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W杯で世界を感動させた日本人の「掃除文化」──しかしカナダでは「家事をしない夫」が離婚で代償を払うことがあります

サッカーW杯のたびに、試合後にスタンドを掃除する日本人サポーターの姿が世界中で称賛されます。🧹✨

「日本人は礼儀正しい」
「公共意識が高い」

そんな評価を目にした方も多いのではないでしょうか。

一方で、日本国内では以前から別の問題も指摘されています。
それは、家庭内の家事・育児負担が女性に大きく偏っているという点です。

🇯🇵 日本の「無償労働」は女性に偏る傾向

各種統計によれば、日本では女性が買い物、掃除、料理、育児、介護といった「無償労働」に費やす時間は、男性の約5.5倍とも言われています。

これは、

  • 🇬🇧 英国:約1.8倍

  • 🇫🇷 フランス:約1.7倍

  • 🇺🇸 米国:約1.6倍

と比較しても、非常に大きな差です。
もちろん、すべての家庭に当てはまるわけではありません。

しかし、もし夫婦の役割分担が、
👨 夫:仕事中心
👩 妻:仕事+家事+育児(いわゆるワンオペ)
という状態で長期間続いていた場合、カナダ・BC州では離婚・別居時に重大な法的問題へ発展する可能性があります。


⚖️ BC州では家事や育児も「経済的貢献」として評価されます

BC州の家族法では、家事や育児といった家庭内労働は、外で収入を得る経済活動と法的に同等の価値を持つものとして扱われます。

つまり、
❌「自分が稼いだお金だから全部自分のもの」
という主張は、原則として認められません。

たとえ、
✅ 一方が高所得者
✅ 他方が専業主婦(主夫)
✅ 長期間にわたり家庭を支えていた
というケースであっても、婚姻期間中に形成された家族財産(Family Property)は、原則として50対50で分割されます。

これは、家事・育児への貢献も、収入を得る行為と同じように家族形成へ寄与したと評価されるためです。


💰 財産分与だけでは終わらない──配偶者扶養費(Spousal Support)

さらに、多くの日本人が驚くのが、配偶者扶養費(Spousal Support)の存在です。

カナダの家族法では、家庭を支えるためにキャリアを中断したり、労働能力を制限した配偶者に対して、経済的補償を行うという考え方が採用されています。

例えば、
👶 子育てのため退職した
📉 パート勤務に切り替えた
✈️ 配偶者の転勤に伴いキャリアを諦めた
といった事情がある場合、離婚後も扶養費の支払い義務が認められる可能性があります。

特に、
⏳ 婚姻期間が長い
🏠 家庭内での役割分担が固定化していた
📉 一方のキャリア上の犠牲が大きい
という事情がある場合には、扶養費の金額や支払期間が大きくなることもあります。

ケースによっては、長期間、あるいは事実上無期限の支払いとなることもあります。


🏠 コモンロー夫婦でも例外ではありません

「結婚していないから関係ない」と考えるのは危険です。⚠️

BC州では、一定期間以上同居したカップルは、コモンロー関係、いわば事実婚として扱われる場合があります。

その結果、
✅ 財産分与
✅ 配偶者扶養費
✅ 家庭内労働の評価
といったルールが適用されるケースも少なくありません。


📌 「愛情」と「法的責任」は別問題です

夫婦がどのように役割分担をするかは、それぞれの家庭が自由に決めるべき問題です。

しかし、カナダの家族法は、その役割分担によって生じた経済的不利益を法的に調整しようとします。

そのため、
「自分が家計を支えてきた」
という考え方は、カナダでは必ずしも通用しません。

国際結婚、カナダ移住、あるいは離婚・別居を考えている方は、
早い段階で専門家へ相談し、ご自身の権利や義務を正しく理解しておくことが重要です。🇨🇦⚖️


📩 True Light法律事務所では、BC州の離婚・別居、財産分与、配偶者扶養費、コモンロー、婚姻契約(Prenuptial Agreement)に関するご相談を承っております。

「知らなかった」では済まされないのが、カナダ家族法の世界です。早めの法的アドバイスが、将来の大きなトラブルを防ぐことにつながります。

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