パート決めオーディション(東京音大吹奏楽アカデミー専攻)
東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻では春学期(前期)と秋学期(後期)にそれぞれ合奏授業の集大成として学内での演奏会を開催しています。
そして秋学期修了演奏会に向けての合奏授業が明日からスタートします。秋学期は吹奏楽アカデミーの講師であり作曲家の松下倫士先生の作品「M-V(ミューファイブ)ミッション」や、後半は厳正なオーディションを合格した学生による指揮でニューサウンズ・イン・ブラスの作品を演奏することになりました。

吹奏楽はたびたびトランペットが目立つ箇所があり、今回も結構出てきます。これまでは学生全員が公平にすべてのパートを循環するように乗り番を考えてきたのですが、人数が多くなったことや、自覚を持って自分のパートを担当すること、そして何よりも事前の譜読みをしっかり持ってもらうために今回からパート内オーディションをすることにしました。

今回のオーディションでは3曲のソロパート部分を課題として取り上げました。どれも演奏できなかったら曲が崩壊してしまう重要な部分です。各作品に立候補した学生がトランペットパートのみんなの前で演奏し、全員がそれぞれにソロを担当するにふさわしいと思う人へ投票する、という流れです。
正直なところ吹奏楽アカデミーのトランペットの学生は消極的な姿勢の子が多く、オーディションにエントリーした学生が非常に少なかったのが残念でした。僕が学生の時なんかは「ソロやりたい!」「自分が一番上手に吹ける!」「これは自分のためにあるソロだ」と僕自身も含めて(実際の結果は別として)グイグイくる人が多かったので、この温度差に違和感を覚えてしまうのですが、まあ時代も専攻も違うのでそこは仕方がないとは思いますが、とは言っても楽曲や吹奏楽におけるトランペットの立ち位置は昔も今も変わらないので、やはり合奏では堂々と主張したかっこいいトランペットソロを演奏してくれなければ困ってしまうわけです。
ということで一応はそれぞれのソロ担当者が決まりましたので、これからレッスンで精度を上げていきたいと思います。
このエントリー状況ではオーディションにならないので、次回からは全員参加にしようかな。そうすれば初回合奏前の譜読みもしっかりやってくれるだろうし…。
荻原明(おぎわらあきら)
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