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【恩師へ】風の便りに、ありがとうをのせて

── 恩師に、届かないかもしれない“ありがとう”をのせて。

先生はもう、
私のことなんて覚えていないかもしれない。

でも、
あの頃くれたまなざしは、
ずっと私の中に残っています。

風の便りに聞いた
校長先生になったって

それだけで
うれしくなった

お祝いの言葉を届けたくて
手紙を書こうとして
ペンが止まる

あの頃
たくさんのまなざしをくれた先生
でも
わたしは
何万人もの生徒の
ひとり

覚えていないかもしれない
届かないかもしれない
「誰?」って思われたら
悲しいかもしれない

だから
手紙を出すのを
やめた

そのかわりに
心の中で
そっとつぶやいた

ありがとう
あの時の教室に向かって
あの頃のわたしと一緒に


この詩は、私自身の体験から生まれたものです。
でもきっと、誰の心の中にも
“出さなかった手紙”があるんじゃないかと思っています。

あの頃の教室、忘れられない先生、
伝えられなかった気持ち――

そんな記憶に、そっと触れられる詩になっていたら嬉しいです。

あなたにも、「出さなかった手紙」はありますか?


つなぐ|HIROMI 🌸
平和の種を蒔く人


#現代詩 #先生ありがとう #note詩人部 #記憶の中の教室 #わたしの物語

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