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一番偉い人へ|礼を言う。俺はまだまだ強くなれる。

前回↑

漫画の話から派生してもうひとつ。最近の成長を感じた瞬間を、忘れないように書いておく。

このまま行くと、タイトルがことごとく漫画の名台詞で埋め尽くされそうなのでどこかで自重したいが、台詞をお題に全く違うことを書いてみる、というのもなかなか面白い。

元ネタは前回も出てきた某海賊漫画の、血まみれ剣士の人。
できる鍛錬を思いつく限りして、それでも越えられない敵が現れ、重傷を負った死の境地で鉄の呼吸を聴き、居合一閃、敵を討つ、という流れ。
近い世代の人ならまあ説明不要か。

職場に間違いなくノリの合わない奴がいる。
いいとかわるいとかではなく、私とは全く「呼吸」の違う人。
愛想がいい。趣味や友達は多い、社交的なタイプ。
人の感情の機微に聡く、人たらしの雰囲気がもうすごくする。
私にないものを多く持っていると言う意味で、尊敬はしている。一応。

ただ、一つ私と合わないところを挙げるとすれば、
責任感がまるでない。
人との約束を平気で踏み倒す、と言うよりは、なぜか覚えていないタイプ。

しかもそれが上司から言いつけられたことなど、目立つところにだけ網を張っていて、私やその近くに座ってる者からの頼まれごとはこっちにやらせておけばいい、と思ってるのではないかと勘繰ってしまうくらいすっぽかす。
そんなこともあり、昨年の私はかなり面倒ごとを押し付けられたと感じ、結構カリカリしていた。

私が行程を切り分けて仕事を頼む一幕があった。
こんな病み上がり状態なのでまだまだ頭が回らず、気付いたところで一つずつ調整を図っていた。
件の人とは一時口をきくのもだるいと思ったが、仕方がないのでリハビリも兼ねて少し話をして、こちらの負担感も少しずつ解消することができた。

しかし、そいつがまたやらかす。
集合時間を間違えた。
私のところに、現地から電話が何本もきて、開始時刻を調整することに。

しかし、諦めが据わっていたためか、不思議と頭にこなくなっていた。
過去からの言動を見ていればそういうやつだ。

私のせいではないし、やらかして信用失うのはそいつだ。もう知らん。
怪我の功名というのか、この状態になって初めて、つまらないことに気持ちを乱されないメンタルというものの入り口に立てた気がする。

他の人も結構振り回されているらしく、その日の終わりに事情を聞き、私に
どうやったらそんな間違え方するんだろうね
と怒った感じで言ってきた。
それは私に対する共感か、
自身の憤りを吐き出しているのか、
あるいは仕切りに不備があったと言いたいのか、
どれかはわからないが考えるのも煩わしい。

表情を崩さずひとこと、
わかりません。ちゃんと教えてあげればよかったですね。
これだけ言って引っ込んできた。

彼らにはいい修行の場を日々提供してくれていると感謝して、残りの日数を数えながら過ごしていくことにする。

次回↓

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