見出し画像

今、子育てを頑張っているあなたへ〜「迷惑をかけてはいけない」の、その先へ〜

こんな気持ち、ありませんか?
・外出先で「ごめんなさい」が口ぐせになっている
・子どもの声や動きが「迷惑になっていないか」不安になる
・子どもとの外出で気疲れしてしまう
・もっと子どもらしくのびのびさせてあげたいのに、できていない

そんなあなたの心が、ふっと軽くなるきっかけになりますように。

🌸はじめに

子どもが乳幼児のころは、外に出るたびに、私は息を詰めるような気持ちになっていました。
エレベーターでタイミングを待つ時も、電車で泣き声が漏れそうな時も、
「すみません」「ごめんなさい」を、心の中で何度もつぶやいていた。

まわりに迷惑をかけないように。
嫌な思いをさせないように。
とにかく、それだけを考えていた気がします。

自分の感情も、子どもの気持ちも、どこかに置き去りにして、
“周囲の目”を最優先にしていたあの頃。
正直、外に出るたびにすごく疲れていました。

🌸赤ちゃんとの外出は、いつも“緊張”だった


赤ちゃんが泣く。
ぐずる。
ぐいっと身を乗り出す。
おむつ替えのタイミングが合わず、予定通りに動けない。

それだけのことなのに、
周りに迷惑をかけてしまったかもしれないと思うと、胸がざわついて落ち着かなくなる。

ベビーカーで通路をふさいでないか。
レストランで子どもが声をあげたとき、誰かが不快に思っていないか。
毎回そんなことばかり気にして、
心のどこかに“申し訳なさ”が、ずっと住みついていました。

🌸いま、すれ違う親子連れを見て思うこと


時が経って、子どもが少し大きくなった今。
私も、ようやく少し余裕が持てるようになってきました。

そんなある日、外出先で小さなお子さん連れの親子を見かけました。
まだヨチヨチ歩きで、何かを見に行こうとしている男の子。
ママは笑いながら、「危ないよ〜」と追いかけています。

私はその光景を見て、自然と微笑んでいる自分に気がつきました。

「がんばってるなあ」
「かわいいなあ」
「いま、この一瞬が、すごく大事なんだよね」って。

あの頃の私も、きっと誰かにこうやって見守られていたのかもしれない。
でも、気づく余裕がなかったんです。

🌸きっかけをくれた、あるnote記事


そんな気づきのきっかけになったのが、
Saka.先生の記事でした。

📝迷惑をかけてはいけない?


この記事には、こんな一節がありました。

インドでは、「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」という考え方をするそうです。

この言葉に、ハッとさせられました。

誰だって、完璧には生きられない。
生きている限り、誰かに迷惑をかけてしまうことはある。
でも、それは「悪いこと」なんじゃなくて、「人間らしいこと」なのかもしれない。

🌸気にしすぎていたあの頃のわたしへ


振り返ると私は、
「迷惑をかけてはいけない」と思い込みすぎて、
子どもの言動に対して、必要以上に制限をかけていました。

「それ、やめて」
「走っちゃダメ」
「触らない」
「汚さない」
「アリさんの声で喋って」

数えきれないくらい、子どもの自由を奪う言葉を口にしてきました。
もちろん、命に関わることや他人を傷つけることは、注意が必要です。
でも、それ以外の小さな「やりたい」や「楽しい」まで、
私はすべて「迷惑かも」という理由で止めてしまっていたんです。

その時は、“良かれと思って”でした。
でも、いま思えば、
もっと伸び伸びと失敗させてあげてもよかったのかもしれない。
泥んこになっても、服が汚れても、
少しの間ならマナーを守りながら、見守りながら、「やってみたい」って気持ちを叶えてあげればよかったのかもしれない。

🌸夫との対話の中で生まれた気づき


夫とも時々、子育てのことを話します。
その中でよく出てくるのが、

「子どもって、失敗しながら覚えていくよね」という話題。

転んでみて痛さを知り、
失敗して悔しさを知り、
怒られて正しさを知る。

そうやって心が育っていくのに、
まわりに迷惑をかけないように、って気にしすぎることで、
その経験の芽を摘んでいたような気がします。

だから最近は、多少のことなら見守るようにしています。
あえて「やらせてみる」。
あえて「止めない」。

子どもが転んだとき、
「どうすれば転ばないか、一緒に考えようか」って言えたら、素敵です。

🌸人の背景は、見えないからこそ想像したい


子どもが走り回ってる。
親がスマホばかりを見ていて、周囲がザワついている。

そんな場面を見て、
「親がちゃんと見ていない」
「なぜ注意しないの?」
と思ってしまうことも、正直あります。

でも、そこで一歩立ち止まって想像したいんです。

もしかしたら、昨日も今日も寝ていなくて、
いまやっとコーヒーを飲む5分がとれたのかもしれない。
もしかしたら、あの子の言動は、いつもより落ち着いている“がんばった証”かもしれない。

「なんで?」と責める前に、
「何があったんだろう?」と想像できる人でありたい。

その人の背景を、私たちは知らない。
知らないからこそ、想像する力と、やさしさを持ち合わせたいのです。

🌸「迷惑=悪」ではなく、「迷惑=関わり」のサインかも


Saka.先生の記事にも書かれていたように、
私たちは誰かに迷惑をかけながら生きています。

逆に言えば、
“迷惑をかける”って、「誰かと関わっている証拠」でもある。

迷惑をかけないように完璧に振る舞うのではなく、迷惑をかけたら「ありがとう」「ごめんね」と言える関係。
それが、本当に大事なことなんじゃないかなと感じます。

🌸あの頃の私に、そして今頑張っているあなたへ


赤ちゃんを連れて外出するとき、周囲の視線がこわかったあなたへ。
「迷惑をかけてごめんなさい」と泣きそうになったあなたへ。

それは、あなたが「まわりを思える人」だからこそ。
でも、同時にもっと「自分にもやさしく」してほしい。

迷惑をかけてはいけない。
──その思いは大切だけど、
絶対にかけてはいけない、ではなくていい。

ときには誰かに頼っていい。
ときには甘えていい。
そして、かけてしまった迷惑の分、誰かにやさしく返していけばいい。

あなたがその子と一緒に笑っていられる時間が、
何よりの宝物です。

🌸あのときの、忘れられない一言


じっとしていられない、行動的な息子と一緒に出かけていた、ある日のこと。

お店の中をぐるぐる歩き回る息子を追いかけて、
私は「すみません…」と近くにいた女性に声をかけました。

するとその方が、ふわっと笑って、
「元気で、子どもらしくていいじゃない」と。

その瞬間、涙が出そうになりました。

“許された”とか、“受け入れてもらえた”というよりも、
子どもらしさを「いいね」と言ってもらえたことが、嬉しくてたまらなかったのです。

あのときの優しさ。
あのさりげない一言が、どれだけ私を救ってくれたか。

だから今度は、私が誰かに渡したい。
同じように、子どもとがんばっている誰かに、
さりげない笑顔と、やさしいひとことを。

🌸さいごに

赤ちゃんは泣くのがお仕事。
子どもは元気に走り回って、世界を感じながら育っていく。

そんな当たり前の姿を、「迷惑」じゃなく「命の輝き」として見守れる社会でありたい。

わたしも、あの時もらったやさしい言葉を、次は誰かに渡していきたいと思うのです。

そしてこれからも、
外出先で出会った親子連れに、心の中でエールを送り続けたい。

“迷惑”という言葉の中に、
やさしさを混ぜて生きていけたら、
きっともっと、暮らしやすくなる気がしています。

“迷惑”という言葉の中に、
すこしだけ「やさしさ」を混ぜたら、
あなたには、どんな世界が見えそうですか?


つなぐ|HIROMI 🌸
平和の種を蒔く人


📖 わたしの書く世界を、もう少し覗いてみませんか?

エッセイ、サウンドストーリー、3行日記、やさしいことばたち――
あなたの心にそっと寄り添うものを、ジャンルごとにまとめています。

🍀【つなぐのサイトマップはこちら】

「いま、読みたい」がきっと見つかる、
やさしい地図のような場所です
🌈


#この経験に学べ #今こんな気分 #子育て #迷惑とは #子どもらしさ #お互いさまの気持ち #子育てと社会の目 #子育て日記 #育児のモヤモヤ #母のつぶやき #やさしいことば #言葉の贈りもの #子どもと一緒に育つ #泣いてもいいよ #平和のたね運動

いいなと思ったら応援しよう!

つなぐ|HIROMI🌸平和の種を蒔く人 「この言葉、広がってほしいな」 そんなふうに感じてもらえたなら、 チップというかたちで、想いをのせてみてください。 わたしも、あなたのあたたかさを誰かに繋げていきます🕊️