トランペットおさらい会(東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻)
なんと東京音楽大学は春学期(前期)に実技試験がありません。
正直これってどうなんだろうと思っているのですが、そう決まったから仕方がありません。だったら自主的にソロを発表する機会を作ろう、ということで、吹奏楽アカデミー専攻のトランペットパートでのおさらい会を開催することにしました。
ちなみに昨年度はトロンボーンパートと合同で開催しました。
合奏や室内楽でアンサンブルを学ぶことも大切ですが、1つの作品を自分の力で作り上げるソロ(実際はピアニストとのアンサンブルではありますが)にチャレンジすることで技術力も表現力も度胸もレベルアップを図れます。
特に1年生は高校生までの間にソロにチャレンジした経験も少なく、ソロ未経験のまま秋学期(後期)の実技試験を迎えるのはハイリスク過ぎるので、おさらい会の開催は重要だと考えます。
また、今回は2年生以上の学生には僕が1曲指定、自分でもう1曲決めて2曲披露してもらいます。ちょっとイジワルですが、それぞれの学生が一番苦手としている要素が満載の、多分自分では絶対選ばない(敬遠するであろう)曲を指定しました。
ピアニストを自分で探して依頼し、練習を重ねていく過程も大切です。ピアノ合わせレッスンに来てくれた際、ピアノ専攻の学生に話を聞くと、特に1年生は、いわゆる伴奏の経験がほとんどないようなので、学生同士で一緒に高めていければ良いな、と思っています。素晴らしい音楽性を持つピアニストに伴奏をしてもらえる機会も大切ですが、学生の時に同級生と何度も何度も合わせをして、ああでもないこうでもないと試行錯誤する時間も経験してほしいところです。
いろいろな考えがあるとは思うのですが、僕は音大のピアノ科の学生はたとえソリストを目指していたとしても、絶対にピアノ伴奏をたくさん経験したほうが良いと思っています。ひとりで練習していては気付けない、音色に対してのイメージや表現、呼吸に関して学ぶ機会が増えるからです。人との繋がりも増えますし。
ということで来週の金曜日に中目黒キャンパスのアンサンブル室にて17:00よりおさらい会を開催します。学内での内輪なイベントなので一般の方が入れるかはちょっとわかりませんが、関係者の方はぜひ練習の成果を聴いてあげてください。僕もヴィヴァルディの「2本のトランペットのための協奏曲」の2ndを学生と演奏します。

簡易的なプログラムも学生が作りました。
当日が楽しみです!
荻原明(おぎわらあきら)
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