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医学部の三男は、マリオカートで大勝する

この春、国立大の医学部医学科に入学した三男。

都立高校から進学する子なんてほとんどいない環境だ。庶民であるうちの子はどうなんだろう?と思っていたが、普通に友達がたくさんできて、サークル活動も楽しんでいるようだ。

が、やはり、周りの子とは育ってきた環境が違うな、と感じる出来事はあるらしい。



先日、地方出身の子の下宿先に友達何人かが集まることがあり、三男はゲーム機(Switch)を持っていった。

定番のマリオカートやら大乱闘スマッシュブラザーズやらをやったところ、三男は、全てのゲームの全ての対戦においてぶっちぎりで大勝したのだと言う。

なぜなら…

そう。
周りの友達はみんな、スマホゲーム以外やったことがなかったのだ。

小学校時代には、中高一貫の私立に入るための受験勉強を塾でみっちりやってきた。
中高時代は鉄緑会などの難関塾で医学部受験対策に取り組んできた。
そんなふうに勉強中心の生活を送ってきた。
だから家に「家庭用ゲーム機」などない。

中学受験のときから勉強のサイボーグに改造されてきた、と笑って話す子もいるのだと言う。


一方、うちの三男は…
小学校時代は、ほぼ全土日、サッカーのクラブチーム。サッカーがないときにはゲーム。
中学校時代は、「フォートナイト」というオンラインゲームにハマり、ほぼ全ての時間をこのゲームに費やす。
高校になって、ようやく勉強を始める。

という、周りの子たちとは全く違うルートを歩んできた。


どちらがいいとか言うつもりはないし、結果、いま同じところにいるんだからたいした違いはないかなと思うのだが…
でも…
ポケモンをやったことがないとか、妖怪ウォッチもイナズマイレブンも知らないとか聞くと、少年時代のなにかが失われたのではないかと、心がちょっとチクッとする。

それと同時に、全てをささげてここまで来た子たちと肩を並べている三男の「ありえなさ」が際立ってきて、改めて、とんでもないチャレンジだったんだなと痛感する。


そんな三男の最近のちょっとした悩みは…
夏休みに友達と旅行に行きたいんだけど、みんなと金銭感覚が違いすぎるから、頑張ってバイトしなきゃ!
なのだそうだ。

そりゃたいへんだ。頑張れ!笑

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