傘のプロがたどり着いた「たたみやすさ」の正体。新開発のプリーツ加工生地とは
noteをご覧の皆さま、こんにちは。傘クリエイターのつじのよしひろです。
今回は、私が新しく開発したプロダクトについて、その背景にある「これからの傘のあり方」をぜひ知っていただきたく筆を執りました。
現代の傘は、すでに十分な進化を遂げています。「軽い」「丈夫」「遮光性が高い」といった機能は、ある種、成熟しきっているとも言えるでしょう。では、その先にある「次の一手」とは何か?
私が行き着いた答えは、「たたみやすさによる時短・タイパ(タイムパフォーマンス)の向上」でした。
結論:日傘は雨傘よりも「畳む回数」が圧倒的に多い
なぜ今、たたみやすさなのか。それは私自身が日傘を使っていて痛感した、ある「具体的な気づき」がきっかけでした。
実は、日傘として使うシーンでは、雨傘に比べて一日のうちに畳む回数が圧倒的に多いのです。
雨の日: 一度差したら目的地まで差しっぱなしのことが多く、濡れているので建物の傘立てに置くのが一般的です。
晴れの日: 日差しがある限り使いますが、建物に入るたびに閉じ、電車に乗るたびに畳みます。しかも日傘は濡れていないので、多くの方が「自分のバッグ」に収納します。
バッグに入れる際、適当に丸めるとかさばって入りません。かといって、移動のたびに丁寧に折り目をつけるのは、現代の忙しい日常では大きな負担になります。
解決策:従来の「約半分」の時間で畳める、確かな構造
この「出し入れの多さ」を解決するために採用したのが、新開発の「プリーツ加工生地」です。
繊維そのものに熱処理で折り目を記憶させているため、傘を閉じた瞬間に生地が規則正しく定位置へと導かれます。
時短の実現: 折り目が生地に残っているので、従来の約半分の時間(個人差あり)で、誰でも迷いなくスムーズに収納できます。
晴雨兼用の高いスペック: 日傘として太陽光を遮断する「トリプルブロック構造」を備えつつ、激しい雨にも対応。生地の厚みはわずか0.13mmと日傘としては圧倒的に薄いため、折りたたんだ後もバッグの中で驚くほどスリムに収まります。
裏付けられた耐久性: 500回の開閉試験後もプリーツ保持率100%を維持。
パネルなどの異物を貼っていないため、軽量さはそのまま。晴れの日も雨の日も、閉じる動作に迷いが生じない設計です。
効率(タイパ)を求める時代の、新しいマナー
何度も繰り返される「開く・閉じる」の動作。そのたびに生じていた数秒のロスと、指先の迷い。
この傘は、風速30m/sに耐える強靭なフレームを採用しており、天候を問わず安心してお使いいただけます。私たちが提供したいのは、単なる道具としての傘ではなく、「使う人の時間を大切にする」という新しい価値です。
晴れの日も、雨の日も、バッグからの出し入れがスマートで合理的になる。そんな、現代のライフスタイルに寄り添う一本でありたいと願っています。
Makuakeにて、新しい傘の形を提案しています
この「軽さとたたみやすさ」を両立した晴雨兼用傘は、現在クラウドファンディングサイト「Makuake」にて詳細を公開しております。
「傘をバッグにしまう」という日常の何気ない動作が、少しだけ「速く、楽に」なる。そんな変化をぜひ詳細ページでご確認いただければ幸いです。
編集後記
遮光や強度といったスペック競争の先にある、使い手の「時間」に寄り添う傘を作りたかったのです。もしよろしければ、プロジェクトページをご覧いただき、私たちの挑戦を応援していただけると嬉しいです。
