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nonosports
そんなことも知らないの?
そんなことも知らないの?
と言われるのが
苦手だった。
まだわたしが若かったころ…
友人との会話で、
わたしの見ていないドラマの話や
興味のないジャンルの話題になったとき、
「うーん、それ知らないなぁ」
と言うと
えーー!そんなことも知らないの?
と反応されることが
よくあった。
たぶん
言った側としては
それほど深い意味はなくて、
ただ
軽い気持ちで
その話題が共有できなくて残念
くらいのつもりで
言ってたんだろう。
でも
そんなことも知らないの?
と言われると、
なんだか
知らないことが
恥ずかしいことのような
自分がダメだと言われているような
そんな気がして
なんとも言えない
居心地の悪い気持ちになった。
わたしがよく知っていて
友人はよく知らない
なんていうことも
あるはずなのに、
たまたま
友人が知っていて
わたしが知らないと
なぜ
そんなことも…
なんて言われなくちゃいけないんだろう。
でも
そのころのわたしは
ぐっと
気持ちを飲み込んでいた。
知らないことは
恥ではない。
知ってるということも
自慢ではない。
ただ
「知っている」か
「知らない」か、
その情報に
触れたことが「ある」か「ない」か、
だけの違いだ。
たいしたことじゃない。
でもね
そんなことも知らないの?
と決めつけられると
なんでかな
なんにも言えなかったんだよなぁ!
大人になっても
わたしは
知らないことだらけ。
自信を持って
知ってる!
と言えることの
少なさよ。
いまなら
そんなことも知らないの?
と言われても、
にっこり笑って
なんのはなしですか
と返すのにな!
