見出し画像

幼稚園受験における併願園戦略

人気の園は4~8倍の高倍率

幼稚園受験は狭き門です。園にもよりますが、人気の伝統附属園ではおおよそ4倍から8倍以上の高倍率となります。

そんな幼稚園受験では、何よりも併願園戦略が安心材料になります。

特にお受験初参戦となる3保受験組のご家庭におかれましては、3保でご縁がない場合は2保、2保でご縁がない場合は小学校受験と進まれていかれることが多いため、2保受験や小学校受験で少しでも有利になるような併願園に狙いを定めておく必要がございます。


小学校受験との違い

小学校受験でも、12~13倍を超える高倍率の人気校が存在します。

しかし毎年11/1に多くの名門校の考査日が重なる小学校受験では、1家庭あたりの出願数も多くなっています。

  • 出願したものの本命校や準本命校と重なり受験ができない

  • そもそも本命ではないが出願している(合格が出たら辞退する)

など様々な層が受験しますので、実質倍率は低くなると予想できます。

例えば東洋英和小学部では2025年度入試で12.8倍の高倍率でしたが、これは考査日が11/1とずれているためです。

過去に11/1に考査を行った年の倍率は4.5~6倍ほどでしたので、実質的な倍率はこの中に収まるものと考えられます。つまり、11/1に考査を行う白百合学園小学校、東京女学館のAO入試など他の学校を本命とするご家庭の併願も多いものと予測できます。

一方の幼稚園受験は、受けられる幼稚園の数が非常に限られているため、都心部の園は本命園とされることが多く、「出願倍率=実質倍率」に近いと考えられます。


事前に決定しておくことの重要性

本来であれば、受験年の1年前の説明会シーズンで、併願園となる可能性のある幼稚園に実際に足を運んでおくと安心です。お受験園から地域のご近所園まで、5~6園ほどの中から2~3園に絞り込むと良いでしょう。

受験年は附属園の説明会参加、願書、面接対策、お教室の授業などで忙しくなるため、1年前に併願園のめどを立てておくと安心です。

事前に目処をつけておくことで、受験年には併願する幼稚園2~3園の説明会やイベントに参加するだけでよくなるため、時間を有効に活用して附属園対策に充てることができます。

直前になって焦るご家庭

これまでの幼稚園受験の中で、附属園にご縁をいただくご家庭は、併願園の準備にも抜かりがないという傾向がございます。

「併願園には絶対に合格できる」という自信と安心感が、本命の附属園での振る舞いに影響するのではないかと考えます。

そして最も危険なのは、附属園にご縁をいただけずにその時になって急にお受験園を受験することです。

何の対策もできていないままに受験することになりますので、こちらでもご縁をいただけずに自信を失うご家庭がとても多くいらっしゃいます。


いいなと思ったら応援しよう!