはご理解頂けたと思います。それが人によっては体の不調と関係する事もある。
ちなみに私はハイブリッド自動車の運転で、別に何ら異常はありませんでした。
ただ、高電圧に昇圧する際の音は好みではありませんでしたけれど。
食べ物では「口に合う、合わない」という言葉がありますが、車も自分の体に合う、合わないがあるのが分かりました。「その1」で取り上げた電磁波過敏症の方は、現在アベニール(商用車)に乗っているそうです。
もちろん、それもCDI点火ですから昇圧はしていますが、その方にとっては影響が無い範囲内だったという事でしょう。

昔は車はエンジンの動力だけでしたが、ハイブリッドや電気自動車という選択肢が出来たのは良い事だと思います。
トヨタはガソリン燃料以外も想定した新型エンジンを開発中なので、まだまだ内燃機関の需要は継続します。カワサキはバルブとカムがある2ストロークエンジンで特許を取得しています。これはおそらく水素燃料を想定していると思われます。
ホンダは現在でも内燃機関を全廃して、全てEVにする方針を堅持していますが、世界の潮流からするとどうなのでしょう。私の目からしたら、ユーザーに選択の幅を与えた方が良いと思います。エンジンの評価が高いメーカーなのですから。

電磁波は車自体へ悪影響を及ぼす場合もあります。マジ軽ナットの特許を持つ友人の乗っている車(エンジンのみ)は同じ機種の2台目、車としては全く同じ型式です。ところが同じ機種なのに、何か調子が悪い。
ある高度な電気技術を持つ方の所に持ち込んでみてもらったそうです。
その方曰く、電磁波が原因だという事でICUに電磁波対策をしたら、以前の車同様の調子になったのです。
私がセンサーの除電をしたのは2013年だったと思います。特に車の不調はありませんでしたが、静電気や電磁波でセンサーが正確な測定が出来なくなる事があるので、予防的に除電しています。
その様に、エンジンの気持ちになって正しく除電すると、このように完全燃焼するのです。       

日産 バネットバン 2002年式 走行170,000lm

今回は機会があって博士から話を伺う事が出来ましたので、記事にしました。
ただし、これは材料科学からみた見解で、これで確定した訳ではありません。例えば、医学的な立場からみたら、違う見解があるかも知れません。
まだまだこれから研究や評価すべき部分です。
車関連の展示会に行くと、小さなブースですが大学のゼミの研究発表をしている時があります。除電と繋がりそうなところは無いかと見て回りましたが、ありませんでした。
そのような除電と健康の関係を研究をしているゼミ等でも面白いかも知れません。
本物の除電チューニングが広まっているので、専門家の意見を伺える機会はこれからもある筈です。

除電チューニングは、そもそも部品の作動効率を良くして、車の性能を向上させるのが目的です。ですから、静電気・電磁波過敏症なので、それを防ぐ為に除電チューニングをしたいというのは、効果が確約出来ませんからお控え下さい。
除電の効果で乗り易くなるので、運転者の負担も軽減出来るというのは確かです。
実際に現在、4トントラックでもマジ軽ナットシリーズで、乗用車同様の除電の効果が確認されています。だから自衛隊にも使って欲しいのです。
長距離移動で腰を痛めるドライバーは多いですから、ドライバー不足で困っている企業では離職率を下げる効果があるかも知れません。            

現在トラックでも検証中です

また、タクシーやハイヤー等のお客さんを運ぶ仕事では、少しお金をかけるだけでタイヤが長持ちしつつ、乗員の体の負担も軽減するのはもちろん、乗り心地が良くなってお客さんも喜ぶ。
サービス業ですから、お客さんの為にも除電して欲しいと思います。

負担と言えば体の負担もそうですが、経済的な負担も軽減します。
これからの庶民の負担がどうなるか分かりませんが、与党と野党がZ省の旗振りの基、大連立したら、また消費増税に突き進みます。
除電で部品が少ない力で動けば、未除電での作動に比べて寿命が同じ筈はありません。除電チューニングは生活防衛手段の一つでもあります。

ちょうど先日、公共放送の「チコちゃんに叱られる」の中で「コピー機の謎」でコピー機の仕組みの説明がありました。
簡単に言うと「コピー機の中のドラムに静電気を帯電させて、スキャンした文字等の形に帯電しているドラムにレーザーを照射すると、その部分だけが除電される。するとトナーが除電した部分に吸い寄せられるので、それを定着させる」という理屈です。
どうでしょう?「静電気なんか物の動きに関係無い」と否定する方もいますが、コピーはした事がないのでしょうか?
吸気系の除電をためらう方もいますが、空気や混合気の分子よりトナーの方が重いですよ。
このように、知らないだけで様々な所で除電技術が使われているのです。

エクスチェンジマートに出店している時に、お客さんから「Can●nがプリンターが静電気の帯電でトラブルが起きて困り、静電気を除電しようと研究している」と聞いた事がありました。
おそらくはドラムに帯電させるので、その静電気が紙トレーに流れて帯電し、紙詰まりを起こすのでしょう。
それであれば、ドラム以外をピンポイントで除電してあげれば解決すると思います。
実はこれと似た除電方式を車に応用した特許を知っていました。タイヤハウスの中に紫外線照射ライトを設置して、タイヤを除電するものです。特許なので試した事はありませんが、おそらくマジ軽ナットを取り付けたのと似た効果があると思われます。

これを実用化するには、各タイヤハウスに配線を引いて紫外線ライトを取り付けなければなりません。後付けも出来なくはないですが、ご存じの通りタイヤハウスの中は汚れたり、水がかかるので防水も考えないといけませんし、雨の後は洗わないといけませんね。
それであれば、3分でマジ軽ナットを取り付けた方が電源は不要で耐久性も抜群です。

マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用のみメルカリでも販売を始めました。
メルカリのホームページで「マジ軽ナット」と検索して下さい。

お知らせ
4月6日(日)
神奈川県大磯ロングビーチ駐車場で開催される、SHCC(湘南ヒストリックカークラブ)主催のジムカーナレースに出店を予定しています。出店場所はウォタースライダー下付近になります。観戦は無料、雨天決行です。


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