新調したiPadの初期不良に出くわす | 日記
先日、私は数年ぶりにiPadを新調した。
これまで5、6世代前の機種を長い間愛用していたが、ここ最近になっていよいよバッテリーの消耗が激しくなってきた。それと同時に、新しいバージョンのものに対応していないためか、各自使用しているアプリのアップデートに徐々に対応できなくなっていたのである。
そろそろ、新しいものに取り替える頃合いかもしれない。そう思いながらも、他に体験してみたい機能について、以前より興味を持っている要素がいくつかある。
この時世間では、今年一大イベントとも云えるタイムセールが間近に控えていた。にも関わらず私は、そんなお得に買える機会を棒に振り、財布事情に負担をかけてでも買い替えることを決意した。
そして注文から翌々日、新しいiPadが届いた。これまで愛用してきた機種では、決して得ることのなかった未知なる体験を前に、胸を躍らせながら開封の儀(?)を執り行う。
その後で、今まで愛用していたものからデータを移行するなり設定を加えるなりして、新たな機種を自分色に染め上げていく。
数日後、仕事から帰宅すると、何の目的も持たずにiPadの画面を立ち上げようとした。だが画面は真っ暗のまま、その上部に浮かんでくる日付や時刻すら表示されない。
一旦はバッテリー切れかと思われたが、そこまで酷使するほどの使い方はおこなっていない。それに、届いたばかりの新品がちょっとやそっとで電池を消耗してしまうはずがない。
念の為、付属のケーブルとアダプタを繋げ、一時間ほど充電を試みた。しかし画面は微動だにしないまま、何度かスクリーンをタッチしたりサイドボタンを押してもまったく反応しない。
そこからしばらく解決策を調べて、公式サイトに掲載されている方法を用いて対処を試みたものの、結局うんともすんとも言わなかった。
特に、床に落としてしまったり乱暴に扱ったりしてなどしていない。至って普通に、且つ大事に使い始めたつもりだ。それなのに、一体全体どうして全く映らない状態に陥ってしまったのか、皆目見当もつかなかった。
折角、心機一転のつもりで購入したiPadが、ただの薄くて平べったい石版と化してしまった。もはや、何かのレリーフかオブジェとして壁に飾りつけても、不思議と違和感も感じられないくらいに。
…などと、ひとりつまらない大喜利大会を開催している場合もなく、私はすぐさま購入先へ不具合の旨、修理依頼に取りつけた。
後日、現地のスタッフに症状を一通り説明した後で、今回不具合を起こしたiPadを診てもらった。診断機を用いてでも立ち直ることができなかったため、一旦は初期不良であることの確認を取ることができた。
原因はその場で特定することはできなかったが、保証期間の範囲であることから、即座に新しいものと交換していただいた。おそらくだが、今回不具合が生じてしまった実物は、ある種「ハズレ」のものだったのかもしれない。
(またハズレにあたってしまったか…)
その時、私は咄嗟にデジャヴを感じてしまった。何故なら先月も、約一年ほど愛用していたPC用のモニターが突然故障してしまうという、未曾有の出来事に遭遇してしまっていたからだ。
ある程度、不良品の対処に関する耐性はついていたとはいえ、わずか短期間でほぼ同じシチュエーションに遭う羽目になるとは夢にも思わなかった。
この調子でいくならば、また近いうちに初期不良のものに出くわてしまうかもしれない。「二度ある事は三度ある」という諺があり、そしてある意味で私は凶運を持っている節があるため、そこに目の当たりにするはそう遠くはないはずだ。
ただ一旦は、交換していただいたiPadに、不具合が出ないことを祈るばかりである。その願掛けなるものとして、一先ず周りのものについても一大イベントを利用して、新しいもので固めることにしたのだった。
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