ロンジンの中古時計買取相場|マスターコレクションとヘリテージの査定ポイント
1832年創業のロンジンは、スイス時計の中でも長い歴史を持つ老舗ブランドです。中古市場ではヘリテージ系の復刻ヴィンテージから現行のマスターコレクションまで安定した需要があり、状態や個体によっては定価以上で取引されるモデルも存在します。
そこで今回は、ロンジンの中古時計買取について、相場の目安と査定で見られるポイントを整理しました。
この記事で分かること
・ロンジン中古時計の買取相場と価格レンジ
・査定額を左右する状態・モデル・付属品の判断軸
・高額査定を引き出す具体的なコツ
・信頼できる買取業者の選び方
お手元のロンジンを納得のいく形で手放すための判断材料として、ぜひお役立てください。
ロンジンの中古時計買取相場はいくら?
ロンジンの中古時計買取相場は、現行モデルで定価の30〜50%、人気モデルやヘリテージシリーズでは10万円〜30万円程度、ヴィンテージのクロノグラフではコンディション次第で50万円を超えるケースもあるのが目安です。実査定により変動します。
ロンジン中古時計の基本相場レンジ
ロンジンの中古時計買取相場は、モデルの世代と人気で大きく幅があります。現行のマスターコレクションであれば5万円〜20万円程度が一般的なレンジで、状態の良い個体や限定モデルではこの上限を超えることもあります。
ヘリテージシリーズは復刻デザインの人気が継続しており、レジェンドダイバーやアヴィゲーション ビッグアイでは中古でも10万円台後半をつけるケースがあります。
一方、戦前から1960年代までのヴィンテージロンジンは別市場として動きます。13ZNや30CHといった社内製ムーブメント搭載のクロノグラフは、コンディションと希少性次第で50万円〜100万円超まで届くことも珍しくありません。
参考価格になる4つの決定要因
査定額を左右する主な要因は、モデル・状態・付属品・年代の4点です。
モデルは需要の差そのものであり、生産終了後も評価が安定しているライン(マスターコレクションのムーンフェイズなど)と、現行でも在庫が潤沢で値が伸びにくいラインが分かれます。
状態は時計外装の傷の程度、ガラスのコンディション、ムーブメントの稼働精度を総合的に見ます。付属品の有無は最終価格の5〜15%を動かす要素です。
年代は希少性のフィルターとして機能し、特定の年代でのみ製造された仕様は別格の評価を受けます。
直近の相場トレンド
近年は円安進行に伴い、海外バイヤーが日本の中古時計市場で買い付ける動きが続いています。これによって、特に欧州での人気が高いヴィンテージロンジンや初代ヘリテージシリーズの相場が押し上げられている傾向があります。
新作発表のタイミングで旧モデルが一時的に値を下げる動きもありますが、ロンジンは生産数が多いブランドのため、現行モデルの相場は比較的安定して推移しています。
同モデル内で価格差が出る理由
同じモデルでも、文字盤の色、ベルトの種類、ケースサイズで査定額が変わります。ロンジンの場合、シルバー文字盤よりブルー文字盤、革ベルトよりブレスレット仕様の方が高査定がつきやすい傾向があります。
これは中古市場での再販時の需要を反映したもので、業者側の販売スピードに直結するためです。
実際の査定額は個体差で大きく変わります。お手元のロンジンの現時点での価値を確認したい方は、下のバナーからTRUNKの無料査定を申し込めます。

モデル別・バリエーション別のロンジン中古買取参考価格
マスターコレクションの参考レンジ
マスターコレクションはロンジンの中核ラインで、中古市場でも安定した需要があります。手巻きシンプルケースは3万円〜8万円程度、自動巻きの3針モデルは5万円〜12万円程度、クロノグラフ仕様は10万円〜20万円程度が目安レンジです。
ムーンフェイズ搭載や年次カレンダー仕様の上位コンプリケーションは、状態が良ければさらに上振れする可能性があります。
ヘリテージシリーズの傾向
ヘリテージシリーズは1940〜1960年代のアーカイブモデルを現代の技術で復刻したラインで、デザイン的に独自性があるため海外コレクター需要が根強いです。
レジェンドダイバーは独特のスーパーコンプレッサー風ケースで人気があり、8万円〜18万円程度で取引されています。アヴィゲーション ビッグアイは復刻クロノグラフとして、12万円〜22万円程度のレンジで動くことが多い印象です。
コンクエスト・ハイドロコンクエスト等スポーツモデル
スポーツライン代表のハイドロコンクエストは、ダイバーズスタイルが好まれて中古でも一定の需要があります。4万円〜10万円程度が目安で、ブレスレット仕様・大型ケース・ブルー文字盤の組み合わせが特に評価されます。
コンクエストVHPは精密なクオーツ機構を持つ高精度モデルで、機能評価で5万円〜12万円程度となるケースがあります。
ドルチェビータ・プリマルナ等レディースモデルの傾向
レディースの主力ドルチェビータは長方形ケースの上品さで支持されており、ダイヤモンドインデックス仕様では4万円〜10万円程度まで届く個体もあります。
プリマルナはより若年層向けのデザインで、相場は2万円〜6万円程度にとどまるケースが一般的です。レディースは全体的にメンズより相場が下がる傾向にありますが、ダイヤ装飾やブレス純正の有無で大きく差が出ます。
ヴィンテージロンジンの特殊相場
1940年代までのロンジンが搭載した13ZN・30CHクロノグラフは、現代の業界では一級のヴィンテージ評価を受けます。状態次第で30万円〜100万円超という幅広いレンジで取引されており、文字盤オリジナル・ケースのリポリッシュなし・ムーブメント完動の3条件が揃うと別格の評価になります。
5星アンティーク(ロンジン アンティーク)と呼ばれる1950〜1960年代の手巻きカラトラバ型は、デザイン重視のコレクターから5万円〜15万円程度で安定した需要があります。
ロンジン中古時計の状態別査定額はどう変わる?
S/A/B/Cランクの評価基準
業界では多くの場合、外装と機能のコンディションを4段階で評価します。
Sランク(新品同様)は購入直後で目立つ使用感がない状態、Aランクは使用感が少なく細かな小傷程度、Bランクは通常使用での傷や文字盤の小さなくすみがある状態、Cランクは深い傷・ガラス劣化・機能不全のいずれかを含む状態です。
ランクが1段階下がるごとに、査定額は概ね10〜25%下がる傾向があります。
状態劣化が査定にもたらす割合のレンジ
具体的なレンジで言うと、Sランクを基準とした場合、Aランクは80〜90%、Bランクは60〜80%、Cランクは30〜60%程度に落ち着くケースが多いです。
ただし、ヴィンテージ品においては「使用感込みでの味わい」を評価軸に置く業者もあり、磨かれすぎた個体よりも経年の馴染みを残した個体の方が好まれることも珍しくありません。
ガラス内側のくもり・ブレスの伸び・リダン疑い等の減点要素
査定担当者が必ず見るポイントとして、ガラス内側のくもり(パッキン劣化のサイン)、ブレスレットの伸び(駒のガタつき)、リューズのガタつき(巻芯の摩耗)があります。
私が外商時代に査定の場に立ち会った経験から申し上げますと、こうした内部に関わる劣化は、外見以上に査定額を押し下げます。
ヴィンテージの場合は文字盤のリダン(塗り直し)疑いが大きな減点要素です。文字盤の塗膜が均一すぎる、印字が機械的すぎる、年式に合わないフォントが使われているといった個所で見破られます。
革ベルトと純正ブレスで査定がどう変わるか
ロンジンの純正ブレスレットは単品でも数万円相当の価値があるため、ブレス仕様か革ベルト仕様かで査定額に1万円〜3万円程度の差が出ます。
社外品の交換ベルトが取り付けられている場合、純正ベルトが付属していれば問題ありませんが、紛失していると減額対象となります。
状態が悪くても高値がつくモデル
ヴィンテージで希少性の高いモデルは、不動品でも査定額がつくことがあります。13ZNクロノグラフのケースのみでも、コレクターやレストアラー需要があるため数十万円の値がつくケースもあります。
ムーブメント完動・文字盤オリジナルの2条件が揃えば、外装の傷は許容範囲が広くなる傾向です。
ロンジンの中古時計を高く売るためのコツは?
付属品を揃える
査定額を底上げする最も確実な手段は、付属品の完備です。
ロンジンの付属品としては、外箱・内箱・国際保証書・取扱説明書・予備の駒・購入時レシートが代表的です。これらが揃っていることで、査定額は5〜15%程度上振れする可能性があります。
特に国際保証書は購入時期と正規ルートを示す証拠になり、ヴィンテージでも年代特定の補助になるため重要です。
状態を整える
売却前に時計を整えようとして、自己分解・OH(オーバーホール)依頼をしてしまう方がいますが、これはおすすめしません。
理由は明確で、OH費用の3〜5万円を加味しても、それが査定額にそのまま反映されるとは限らないためです。業者は自社で再整備する前提で査定するため、OH済みであっても割引評価される可能性があります。
時計の表面に積もったホコリを乾いた布で軽く拭く程度に留めるのが、外商時代から私がお勧めしてきた基本姿勢です。
売却タイミング
中古時計の相場は経済情勢に連動します。円安進行期は海外からの買い付けが活発になり、相場が上向く傾向があります。
また、新作発表前は旧モデルが一時的に値を下げますが、希少モデルや完売モデルはむしろ生産終了後に値を上げるケースもあるため、モデルごとの動きを見極めることが重要です。
複数業者の査定を比較する
1社だけの査定で売却を決めるのは、相場を見誤るリスクがあります。3社程度の査定を比較することで、自分の時計の現実的な相場レンジを掴めます。
ここで言う「比較」は、自分で選んだ業者にそれぞれ個別に依頼する形式を指します。
外商時代の観察:ロンジンで高値がついた品物の共通点
私が外商時代に観察した範囲では、ロンジンで高値がついた個体には共通点がありました。
国際保証書と購入時レシートが揃っている、革ベルトが純正で保管されている、ガラスとケースの状態が良い、ムーブメントが完動している――この4条件が揃うと、査定額は同モデルの平均より明確に上振れする傾向がありました。
ロンジン中古時計の買取業者選びの観点
買取業者のタイプ
中古時計買取業者は大きく3タイプに分かれます。時計専門型(時計に特化した知識と販路を持つ)、総合型(ブランド品全般を扱い時計も含む)、ヴィンテージ強み型(年代物の真贋鑑定と販路に強い)です。
ロンジンを高く売りたい場合、現行モデルは時計専門型または総合型、ヴィンテージは時計専門型かヴィンテージ強み型を選ぶのが基本です。
料率とバイイングパワー
査定額の高さは、業者の販路の広さに比例します。国内小売店への卸・自社販売・海外バイヤーへの輸出といったルートを多く持つ業者ほど、高い買取価格を提示できる体力があります。
対応方式(出張・宅配・店頭)の選び分け
時計1本の売却なら宅配買取が手軽です。高額品や複数本の売却、対面で説明を受けながら決めたい場合は出張買取や店頭買取が向きます。
査定速度と入金タイミング
業者によって査定から入金までのスピードは大きく異なります。最短即日〜2営業日以内の入金を行う業者もあれば、1週間以上かかる業者もあります。
真贋鑑定の精度とロンジン取扱経験
ロンジンの偽物は実は多くなく、特にヴィンテージ品の場合は文字盤のリダン判定や年代特定が重要になります。ヴィンテージロンジンの取扱経験がある業者を選ぶことが、適正査定の前提条件です。
情報協力をいただいているTRUNKでは、国内外の多様なバイヤーとのコネクションを活かしてヴィンテージ時計も含めた査定に対応しており、写真数枚で完結するオンライン査定であれば全国対応が可能とのことです。出張買取は東京・千葉・埼玉・神奈川エリアで受けられます。
相場感を正確に掴むには、実物を見た上での査定が確実です。提携業者のTRUNKでは、ロンジンの中古時計も出張・宅配で無料査定を受けられます。
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ロンジン中古時計売却にあたっての注意点とよくある誤解は?
「ロンジンはマイナーだから安い」は誤解
ロンジンは知名度の面でロレックスやオメガに劣ると思われがちですが、これは誤解です。ロンジンは1832年創業の老舗で航空時計の歴史にも深く関わったブランドで、コレクター層からの評価は安定しています。
特にヴィンテージは別市場として機能しており、現代の人気ブランドの相場とは異なる動きをします。
「ヴィンテージは価値が分かる業者でないと損」という業界事情
ヴィンテージロンジンは、現行モデル基準の査定マニュアルでは正しい評価ができません。13ZN・30CH等の社内製ムーブメントを理解している業者でなければ、希少性に応じた価格を出せないことがあります。
ヴィンテージを売る際は、業者がヴィンテージの取扱実績を公開しているかを確認するとよいでしょう。
フリマアプリ売却のメリット・デメリット
フリマアプリは中間マージンが入らないため、高値で売れる可能性があります。一方で、個人間取引のリスクとして返品トラブル・偽物疑惑・支払いトラブル・配送中の破損などがあります。
ロンジンの場合、ヴィンテージや高額モデルは個人間取引より業者買取の方が安全と判断するケースが多い印象です。
オークション売却との比較
国内オークションは時計に強いハウスが複数あり、ヴィンテージの希少品では業者買取より高値がつく場合があります。ただし、出品手数料・落札手数料(落札額の10〜25%程度)・成約までの期間(数週間〜数か月)といった負担があります。
本人確認書類・古物営業法への対応
古物営業法に基づき、買取時には本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)の提示が必要です。これは業界共通のルールで、提示を求めない業者は法令遵守の観点で避けるべきです。
最新の情報は各業者の公式サイトでご確認ください。
ロンジン中古時計の売却から入金までの流れ
一般的な流れ
中古時計買取の基本的な流れは、査定依頼 → 査定 → 合意 → 入金の4ステップです。
査定依頼ではモデル名・状態・付属品の有無を伝え、業者から概算見積もりを受け取ります。実査定で実物を確認後、提示額に合意すれば本人確認を経て契約・入金となります。
出張買取の場合の所要時間
出張買取は、申込みから訪問日まで1〜3営業日、当日の査定時間は30〜60分程度が一般的です。合意があればその場で現金支払いまたは即日振込となる業者が多い印象です。
訪問日時を細かく指定できるかどうかは業者ごとに違いがあるため、忙しい方は柔軟対応の業者を選ぶとスムーズです。
宅配買取の場合の所要日数
宅配買取は、申込み後に発送キットが届き、時計を発送してから査定結果の連絡まで2〜5営業日、合意後の入金は1〜2営業日が目安です。
保険付きの配送方法を業者が指定するケースが多く、輸送時の万が一の事故にも備えられる仕組みになっています。
キャンセル・クーリングオフの可否
査定額に納得できない場合のキャンセルは、ほとんどの業者で可能です。クーリングオフは訪問購入(出張買取)の場合に適用されるケースがあります。
事前に書面または公式サイトでキャンセル条件を確認しておくと、安心して査定に進めます。
ロンジン中古時計買取のよくある質問
Q: ロンジンの中古時計は付属品(保証書・箱)がないと大きく下がりますか?
付属品なしでも査定自体は可能ですが、国際保証書・外箱・内箱が揃った状態と比較すると、査定額は5〜15%程度下がる傾向があります。特にヴィンテージは年代特定の補助情報として保証書が重視されるため、影響度合いが大きくなる場合があります。
Q: ヴィンテージロンジンと現行マスターコレクションでは査定の見方が違いますか?
はい、見方は大きく異なります。現行モデルは状態・付属品・モデル人気で査定されますが、ヴィンテージは文字盤のオリジナリティ・ムーブメントの希少性・ケースのリポリッシュ歴といった専門的な判断軸が中心になります。
Q: 動かない(不動)状態のロンジンでも買取してもらえますか?
不動品でも買取は可能なケースが多いです。ヴィンテージのムーブメントは部品取り・レストア素材としての需要があり、特に13ZN・30CHといった希少ムーブメントは状態問わず値がつく傾向にあります。
現行モデルの不動品は、修理費が査定額を上回ると買取不可になることもあります。
Q: 売却前にOH(オーバーホール)してから出す方が査定額は上がりますか?
基本的にはおすすめしません。OH費用が3〜5万円かかる一方、査定額への反映は限定的だからです。
業者側で再整備を前提に査定するため、自己負担のOHは費用対効果が低いケースが多いと考えられています。
Q: 自分で文字盤をリダン(塗り直し)された個体は査定がどうなりますか?
リダン文字盤はオリジナル品との価値差が大きく、ヴィンテージでは特に減額対象となります。リダンの有無は専門業者であれば判別できるため、隠して売却することは事実上難しいです。
リダンを承知の上で評価する業者を選ぶことが現実的です。
Q: 査定額に納得できない場合はキャンセルできますか?
ほとんどの業者で査定後のキャンセルは可能で、宅配買取の場合は時計の返送料の負担有無が業者によって異なります。事前にキャンセルポリシーを確認しておくと安心です。
まとめ
ロンジンの中古時計買取について、ここまで見てきた要点を整理します。
・ロンジンの中古時計の相場はモデル・状態・年代で大きく変動し、現行で定価の30〜50%、人気ヴィンテージは10万円〜50万円超が目安
・高く売るコツは付属品の完備、自己メンテを控えること、相場上昇期の売却、複数社比較の4点
・業者選びでは時計の卸先・ヴィンテージ取扱経験・対応スピードを比較する
・動かない不動品やヴィンテージは「ヴィンテージ強み型」の業者に当てると評価が変わるケースがある
・まずは1社で実査定を試して相場感を掴むのが現実的
・売却タイミングと業者選択次第で査定額には数万円から数十万円の差が生まれる
お手元のロンジンが現時点でどの程度の価値を持つのか、まずは無料査定で確認してみることをおすすめします。
お手元のロンジンの現時点での査定額を確認することは、売却タイミングを判断する材料になります。下のバナーからTRUNKの無料査定を申し込めます。

※本記事はPRを含みます。
この記事を書いた人
佐倉 美緒|ブランド買取ナビ 主筆ライター
元・都内大手百貨店 ラグジュアリー外商担当(在籍 15 年)。エルメス・シャネル・ルイヴィトンを中心としたブランド品の販売・アフターケアに従事した後、ブランドリユース業界の専門ライターに転身。
これまでに買取業者 30 社以上を取材し、相場動向と業界事情を継続的に発信しています。
「売る側も買う側も、納得できる取引を」をテーマに、ブランド品の適正査定・適正売却を支援する記事を書いています。
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