あれ?こんなところに柿がある。興奮してきたな…
日頃テンションの低い、時折怒りを堪えたような文章ばかり書いている。
自分の作文を後から読み返すと、ときどき「あーこいつ目ぇ死んでるなー」と自分でも思うくらいトーンが低かったり、そのくせ変なとこばかりよく見ている感じが出ている。
こんな奴でも感情が動くことなどあるのか、と私も思うが、一応あるらしい。
11月初めの連休中に最高に興奮した瞬間を、今後見返して思い出すためにひとつ書いておく。
近所で畑をやってる方から、「畑の木に柿の実がたくさんなってるからとっていってください」と連絡があった。
私は果物が好きだ。どんなものでも大体喜んで食べる。…唯一、子どもの頃に友達が人んちの庭からもぎ取ったアケビは受け付けなかった。
柿は昔祖父の家の庭に木があり、枝を切ったり身を収穫するのを手伝い、喜んで食べていた。
祖父は干し柿もよく作っていたが、個人的には生の方が好きだ。
地元は特におおっ、となる美味しいもの、たとえば伊勢エビのようなものはない。
しかし、果物の美味しいところだけは当地の食で特に推せるポイント。
夏頃の桃から始まり、葡萄、梨、柿ときて林檎が出てくる頃には実りの季節も終わり、冬を迎える。
その柿が今、目の前に好きなだけ取ってくださいとばかりぶら下がっている。
…なんか興奮してきたな。
そんなこんなで家族と籠を提げ、ぬかるんだ畑対策の長靴をはき畑へとむかう。
(注:柿は所有者の許可のもと収穫しています)

三十個は取った。
これだけあれば当分、毎食のデザートは柿だ。
ニヤニヤが止まらない。
この日は親戚で集まり、バーベキューなどをしていたら連休が終わった。
色々肉を買い込み焼いていたが、なんだかんだ豚バラ肉と白飯の組み合わせは美味い。
豚バラの脂と米の糖分が相殺してカロリーゼロになる。たぶん。


