ずっと推し
もう最初に聴いてから40年近く経つけど未だに聞き飽きないバンド、
それはBOØWYです。
なんで未だに飽きずに聞き続けてるのか自分でも解りませんが(笑)
自分なりの分析を書いていきます。
1.ギターサウンド
ヒット曲と言われるモノや名アルバムと言われるモノを聞くとその時代時代のトレンドというものがあって、特に80年代はエフェクターの進化が凄かったのもあってか、コーラスやハーモナイザーなどの所謂空間系と呼ばれるエフェクターが広く浸透したのもあって、ギターの音色がシンセサイザー的になっていった時代なのですが、布袋氏のギターのエフェクターの掛け方が絶妙で、今聴いてもそんなに古く感じないんですよね。
同時代の他のミュージシャンの楽曲を聴くと「あ、80年代っぽい。」と思うモノが多いのですが、BOØWYは何故か古く感じないんです。
逆に氷室氏ソロ1st「FLOWERS for ALGERNON」や布袋氏ソロ1st「GUITARHYTHM」の方が80年代っぽさが際立つ音色なので、余計にそう感じるのかも知れませんが…
2.コンパクト
1曲が短い(笑)
長くても4分前後(12inc版BAD FEELIN'除く)、短い曲だと2分ちょいという短さ。
90年代~00年代のやたら長い曲を経て近年の曲の短さを見ると原点回帰感もありますが、兎に角スピーディーで、これがライブになると更に早くなる(笑)
3.メロディアス
「お化粧歌謡パンク」なんて酷いことも言われてましたが、ある意味正鵠を打つ例えかも知れません。
誤解を恐れずに言うと「歌謡曲のような曲をつくるヒムロックとテクノポップの要素を含んだグラムロックを作りたかった布袋」の奇跡的な融合だと思うんですよね。
布袋氏がBOØWY以外でやっていたAUTO-MODでもできなかった事で、ひとえに「ヒムロックの歌の上手さ」に引っ張られてるからこその楽曲が多いと感じます。
その一方で実験的なことをしてもヒムロックの歌メロが乗ることで「なんだかイメージ優先のロック歌謡」と感じさせるのが所謂マニアにウケの悪かった要因でもあるのかも知れませんが。
4.歌詞
歌詞の変遷を見るのもまた面白い。
1st「MORAL」の「兎角不満をぶつけている」という歌詞から2nd「INSTANT LOVE」の斜(はす)に構えたラブソングから3rd「BOØWY」での「よくわからんアーバンライフな恋愛模様」という変化が見て取れるのが面白い。
そうかと思えば「Dreamin`」や「WORKING MAN」のような「俺は跪かないぜ!」という熱い歌詞もあったりする一方、ラストアルバムとなった「PSYCHOPATH」では一気に内省的な歌詞になるという面白さがあります。
アルバム「BOØWY」での大変化は恐らく松井五郎氏の参加が大きく影響している気もします。
…この辺りは語りだすと長くなりそうなので、また機会があれば(笑)
5.ベースライン
松井恒松(現 常松)氏のベース、これが凄い!
ベースをダウンピッキングでひたすら弾くというのは、やったことがある人は解るかも知れませんが、とても常人には真似できない!(笑)
勿論それをするようになったのには理由があってご本人曰く「BOØWYのサウンドがそれを求めていたから」なんですが、同じ曲で別の方の弾くベースと聞き比べてみると一聴瞭然!
解りやすい例としてLAST GIGSとKING of ROCK SHOWのIMAGE DOWNを聴いてもらえるとわかると思いますが、なんかダルに感じるんですよね。
勿論松井氏がピック弾きで吉田健氏が指弾きという違いが大きいのですが、ここまで違うか!?とびっくりします。
6.まこっちゃんの崩れないドラム
基本的に走り気味で決してリズムマシンのごとく正確無比という訳ではないのですが、ビシっと決まったキレのいいドラムが高橋まこと氏の特徴ともいえると思います。
そしてそれが崩れないどころか終盤でも勢いを増していくというタフネスさ。
CASE OF BOØWYなんて途中で休憩挟んでいるとはいえ4時間ぶっ続けで叩くなんて尋常ではない上に「LONDON GAME」ではスティックを飛ばしてしまっても慌てずリズムを刻みながらスペアを取り出して演奏を続けてるという所まで考えると凄いとしか言いようがないです。
あとは人の好さ(笑)
コピーバンドだろうが何だろうが頼まれたら叩きに行っちゃうフットワークの軽さも特筆すべき点だと思います。近年の政治的発言はまぁ…
今迄も、これからも。
こんな感じで自分なりにBOØWYのどこに良さを感じているのか分析しましたが、どうのこうの理屈こねても「だってカッコいいんだもん!」の一言なんですよね(笑)
そんな訳で、ちょっと聴いてみようかな?と思っていただけると幸いです。
