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🚨「子どもを日本に連れて帰るだけ」のつもりが、“国際的な連れ去り”になることがあります

「夫婦関係がうまくいかない」
「少し実家で落ち着きたい」
「子どもと一緒に日本へ帰りたい」

そんなふうに感じる瞬間は、決して珍しいことではありません。

しかしカナダでは、その“自然な判断”が、思いもよらない重大な法的問題に発展することがあります。

それが——
国際的な子の連れ去り(International Child Abduction)です。


👨‍👩‍👧 親権があっても「自由に海外へ移動できる」とは限らない

誤解されやすいポイントがあります。

それは、

「自分の子どもなのだから、どこへ連れて行っても自由」

という考え方です。

しかしカナダの家族法では、たとえ実の親であっても
もう一方の親の同意なく、子どもの居住地を国外へ変更することは問題となる可能性があります。

特に以下の状況では注意が必要です:

  • 別居中

  • 離婚協議中

  • 共同養育(shared parenting)の取り決めがある場合

  • 裁判所の命令がある場合

「一時的に日本へ帰るだけ」のつもりでも、法的には重大な争点になり得ます。


⚖️ 日本へ帰国した後でも「返還命令」が出る可能性

カナダと日本はともに
ハーグ条約(Hague Convention)締約国です。

そのため、もし一方の親が同意なく子どもを日本へ連れて帰った場合——

👉 残された親が申立てを行う
👉 日本の裁判所で返還手続が開始される
👉 子どもをカナダへ戻す命令が出る可能性

という流れが現実に起こり得ます。


❌ よくある誤解

このような考えは非常に危険です:

  • 「実の親なのだから問題ない」

  • 「すでに一緒に暮らしているから大丈夫」

  • 「夫婦関係が悪いのだから当然」

しかし、ハーグ条約の枠組みでは
“親の正当性”ではなく、“同意と居住地の変更”が重視されます。


✈️ 行動する前に“たった一つ”確認してほしいこと

もしあなたが今、

  • 日本へ帰国することを考えている

  • 子どもを連れて移動したいと思っている

  • 別居・離婚中で悩んでいる

のであれば、出国前に必ず確認してください。

👉 その移動は、もう一方の親の法的な同意が必要かどうか

この一歩を省略した結果、
後に大きな法的トラブルへ発展するケースは少なくありません。


🧭 「子どものため」の行動が、争いを生まないために

親としての判断は、常に「子どものため」であることが多いはずです。

しかし国際家族法の世界では、
その善意がそのまま評価されるとは限りません。

だからこそ重要なのは、

👉 感情ではなく、法的な確認をしてから動くこと

です。


⚖️ まとめ

子どもを連れての国際移動は、単なる生活の移動ではなく
法的に厳格に扱われるテーマです。

少しでも不安がある場合は、専門家への相談が重要になります。


🏛️ 法的サポートについて

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  • 財産分与

  • 別居合意書(Separation Agreement)

  • 国際家族法・ハーグ条約関連

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