映画[LUCY]に学ぶ。現代人の脳は…
2014年に公開された、リュック・ベッソン監督作
スカーレット・ヨハンソン主演の映画[LUCY]

(C)2014 Universal Pictures
全体の10%しか機能していないと言われている人間の脳。
この映画では、平凡な女性だったLucyの脳のリミッターがどんどん外されていきます。
脳の機能が上がっていくにつれ、見える世界がどんどん進化していく様子を見ることができます。
ただその世界の面白さを知ることができるだけでなく、私にとって、とても学びになる映画でした。
多くの生物は、脳の機能を3〜5%しか使っていないそうですが、人間は進化の過程で10%も使えるようになった種族だそうです。
ただ1種、人間よりも脳の機能を使っている種がいました。
それは[イルカ]
イルカはなんと20%も脳を使っているそうです。
エコーロケーションという、周囲の状況を把握するために自ら超音波を発して、跳ね返ってきた音を聞くことで、物体との距離や方向、大きさなどを把握する機能を持っているのは、ご存知の方も多いと思います。
この機能は、進化の過程で自然に獲得されたものだそうです。
盲目の方が、このエコーロケーション(ヒューマン・エコーロケーション)を使って生活されているのを、昔テレビで観たことがありますが、自らが持ち合わせている機能を最大限に活用して、様々な機能を活性化させたり、開花させることが可能ということなんですよね。
映画の中で、人類は道具に依存する種族だから、10%しか脳機能を活用できていないのだと言っていました。
そこで、「現代人はどうなんだろう?」という疑問が湧いてきました。
進化の過程で脳の機能を上げてきた人類ですが…
現代は便利になりすぎて、PCやインターネットを使えば、一瞬で知りたいことがわかるし、AIを駆使すれば、文章を作ることさえも、自分の脳を使わずにできます。
[食うか食われるか]の危険と隣り合わせだった昔の人々は、もっと感覚的な能力(五感+第六感)を使って生きていました。
危険を察知する能力が無いと、生き延びることができなかったからです。
五感は、動物が外界の情報や生命を脅かす危険をキャッチする重要なセンサーの役割をしており、五感を通して得た情報は瞬時に脳へ送られ、[戦うか逃げるか反応]の指令が、即座に下されるようになっています。
このように五感と脳は密接な関係にあって、脳が疲れていると五感が鈍くなったり、逆に五感が鈍ることで脳の疲れを引き起こしたりと、五感は脳の疲れにも影響しています。これが最近増えていると言われている[脳疲労]の状態ですね。
気功師の観点から見ても、五感を使うことが極端に退化してしまっている方や、気(エネルギー)を感じる感覚が「長らく冬眠中」という方々にたくさんお会いしてきました。
それは、外側の刺激による恐怖、悲しみ、怒りなどの感情から、心を守るために必要なプロセスだったかもしれません。様々なケースが考えられますが、[五感を磨く]という行為が薄れると、感覚が弱くなり、脳の知覚機能や神経回路の反応も弱くなります。
このようなことも含め、10%機能していれば良い方なのかも…
Lucyのように、脳の機能を上げていかれる方もいれば、逆に使っていなければ退化するのは当たり前な気もしたりして、すごく考えさせられました。
(こちらの研究が面白かったので、ご興味のある方はぜひ)
そして私は、映画 [LUCY]で描かれている、[脳の機能が20%以上の世界]は、知覚が拡大された世界だと感じました。
スピリチュアル的な視点を知り、感覚がわかるからそう感じるのかもしれませんが、感覚を鍛え、磨き続け、私たちが[肉体を超えた存在である]ということが体感的にわかると、この映画の世界がより深く理解できるのではないかと思います。
2026年には[LUCY2]も公開されるとのことで、今からめちゃくちゃ楽しみです。
この作品をご覧になった方の感想もぜひ聞いてみたいので、よかったらコメント欄にて教えていただけると嬉しいです!
