「どんな山を目指して林業をするのか」ということ

 みなさんごきげんよう。5期生の高橋です。

 昨日(2/18)から私たちヤモリーズの作業道つくりの師匠である岡橋清隆さんが津和野にいらっしゃっていて,ヤモリーズへの研修をしてくださっています。
 本当は今日の記事はその研修について書こうと思ったのですが,どうにもそれ以外のことに気がとられてしまっているので,今回は別の内容の記事を書きます。

 さて,唐突ですが,私は最近「私はどんな山をつくりたくて林業をしてるのか」と考えることがたびたびあります。

 例えば,昨日,今日と岡橋さんの研修を受けながらも何度かそのことを思った時がありました。
 岡橋さんから教わる内容は間伐の仕方・頻度,作業道の敷設・維持管理の仕方・維持,路網の設定の仕方など非常にたくさんあります。それらは私たちヤモリーズが間違いなく学びたい内容で,とても勉強になります。
 ただ,お話を聞いているときも,私の心には「俺はこの教わっている技術等を通してどんな山にしたいんだろう」ということがどうしても引っかかってしまいます。

 岡橋さんには明確に「こういう山が良い」という基準があるように見受けられます。御自身の吉野の山を長年手入れされていた経験,そして全国の山々を見てこられた経験から,「理想の山」像のようなものをつくって行かれたのだと思います。
 岡橋さんはそうした「理想の山」に近づけるための様々な知識・方法・見識をお話してくださいます。
 ですが,その岡橋さんの「理想の山」と私の「理想の山」は同じなのか,と考えると,「分からない」というのが正直なところです。
 もっと正確に言うと,「私にはどんな山が良い山なのか分からない」ということになります。
 
 そもそも,私が林業を志したのは,一昨年長野で暮らしていた時,東京の電力会社(の下請け?)がソーラーパネルの設置のために次々と山林を伐採している光景に見て,そうした無暗な山林伐採を何とかできないかと思っていた時に,ある方から「林業とは山を保全する生業だ」と伺い,「山を守ることを生業にしたい」と思ったことがきっかけでした。そして,環境性と経済性を両立できるという「大橋式作業道」を学びたくてヤモリーズに応募したのでした。
 つまり,私は「安易な山林伐採,ダメ。絶対。」という思いはあっても,「じゃあ,どんな山にしたいのか,どんな山を残したいのか」という具体像がありませんでした。そして今もなお,明確な理想像はありません。
 そして「どんな山にしたいか」という理想像(ゴール)が無ければ,その理想像に近づくためにどういう手段や方法を身に付ければよいかも分からない,ということが最近分かってきました。

 そういえば,林業を志した一昨年から今まで,何人かの方に「いろんな山を見た方が良いですよ」と言われてきました。そう言ってくださった方々の意図はいろいろあるのでしょうが,私としては,自分の中で「『理想の山』像」を作るために,いろいろな地域のいろいろな山を見た方が良いのかもしれない,と思う今日この頃です。

 なんだか何を書いているのか分からなくなってきたので,筆をおきます。
 乱文失礼しました。

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