🇨🇦 医療を理由にカナダ入国が拒否される?知っておくべき「過度な負担」とは
カナダへの移住を検討している方の中には、持病や治療中の病気について不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
深刻な病状の管理は、それだけでも人生に大きな影響を与えるものです。そこに移民手続きが重なると、精神的にも大きな負担になります。
実はカナダの移民制度では、「健康状態」が理由で入国が認められないケースが存在します。
⚖️ 医療による入国不可(Medical Inadmissibility)とは?
カナダの移民法では、外国籍の方が以下のいずれかに該当すると判断された場合、入国が拒否される可能性があります。
公衆衛生に対するリスクが高い場合
公共の安全に対するリスクが高い場合
カナダの医療・社会サービスに「過度な負担」を与えると予測される場合
特に3つ目の「過度な負担」は、多くの方にとって重要なポイントです。
💡 「過度な負担(Excessive Demand)」とは?
「過度な負担」とは、申請者の医療や社会サービスの利用が、カナダの基準を大きく上回ると判断される場合を指します。
現在の基準では:
👉 5年間で、カナダ国民1人あたりの平均医療費の約3倍以上
の費用がかかると見込まれる場合、「過度な負担」と判断される可能性があります。
💰 2026年のコストしきい値(基準額)
1年間あたり:$28,878 CAD
5年間合計:$144,390 CAD
例えば:
長期的な入院や高額な治療が必要なケース
継続的な介護・福祉サービスが必要なケース
などが該当する可能性があります。
📩 PFL(Procedural Fairness Letter)とは?
ただし、すぐに不許可が決まるわけではありません。
移民局は最終判断の前に、申請者へ
PFL(Procedural Fairness Letter)を送付します。
これは:
👉「このままだと不許可になる可能性がありますが、反論や説明はありますか?」
という機会を与えるものです。
通常、約60日以内に回答する必要があります。
🧠 PFL対応の重要性
この段階での対応は非常に重要です。
適切な対応を行うことで:
医療費の見積もりの見直し
病状の改善や安定性の説明
などにより、判断が覆る可能性もあります。
ただし、間違った判断をすると、最悪の場合、5年間の入国禁止となります。
また、提出期限を守る必要があるので、PFLが発行されたらすぐに信頼できる専門家に相談することをお勧めいたします。
⚠️ よくある誤解
「病気がある=必ず不許可」ではありません。
実際には:
✔ 病状の内容
✔ 治療の必要性
✔ カナダへの負担の程度
などを総合的に判断されます。
✉️ まとめ
カナダ移民において、健康状態は重要な審査項目です。
特に「過度な負担」は見落とされがちですが、結果に大きく影響します。
もし不安がある場合は、早い段階で専門家に相談し、戦略的に準備することが重要です。
✉️ ご相談をご希望の方へ
医療による入国不可やPFL対応についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
状況に応じた最適な対応をご提案いたします。
