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「迷惑をかけること」ではなく「迷惑をかける人間だと思われること」が怖かった

「すみません」を、一日に何度言っていますか?

子どもの熱で早退する時も、
頼みごとを断れない時も、口をついて出るのはいつも

「すみません」

私も、ずっとそうでした。
誰にも責められていないのに、勝手に申し訳なくなる。
そんな20年を過ごしてきました。

この記事を読み終える頃には、
「迷惑をかける人間だと思われることが怖い」というその気持ちの正体がわかり、「すみません」を手放すための最初の一歩が見えているはずです。

子どもが熱を出した日。
「すみません、お迎えに行かなければならなくて」

会議に遅れた日。
「すみません、お待たせしました」

残りの仕事をお願いした日。
「すみません、お手数おかけします」

誰かに助けてもらった日。
「ありがとうございます」
…より先に、
「すみません」
…が口をついて出る。

そんな毎日を過ごしていませんか?



早退した日は、家に帰ってからも落ち着きません。

「今日はみんな忙しかっただろうな」
「残ってたあの仕事、無事に終わったかな」
「明日はもっと頑張らなきゃ」

子どもの熱を測りながら
気持ちはずっと会社にありました。



ある日、気づいたことがあります。

私は、
迷惑をかけたことではなく、

「迷惑をかける人間だと思われること」

それが怖かったのです。
だから、

必要以上に頑張る。
頼まれれば引き受ける。
断れない。
休めない。
助けを求められない。

そうして少しずつ、
自分の心を後回しにしていきました。



繊細さんは、相手の表情をよく見ています。
というよりも、見えてしまう。

返事のトーン。
ため息。
沈黙。
ほんの少しの空気の変化。

それを敏感に感じ取る力があります。
というよりも、感じてしまう。

本来なら、それは人を思いやれる大切な力です。
でも、その力が自分に向いてしまうと、

「嫌われたかもしれない」
「怒らせたかもしれない」
「私が悪かったのかもしれない」
「私がやったあれのせいかな」

そんなふうに、自分を責める材料ばかり集めてしまいます。



考えてみてください。

あなたの大切な友人が、
子どもの体調不良で早退したとします。
あなたは、その人を責めますか?

「また迷惑かけてるね」

そう思いますか?
いや、きっと違いますよね。

「お子ちゃん、大丈夫かな」

そう思うはずです。

なのに、
自分のことになると、急に厳しくなる。

「私は迷惑をかけている」

そう決めつけてしまう。



ここからは、私が20年以上抱え続けた「ある一言」と、その言葉からどうやって少しずつ自分を責めることをやめられたのかを書きます。

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