60銘柄以上の決算を「完全放置」していた兼業投資家が生成AIで圧倒的時短を手に入れた理由
私が投資に生成AIを活用するまでの話を、記事にまとめたいと思います。
膨大な時間を浪費しても、本質(IR)に届かないジレンマ
以前の私は、銘柄を選定する際、
① 各種メディアや指標をもとに銘柄を抽出(PER・PBR・ROE・配当利回りなど)
② 株主優待の有無と、企業のビジネス概要を確認
③ Yahoo!ファイナンスで配当の推移を確認
を実施。ここまで見て「良い銘柄」と感じたら、
④ IRBankで決算情報を確認(売上・利益の推移、財務状況など)
⑤ 証券口座から四季報やその他情報を確認
と、これらをすべて手作業でこなしていました。
当時は「資産を増やすには良い保有銘柄を増やしていく」という考えだったので、「時間がかかっても良い銘柄を探す」を闇雲に続けていました。
結果として、指標や四季報の確認だけで手一杯になり、最も重要な「企業が発信する生のIR情報」を読む気力も時間も残っていませんでした。時間をかけているのに、常に「表面的な情報で投資をしている」という不安がつきまとっていました。
保有後も食われ続ける時間
2026年4月30日現在の保有数は55銘柄ですが、以前は60銘柄以上保有していました。決算発表のたびにIR情報を確認したいとは思っていましたが、全銘柄を詳しく追うことはできず、気にはなりながらもすべて無視、まるで目隠しをして車を運転しているような状態でした。
そのため、株価が大きく下がってから数日経って初めてYahoo!ファイナンスの決算情報や掲示板を確認し、「あぁ、決算が悪かったのか……」と後手後手の対応になっていました。
では、決算以外はどうしていたかというと、四季報が発売されるたびに保有全銘柄について、
・証券会社のサイトにログインし、四季報や決算情報を確認
Yahoo!ファイナンスに「決算要約機能」が追加されてからは、
・Yahoo!ファイナンスの「決算」情報を確認
という流れでした。しかしこれでは、
・情報が古く、かつ限定的
・結局、現時点の企業状態が把握できていない
という問題が残り、非常に時間がかかる上にストレスも多く、課題だらけの状態が続きました。
何とかしようとしても、やっぱり時間がない
つい最近まで同じやり方を続けていたのですが、兼業投資家の私が直面したのは「手を抜いたやり方でも時間が足りない」という現実でした。
以前やっていた投資記録をnoteで再開し、市場動向の確認なども並行してこなしながら、銘柄を探したり、各種情報を確認したり、家事や子供のことなどをこなしたりすると、当然のことながら「とてもじゃないけど時間が足りない」となりました。
私の段取りが悪い面もあるかもしれませんが、本業が忙しく家のことも抱えている兼業投資家の皆さんなら、似たような状況になることも少なくないのではないかと思います。
そんな厳しい状況の中で出会ったのが、「生成AI」でした。
最初はただただ、試行錯誤の連続
最初はさまざまな使い方を試していました。
単純なプロンプトで銘柄分析や情報収集を試みましたが、期待通りの情報は得られず、やり方によっては生成AIが平気で嘘(ハルシネーション)をつき、古いデータや複数のソースをつなぎ合わせた情報を返してきたりしました。
世間で言われるように、生成AIを使えば何でもうまくいくわけではなく、むしろ余計に時間がかかるケースもありました。
ようやく行き着いた「生成AIによる時短」
なかなか投資の実戦で活かせない日々が続きました。
もともとは「少し時間が短縮できればいい」というレベルの期待でしたが、深掘りしていくうちに「厳格なプロンプトを活用すれば、ハルシネーションのリスクを下げながら、確認・判断に必要な情報を効率よく集められる」ことがわかってきました。
諦めずにプロンプトを極限までチューニングし続けた結果、今ではJR西日本や積水化学のような複雑な決算分析をわずか2分で完遂できるまでになりました。
最後に
現在、55銘柄の決算に追われる地獄から私を解放した、具体的な「作業に合わせたツールの使い分け」と「実戦で使えるプロンプトの型」は、以下の記事で公開しています。
[固定記事リンク:忙しい社会人向け:投資の分析・リサーチを時短する生成AI活用術]
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