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【書評】書く習慣(いしかわゆき)

【書評】書く習慣
(いしかわゆき)

「書きつづけた」ことで、世界が、自分が、人生が変わったんです。

―本書内から引用―


・出版社  : クロスメディア・パブリッシング
・ジャンル : ビジネス・書く習慣を身につける
・発売   : 2021年9月1日



本書は、ライターとして活躍されている、いしかわゆきさんが書いた「とにかく書き続ける!」ための本だ。

書き続けるための珠玉のテクニックと心構えがまとめられている。

この本が伝えている事は究極2つだ。

「とにかく、ナニカ書こう!」
「書くことは良い事だよ!」


著者のいしかわゆきさんは、自らのブログがきっかけでライターの仕事に就職した実績を持つ。
著者は早稲田大学の文学部卒の秀才だが、本書に難しいことは何一つ書かれていない。

読んだ人が即・実行できる内容ばかりである。

何でもいいから、すぐ、書くことが世界を変えていく。

書いた文章はあなたの分身だ
眠っているあいだも、世界に影響を与え続けていく


☆「うわぁ~」と思ったら「うわぁ~」と書いてしまえ。

―本文から引用―

「うわぁ~」
 
「うわぁ~」と書いてしまえばいいのだ。
思ったことを、そのまま軽く書けばいいよ!というアドバイスである。
現代文のテストではなく、個人のブログや文章はノリで書いていい。
文法や漢字、正しい語彙にこだわる必要は全くナイのである。

つーか堅苦しい文章なんで読んでられないっしょ?マジだる~☆

(うわぁ~・・)
 
↑ここまで適当に書く必要もないが、書きたい人は書けばいい。
文章に不正解はないのだ。
 
私自身も、正しい語彙や漢字にこだわりすぎていた節がある。
それでは「書く習慣」を身につけるには至らない。
浮かんだ言葉をそのまま書けば、それが唯一無二の武器になる。
 
思った言葉をそのまま書けば、それがあなたらしい文章
 

☆「書く」ことはあなたのモヤモヤに一緒に寄り添ってくれます。

―本文から引用― 


心が限界ギリギリまで追い詰められた時期は、文章にして吐き出すことでいつも救われていた。

 
どこにも自分の気持ちを吐き出せないというのは相当ツライ。
 
特に私のような極端に友だちの少ない人間は、なかなか悩みをぶちまける機会がない。

「読書」と「文章を書くこと」にいつも救われてきた。


著者のいしかわゆきさんはきっと友だちが多く魅力的な人なのだろう、そのような人でさえ「書くこと」で心のモヤモヤを昇華してきたと本書で述べている。
 
考えて考えて、悩みに悩み脳がパンクしそうな時は、是非とも文章を書こう。
 
もちろん、形式は自由だしどんな事を書いてもいい。
 
あなたの心のままに吐き出した文章が、すべてあなたの味方になってくれる。

書いた文章は100パーセントあなたの味方になる

☆本音だからこそ、「面白い!」という反応が得られるのです。

―本文から引用― 

誰かにみせる文章は、どうしてもかしこまった綺麗な文章を書いてしまう。
 
それ自体は悪くない。
人としてごく自然だ。
 
だが、建前で着飾った文章を読んでも、読者は面白いとは思わない。
うわっつらの言葉には何の魅力もないからだ。
 
ある作家の文章はドン引きするほど本音だらけである。
読んでびっくりしたのと同時に、今までの価値観が揺さぶられスッキリしたことを強烈に覚えている。

本書も、ホンネだらけの文章で書かれた稀有な本だ。


著者のホンネまみれで、着飾ったカッコイイ文章はどこにも見当たらない。
 
だからこそ、著者のいしかわゆきさんの文章はストレートに心に響く。
 
難しく書こうと思えばいくらでも難しく書けるのに、あえてそうしない。
 
その着飾らない人間性がとてもセクシーだ。
 
著者の素直な性格が本書の文章に反映されている。
 
メチャクチャ誠実な人なんだろうな!ということがビンビン伝わる。
 
僕自身に当てはめると、ホンネの文章を書くのは苦手だ。
 
あえてここには書かないが、明確な理由がある。
 
本書を読んで、ホンネの文章はカッコいいなと素直に思った。
 
ホンネの文章を書ける人は、強くて誠実な人だ。
 
知的レベルは関係ない。
 
ホンネをつづれるようになった時が、僕が人間としてレベルアップした時なのだろう。

裸ストレートの文章こそ最強


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