見出し画像

双極症の私がうつ明けに思うこと

はじめましての方ははじめまして。こんにちは。森国司(モリクニツカサ)です。
双極症当事者です。躁うつの波と上手く付き合い生きていこうと前向きに試行錯誤しています。同じような悩みや苦しみを抱える方の励みになればと思い活動しています。

この記事では、双極症当事者として、うつ明けだからこそ感じることについてテーマにしたいと思います。
この記事を書いているタイミングがちょうどうつ明けなので、体験や感覚、そして記憶がフレッシュな間に記録を残しておこうというモチベーションで書いています。


うつ明けの気持ち

うつが明けたのか確信はない

人との会話、自覚症状や、生活リズム、主治医との相談など、さまざまな側面から「きっと今回のうつの波はもう終わったな」と判断します。症状はなかなか目に見えないものなので断定は難しいですが、過去の経験ベースで自分が今どうなのか判断するしかありません。なので、確信が持てるわけではありません。

この確信が持てるわけではない状態というのは結構曲者で、朝起きた時や夜になって一日の疲れが溜まっているときに不安になります。

「またうつの波来ないよね…?」と。

またうつになるのが怖い

うつが明けたと思っているときに一番怖いのが、またうつの沼に飲み込まれることです。つい最近まで辛い状態で、その記憶が鮮明なため、またうつになるんではないかという恐怖は結構なものです。

双極症I型の抑うつ症状を伴う期間の合計が(中略)約3割なのに対して、双極症II型では(中略)約5割を占めるといった報告もあります。

ちょっとのコツでうまくいく! 躁うつの波と付き合いながら働く方法

3割ないしは5割、うつ状態だと思うと長いですね。もうちょっと控えめでいてくれればいいのにと思います。

躁の波が来るのが怖い

双極症は躁とうつの気分の波を繰り返すので、うつが明けたのであれば、また(軽)躁が来るかもしれません。

気分エピソードを繰り返す回数、周期は個人差が大きいが、10年で平均4回との報告がある。

こころの健康がみえる

専門書によると上記ぐらいの頻度とのこと。2.5年に1回とするとかなりの頻度だと感じます。そんなにしょっちゅう来られても困ります。

平常時を活かそうと焦る

上述の通り、うつの期間がかなりの割合を占める上に、(軽)躁状態の期間もあることを考えると、どちらでもない平常時はかなり少ないということになります。

少ないが故に焦ってしまいます。焦ったところでどうにもならないとはいえ、焦る気持ちを簡単に消すことはできません。

うつの間に世間から置いて行かれたと感じる

組織に属していたり、そうではなくても特定の業界の中で、日々何かが動き、進捗し変化していきます。
実際がどうなのかはさておいても、うつの間に何もできなかったことを悔やむ余り置いて行かれてしまったのではないかと感じてしまいます。

次なるうつの波に向けて

いずれまたうつはやってくるだろうと最初から割り切る

またうつの波がやってきたときに無防備なままでいるよりも、事前に「また来るかもしれない」と予期している方が、実際にうつの波が来たときにメンタルへのダメージが少なくて済みます。
そんなに簡単に割り切れるものではないですが、自分に何度も言い聞かせます。ネガティブなこととして予期するよりも、フラットに「また来るかもな」と思えるのが理想的ではあると考えます。

うつのときにできることを増やす

平常時にうつの時でもできることを増やしておくことができると、精神的にも多少余裕が生まれるのではないでしょうか。その際には、以下の三点に気を配ります。

  1. できるだけ「やりたい」と思うことにし、モチベーションの力でうつの時でも作業できるようにする

  2. できるだけ自分にとって簡単と思えるぐらいにスキルを上げておき、うつの時の脳スペックでも作業できるようにする

  3. 普段からAIに頼る習慣をつけて、うつの時の作業負担が減るような内容にしておく

うつのときに頼れる人を増やす

いざ本格的なうつになってしまったら、人に頼ることすら難しくなってしまいます。
うつ気味かもしれないなという時に頼れる人がいるだけでも大きく変わります。家族や友人、職場の人など、人によって頼れる先の候補は変わるとは思いますが、いざとなった時の支援者がいてくれるだけで随分と波を乗り切りやすくなります。

おわりに

うつ後だから考えることについての記事でした。いかがでしたでしょうか。
多少なりとも、気付きがあれば嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!