見出し画像

人にわかってもらえる答えより、自分がほっとする答えを選ぶ話

こんばんは、月乃 澄(つきの すみ)です。
今日も一日、本当にお疲れ様でした。
夜の静かな時間に、少しだけ心を緩めて読んでもらえたらうれしいです。

人に理解してもらえる答えを選んだほうが、
その場がうまくおさまることってありますよね。
「どうしてそうしたの?」
「なんでそれを選んだの?」
そう聞かれたときに、すぐ言葉にできる答え。
それはきっと間違いじゃないし、周りを不安に
させない「ちゃんとした選択」に見えるはずです。
「それなら安心だね」「そのほうがいいと思う」
そんな風に納得してもらえると、自分が選んだ道が正しかったような気もしてきます。
けれど——
その安心感のあとに、なぜか胸のあたりだけが
少し重たくなる夜はありませんか?
上手く説明できないけれど、どこか自分だけが
置き去りにされたような寂しさ。
そんな感覚を覚えたことがある人は、きっと少なくない気がします。
─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎

「ふつう」というやわらかな鎧

人に納得される答えを選んでしまうのは、それが正しいと思っているからだけではないはずです。
余計な言い訳をしなくてすむし、その場を一番
おだやかに収められるから。
私たちはときどき、「ふつう」というやわらかな
覆いを身にまとって、何でもないような顔をしてしまいます。
そのほうが周りも安心するし、波風も立ちにくい。
けれどそのぶん、自分の本当の気持ちは静かに
置き去りになっていきます。

⚪︎本当は少し休みたいのに、まだ頑張れる顔をしてしまう
⚪︎本当は気が進まないのに、相手を困らせない方を選んでしまう
⚪︎本当は違う道へ進みたいのに「今さら変えるのもな…」と諦めてしまう

大人になるほど、こうした選択は増えていくものですよね。
自分だけの気持ちで動けない場面が増えるぶん、「人から見て自然か」「ちゃんとして見えるか」を
優先して考えてしまうからです。
けれど、それだってあなたの「やさしさ」です。
周りを大切に思ってきたからこそ、身につけてきた配慮なのだと思います。
だから、これまでの自分を責める必要はまったくありません。
ただ……そのやさしさの中で、自分ばかりが息をひそめるようになっていたなら。
ほんの少しだけ、立ち止まってみてもいいのかもしれません。
─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎

ほっとする答えは、いつも立派とは限らない

自分が本当にほっとする答えって、必ずしも立派な形をしているわけではありません。
明確な理由を言えないこともあるし、周りから
見たら遠回りに見えることもある。
「もっと頑張れたんじゃないか」と、自分で自分を責めたくなることだってあります。
でも、その答えを選んだあとに、少しだけ呼吸がしやすくなるなら。
肩の力がすっと抜けて、「今夜はちゃんと眠れそうだな」と思えるなら。
それは間違いなく、あなたが大切にしていい答えです。
「正しいかどうか」より先に、「自分が静かでいられるかどうか」。
そこを見失わないことは、わがままではありません。自分を置いていかないために、とても大切なことです。
─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎

心の声は、正論より少し遅れて届く

自分の本当の気持ちって、いつも大きな声で主張してくれるわけではありません。
「嫌だ!」とはっきり言えないこともあるし、
「もう無理…」と倒れ込むほどでもない日もある。
ただ、なんとなく苦しい。
なんとなく落ち着かない。
自分の輪郭が、ぼやけていくような感覚。
その小さな違和感は、すぐに答えにはならないかもしれません。
けれど一番大切なのは、その気持ちをすぐに打ち消さないことです。
「気のせい」にしないこと。
「もっと大変な人がいるから」と飲み込まないこと。
「これくらい平気」と自分を急かさないこと。
本当の気持ちはいつだって、正論より少し遅れて、静かに追いついてくるものです。
─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎─︎

小さな「選びなおし」から始めよう

急に生き方を大きく変えなくても大丈夫です。
急に強くなる必要も、きれいに言い返す必要も
ありません。
⚪︎今日は返事を急がないでおく
⚪︎ 5分だけ一人になる時間をつくる
⚪︎気乗りしない日は無理に会わない
⚪︎ 立派な理由がなくても、しっかり休む
そんな小さな「選びなおし」を重ねるだけで、
心は少しずつ自分の元へ戻ってきます。
人にわかってもらえない日があっても、
それでいいんです。
全部を説明できなくてもいい。納得してもらえなくてもいい。不器用に見えたってかまいません。
あなたの心がちゃんと息をつけるなら、その答えはあなたにとって絶対に正解です。
人に見せるための正しさより、自分がほっとできる答えを選ぶこと。
それは弱さではなく、これから先の自分を守るための、静かでしなやかな強さなのだと思います。
今夜、もし「人に納得される答え」と「自分がほっとする答え」の間で迷っているなら。
すぐにきれいな結論を出さなくて大丈夫です。
「どっちを選んだら、夜の呼吸が楽になるかな?」と、自分の心に優しく問いかけてみてくださいね。
無難なほうではなく、自分の心がやわらぐほうへ。
そうやって選んだ答えは、派手ではなくても、
必ずあなたを優しく守ってくれるはずです。
今夜も、あなたが穏やかな眠りにつけますように🌙
月乃 澄でした。

いいなと思ったら応援しよう!